シャツの上から4番目のボタン

ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

とりあえず面接が決まった。

何と我が地元に昭和の御代から続いている建築材料や工業部品を作っている工場があって、そこの作業員に応募したところ「ご都合の良い面接の日を急ぎお電話ください」というメールが昨日届いたので、来週の金曜日に面接をすることに。決まってくれるといいんだけどなぁ…。

さて、この連載企画もこれが最終回…になるのかな?それでは行ってみようか。

【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」4th Live「TriCastleStory」さいたまスーパーアリーナ公演千秋楽「346 Castle/Future Castle」ライブビューイング観覧記・第5回

~ついに姿を現した第4の城!驚天動地の最終決戦…というか、狂乱至極の最終ステージ!(完結編のつもり)~

[前回までのあらすじ]
10月16日(日)に行われた「アイドルマスターシンデレラガールズ」4thLiveの千秋楽公演。昨年放送されたテレビアニメを振り返りつつ、昨年の3rdLiveでやり残したことをしっかりと拾いつつ、滞りなくライブは進行し、全く予期せぬサプライズゲストを迎えて更なる盛り上がりを見せ、心憎い演出を挟みつつ、中盤に差し掛かったところで、進行役として登場したプロデューサー役・武内駿輔くんから思わぬ発言が飛び出した。何と、「Starlight」「Brand New」「346」に続く第4の城があるというのだ!果たしてその第4の城「Future Castle」とは一体何なのか!?

…なんかのっけから少年漫画のようなノリになってしまったが、泣いても笑っても怒っても(いや、さすがにこの会場に怒っている人はいなかったか)、これがいよいよ最終ブロック。
冷静に考えてみれば、ここまで澱みなく進行していったことの方がむしろ意外だったのかもしれない。確かにサプライズはあった。長い休憩のような間もあった。しかし、まさか第4の城なる趣向をここへ持ってこようとはもはやだれも予想し得なかったに違いない。恐るべし、運営。恐るべし、ライブスタッフ!

…ということで、いよいよ最終ステージの幕開けである。心行くまで楽しんでしまおうではないか!

24:Yes!Party Time!(全員)
・発売されたばかりの「Playstation VR」用ソフト「アイドルマスターシンデレラガールズ ビューイングレヴォリューション*1」のテーマソングから。
 何だかちょっと前のモーニング娘。っぽい曲調ながら、今までのシンデレラ用の楽曲にはありそうでなかった感じの楽曲で、またしても音楽性の幅を広げてくるシンデレラ楽曲に改めて括目する。
 神戸公演でも披露されたこの曲、調子に乗って二日目の公演ではウェーブが起こったらしいが、さすがにワシのいたライブビューイング会場ではそんな強者はいなかった(ちょい泣)。

25:Super Love(のじょ)
・「みんなー、まだまだいけるかー!」
突然ののじょの叫びに会場が一瞬遅れて歓声で応える。城ヶ崎利嘉の新曲だ!
まぁとにかく速いテンポ、高いテンション!ライブの後半でこういう曲を持ってくるとは予想していなかったわい。しかし、まるで城ヶ崎莉嘉が乗り移ったかのようなのじょの元気なパフォーマンスはホントに凄まじかった。

26:NUDIE(るるきゃん)
・妹から姉へ。城ケ崎姉妹リレーのバトンを受けたのは城ヶ崎美嘉役のるるきゃん。
 試聴で聞いた限りでは物凄く大人っぽくなった美嘉、という印象が強く残ったが、今回のステージでその印象はさらに強まった。もうどこから見ても「大人への階段を上り始めたカリスマJKアイドル・城ヶ崎美嘉」がステージで歌っている…そうとしか思えなかった。歌上手くなったなぁ、るるきゃん。

27:おかしな国のおかし屋さん(つぼっち)
三村かな子の新曲。
ハンドマイクではなく、ヘッドセットをつけてステージに立つのは、身振り手振りを強調しやすいからなわけだが、昨年の西武ドームでの我那覇響役・沼倉愛美さんに続いてアイマス関係者では二人目、シンデレラ出演者では初となるヘッドセット使用者は何と誰も予想していなかったつぼっちであった。
 何故かは…まぁこういう動画があったので貼っておきます。

 


…こんなような歌です。まぁ、まるでミュージカルなんですよ。背景のスクリーンに実際メレンゲうさぎさんが出てくるし、両手が自由に使えるんでつぼっちはホントにお菓子作り始めちゃうし、挙句の果てにはホントにレモンタルト完成させちゃうし(実際は作ってあったのをテーブルの上に置いてあったようだったけど)、あまつさえやっと目覚めた王子様役は我が愛しのすみぺだし(大爆笑)。もー何なんだこれ、楽しすぎるじゃないか。

28:Sparkling Girl(るーりぃ)
・打って変わってまさにロックなアイドルが歌う楽曲というイメージにドンピシャ!な多田李衣菜の新曲。吹っ切れた感じのるーりぃのヴォーカルがホント冴えてる。
バックダンサーさんたちまでエアギターしたり、本当にノリノリであった。歌詞もメロディも物凄く青春!って感じでいいんだよなぁ。

29:ニャンと!スペクタクル(なつ姉)
・サビ前に物凄い早口言葉のような歌詞が出てくることから、「果たしてなつ姉はライブでこの曲をやれるのか?」と数多くのプロデューサーが心配した、前川みくの新曲。
 剰え、後ろのスクリーンにはものすごい勢いで右から左へ早口言葉の歌詞が流れてゆく…試練だ、何という試練なのだ!しかし、なつ姉やり切った!へとへとになりながらもどうにかこうにかやりきった!さすがプロ!さすが一門の頼れる姉さんだ!思わずプロデューサー諸氏も大拍手!

30:Step(飯屋)
・ハイテンションでコミカルな全曲とはまた一転して、今度は明るく朗らかで軽快な本田未央の新曲。ここまでずっと新曲が続くなぁ、と思ったあなた、そう、どうやらあなたもワシもにらんだ通りのようで、「Future Castle」とは、新曲発表の場でもあったということになる。
スキップするような曲の感じとは裏腹に「歩くような感じで」というイメージでこの曲を練習していた飯屋、バックダンサーさんと歩幅が合わずに苦労を掛けたことをこの後のMCでも言っていたが、ステージではホントに未央になりきって楽しそうな感じを振りまいていた。
以前「普段バカ言ってるわりにいざとなると可愛いんだもん、ズルいよな、飯屋」というニコニコ動画でのコメントを見たことがあったが、この投稿者さんの気持ち、ものすごくよく分かった。いざとなったら真面目に芸談するしなぁ。

31:Anemone Star(ふーりん)
・「Never Say Never」で確立した渋谷凛のイメージをさらに推し進めた新曲…と言おうか。
 カバー曲「蒼穹」など、どちらかと言えば渋谷凛の楽曲はどれもふーりんの独特の重さと硬質感を併せ持った声に支えられている部分が強い傾向がある。その後、テレビアニメや「スターライトステージ」などで楽曲が増え、今までにない凛の歌い方を広げてゆく中で、これぞ渋谷凛!という楽曲からはかなり遠ざかったようなここ二年ほどの期間に、この曲が発表されたことはかなり大きい。
 シンデレラ楽曲はこれからも増大してゆく。それは間違いないけれど、ただ膨大に数だけが増えてゆくのではなく、芯となる部分がより強化されて骨太な中心線を形作り、その上に新しい部分が加わってゆく…そういう形で世界が広がってゆくのだな、とこの曲を聞きながらそう思った。

32:はにかみDays(はっしー)
・そして新曲ゾーンともいうべきコーナーの最後を飾るのは、島村卯月の新曲であるこの曲。
神戸公演ではふーりん・飯屋のまさかのサプライズ登場に思わず目を潤ませたはっしーであったが、今回のステージは笑顔、笑顔、また笑顔!自他共に認める「はなまる満点スマイリング」という状態をフルコーラスまるまる維持した圧巻のステージさばきであった。
 何だろう、とりわけ美人でも可愛いわけでもないのに、何だかほっとする安心感…彼女には年配のファンが多いという話をよく聞くが、何となく分かるような気がする。

さて、この後のMCでは、各人このステージにかける思いがひしひしと伝わってきた。
のじょの「このままじゃ歌えない!と思って、特訓してきましたよ」から始まる地獄の猛特訓アピールの連鎖に会場中が暖かい笑いと拍手で応える…あぁ、この感じが一門…じゃなかった、シンデレラキャスト陣なんだなぁ…のじょはライブ前にいつも行っている筋力トレーニングに加えて近所のプールで泳いで体力をつけ、なつ姉はひたすら最寄駅から自宅まで早口言葉の練習をし(爆笑)、るーりぃはのじょのクロールに対抗して平泳ぎで鍛え、ふーりんは凛の心理的な成長を追うべく部屋にこもりっきりでテレビアニメ版のブルーレイディスクを見続け(それは特訓じゃない気もするが…イメージトレーニングなんだろうな、きっと)…と、それぞれ思い思いの手法ではあるが、このステージに賭ける思いの深さを、笑いに包んでさりげなく話すあたり、キャストとしても成長したなぁ、と思わせてくれた。

33:EVERMORE(全員)
・この場合の「全員」とは、サプライズで登場した早見さん、東山さんも含めた全員、ということである。
総勢19名+サプライズ2名=21名。そしてそのメンバーでお届けするのは、シンデレラガールズ5周年記念曲であるこの曲である。
昨日の公演で初披露されたばかりだが、さすがにコールも揃ってきているところは、プロデューサー諸氏の連弩の高さと順応性の高さの顕れであろう。
で、昨日はよく見られなかったのだが、この曲、3人一組でダンスする部分がかなりあるようで、昨日はサプライズゲストの二人が余ってしまったようだが、今日は丁度3で割れる人数である。よって、昨日に比べると三位一体のフォーメーションも随分洗練されてきた感じがした。歌詞も物凄く充実していてよい出来栄えである。さすが森由里子先生、シンデレラをよく分かっていらっしゃる。そして作曲は田中秀和さんと滝沢俊輔さん。テレビアニメの音楽や挿入歌を数多く作ってきた俊才である。 
 …と、ここまで来てワシのコンサートライトがつきが悪くなってきた。どうやら乾電池が限界らしい。

…これにて公演は終了…しないんだなぁこれが(モルツのCM風に←古っ)。たちまち起こるアンコールの声。ワシも乾電池を探しつつアンコールしていた。
 そして現れるちひろさんのシルエット…情報告知の時間である。今回は、
 ・「ビューイングレヴォリューション」に新規アイドル「双葉杏」、新規楽曲「アタシポンコツアンドロイド」追加
 ・「シンデレラガールズ劇場」アニメ化!
という新情報が告知された。

そしてアンコール1曲目が流れる!

 En1(34):GOIN!!(全員)
・会場には「馬車」と称するトロッコが繰り出す。広い会場ならではの趣向だ。
「馬車」の上から会場に詰めかけたプロデューサー諸氏に手を振りながら歌うシンデレラキャスト一同…そして第1シーズンの最終回を華やかに彩ったこの曲と来ては、もう感動せずにはいられない(ワシは乾電池を探していてそれどころではなかったが)。

 En2(35):夕映えプレゼント(全員)
・続いてここで持ってきたのはテレビアニメ第1シーズンのエンディング曲。バックの映像がまたいいんだが、ここで説明すると長くなるので…。
 やっと乾電池が見つかり、どうにか装填したころには、「馬車」はステージ脇に停まり、一人また一人とステージへキャストの皆さんが向かってゆくのが見えた。

この後はそれぞれご挨拶。今回も印象的な言葉がちらほら…
 東山奈央さん「またお会いできるかもしれない…いえ、きっと会えるってことは私には…(川島瑞樹の声で)わかるわ」
 福原綾香さん「やはり私にとって、トライアドプリムスは特別で、ニュージェネレーションズは最高で…(両側からにらまれる)あの、ね、特別と最高はどんどん作っていくものなんだよ!」
 原紗友里さん「いつもとは違う準備をしつつ、新しいことにもチャレンジしてゆく…結構気持ちを高めていくのは簡単じゃなかったけど、あ、これって第1回目のライブの時に感覚が似ているなって思えて…また新しく始めていいんだ、これからずっと新しく始められるって、すごいことじゃない?」
 早見沙織さん「高垣楓というキャラクターに出会たことを、こんなに嬉しいと思ったことはありませんでした…本当にありがとうございます。そして、プロデューサーの皆さん、これからもシンデレラガールズを、楽しんでれら?なんて、ふふっ」

…そして最後はやはりこの曲で!
 En3(36):お願い!シンデレラ(全員)
・最後、振付とか立ち位置なんて全く気にせずに自由にステージを動き回って歌われるこの歌が本当にいい。理由はいろいろ考えられるけど、そんなことはどうでもいい。
最後まで色あせないシンデレラの輝きがこの曲には顕れている気がする。敢えて言うなら、そんな感じだろうか。

 …かくて、9月・10月の最大のイベント、シンデレラガールズ4thLiveは無事に終了した。「アイマス最高!(ぱぱんぱぱんぱん)」も今回は物凄く実感を持てた(ガソダム氏もそう言っていた)。
 これからしばらくライブイベントはないわけだが、そうなると一気に現実の話に引き戻される。就職しないと…やはり収入ゼロは厳しい。
 来年のライブにまた行けるよう、英気と財力を養っておかなければ。固く決意しつつ、今回の記事はこれで終了する。ご精読、お疲れ様でした。

*1:シンデレラガールズのライブステージを見ているような疑似体験ができるソフトなんだそうですよ。英語表記は「Viewing Revolution」…略して「VR」…ってことでよろしく!

断言します。日本シリーズは土曜日で終わります。

4勝2敗で日本ハムでもう決まりなんじゃないだろうかと。それくらい、札幌に行ってからのカープの負け方は内容がなさすぎる。

第4戦は満塁まで粘った?そこで一点も返せないのならそれまでということです。

況してや勝利の方程式も今日の試合で完璧に崩れ去っているわけだし、もはや勝てる要素は全くないに等しい。

やってみなければわからないということを考慮に入れたとしても、99%日本ハムの勝ちでしょう。

…ということで、のっけからテンションが低いというのはあれなので、気分を変える。

【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」4th Live「TriCastleStory」さいたまスーパーアリーナ公演千秋楽「346Castle」ライブビューイング観覧記・第4回

~サプライズ、そしてまた新たなサプライズにワシら振り回されっぱなしになる~

思い出した。まりえってぃの「もーまたみんなばかにしてー」は確かここだった。
Asterisk With なつななの初めての合わせ練習の時に真面目な顔で「今日が私たちの初セッションだね」などと言ってしまい、「セッションてwww」とみんなから大爆笑されてしまったという話をなつ姉が暴露し、会場中大笑いになり、そこで「もーまたみんなばかにしてー(ちょっと甲高い声で)」というまりえってぃお馴染みの泣き言が飛び出すという流れだったか。まぁ何だかんだ言って滅多に顔を合わせないのに仲の良いユニットではある。
木村夏樹役のやすきちこと安野希世乃さんは、神戸公演の時も初日にサプライズゲストとして出演し、彼女が加わっているユニット「炎陣」の「純情Midnight伝説」ともう一つ木村夏樹自身の持ち歌を披露していた。それが…。

13:Rockin' Emotion(やすきち)
・もうすっかりおなじみになったこの曲。声だけ聴いているとクールなシェリル・クロウのような(シェリル・クロウ自身はもう少しハスキーな声だが)感覚。
3rdLiveの時とは違い、今回は随分ナチュラルな感じのメイクで、極端にボーイッシュ寄りではない感じが強調されていたのも良し。

14:oωover!!‐Heartbeat Version‐(なつ姉、るーりぃ)
・さて、「Rockin' Emotion」が終わってしばらくステージにたたずむやすきち。
「さて、次は…へへっ、とびきり熱いやつらのために…」
とすっかり木村夏樹になり切ってMCを挟むと、少し照れ笑いを浮かべて、左利きの構えでエアギターを弾き始める。と、そこに聞き覚えのあるコードの響きが…あれ?この曲って…もしや…!
「♪いまはーしりーだすーゆーめときーせきがーひかってー♪」
「うおおおおおおお!」←プロデューサー諸氏の声
そして曲の途中、ステージ両側から入ってくるなつ姉とるーりぃ…アニメ第19話の再現だ!何という心憎い演出!役目を終えて軽く客席に向けて手を振ると、やすきちさん退場。
そしてここから曲は本番となる。この歌詞のバージョンはフルで聞いたのはえーっと…2,3回くらいかな?くらい心もとなかったのだが、オリジナルの曲の良さがあるからこその会場全体のノリの良さもあって結構楽しめた。
なおこの曲は、なつ姉とるーりぃが劇中の前川みく多田李衣菜よろしく作詞にトライした作品でもあるのだが、作詞の名義が「前川みく(CV:高森奈津美)、多田李衣菜(CV:青木瑠璃子)」であったため、印税ではなく買い取りになったらしく、売れた分しか臨時収入が入ってこなかったとのこと。ま、この会場の熱気を見ればそんなことは些細なことになってしまうが。あ、タイトルは「オーバー」と読みます。

15:Trancing Pulse(ふーりん・まつえり・まいまい)
・ついに!ついに…2ndLive以来名ユニット「トライアドプリムス」が揃った!これだけでも感激なのに、この曲を歌うのも久しぶりながら圧倒的な歌唱力を見せるまいまいに続いてのソロパートでまさに熱唱!と称するべき熱い歌声を聞かせるまつえりの存在感たるや!会場からも大きな歓声が起こっていた。ステージを彩るレーザー光線もきらびやかで素敵だった。本当に、本当に素晴らしかった。もう何も思い残すことはない…はずだった。

16:こいかぜ(サプライズゲスト:早見沙織さん(高垣楓役・通称:はやみん))
・あれ?ふいに民族音楽風のイントロが聞こえてきた。聞き覚えはあるしワシもカラオケで歌ったことがある高垣楓の曲「こいかぜ」である。
え?ということは、ここに早見さん来てるの?え?まさか、彼女忙しいんだし来るわけ…あぁっ!!
…こんなパターンは前にもあった。そうだな?
…としか表現しようのないくらいなことが、目の前(というかスクリーンの中)で起こっていた。いや、ホントなんだってば。
緑のドレスに身を包み、曲の持つ壮大なスケールを十二分に表現しているはやみんは、どこからどう見ても楓さんそのものであった。もうワシは祈るような手つきでコンサートライトを捧げ持ち、低く呟くように歌詞を噛みしめながら一緒に口ずさんでいた。いやぁ、何て素敵なメロディなんだろう…。
そして曲のエンディング近く、手を左右に振るはやみん、そしてそれに合わせてコンサートライトを横に振り始めるプロデューサーの皆様方…同じだ…1stLiveで見た光景と…!

17:Nocturne(はやみん+サプライズゲスト:東山奈央さん(川島瑞樹役・通称:なお坊))
・「私も来ちゃったわよ!」
え?あまり突然なことにまたしても状況がよく分からなくなるワシらプロデューサー一同。舞台奥のポップアップから飛び出してきたのは、青いステージ衣装に身を包んだ東山奈央さん。あれ?なぜ彼女がここに…あ!サプライズ…って、え?
そして間髪入れずハードなバンドサウンドのイントロが流れ出す…昨年の3rdLiveでははやみんに代わって飯田友子さん(速水奏役・通称:王子)が楓さんパートを短く切り詰めたスティック状のスタンドマイク片手に熱唱していたが、改めてオリジナルで聞くとまたこの二人の声の相性が物凄い!さらに二人とも人気声優で、スケジュールを抑えるのが大変なんだろうに、どちらからともなく合わせる視線に込められた信頼の深さ!
歌い終わったなお坊曰く「打ち合わせで決めたところ以上に目を合わせちゃった」とか。
ここでプロデューサー役の武内くん再び登場。しばしインタビュータイムとなる。
往々にしてアイドルマスターというコンテンツは、アイドルという殆どが10代の少女のキャラクターの声を当てるという関係上、キャストさんの方がキャラクターより年が上になる場合が多いのだが、この「シンデレラガールズ」が稼働し、人気のあるキャラクターに声がつくようになってから、様々なアイドルにこれまた様々な声優さんが声を当てるようになった。その結果として、例えば島村卯月役のはっしーこと大橋彩香さんはキャストが決まった段階では設定年齢17歳の卯月と同い年だったし、今回サプライズゲストとして登場した早見沙織さんは、高垣楓役の話が来た時はぎりぎり10代だったということを今回のインタビューで話していた。ようやっと楓さんの年齢である25歳に追いついたけれど、まだまだ彼女の背中すら見えていないですね…としみじみ語るはやみんであった。
ここで唐突にインタビューが挟まれたのにはちょっとした理由があるのだが、それは次の曲でステージに現れたキャストさんの姿を見れば分かるものであった。

18:この空の下(あやっぺ・すみぺ・まれいたそ)
・劇中、迷いながらも「プロジェクト・クローネ」への参加を決めるアナスタシアと、その背中を押すように自分の一人だけど頑張る、と決意を語る美波、そして他のプロジェクトのメンバーが動揺する中、「彼女自身が決めたことなら…」というようなことを例の難解な中二病語で話す蘭子…それぞれの想いを乗せた歌詞がサビの部分で集束する構成が実に素晴らしいバラード曲。
 そして、この曲を歌うべく城のバルコニー部分に立つ3人の衣装は…最終話のステージ衣装だ!いつの間に…って、さっきのインタビュータイムはこの衣装替えの時間だったか…と妙に納得させられた。
 この曲もようやっとオリジナルメンバーで披露されることとなった。思うに、今回の「346 Castle」って、3rdLiveでやり残したことをうまく拾っているような気がしてならないなぁ…と、鈍いワシもこの辺からやっと気づいてくる。

19:心もよう(はっしー・ふーりん・飯屋を除くキャスト全員)
・バルコニーでの「この空の下」が終ると、下のステージに集まってくるキャスト陣。そして流れるピアノのイントロ…「心もよう」である(井上陽水とは関係ない)。
よく見ると「New Generations」の3人…はっしー・ふーりん・飯屋…がいない。本来の歌い手以外のキャストが全員で心を一つにしてこの曲を歌うというあまりない趣向にちょっとびっくり。

20:流れ星キセキ(はっしー・ふーりん・飯屋)
・「やられた!」と思わずワシは膝を打った。さっきの「心もよう」はこの曲への布石だったのか!
訪れた静寂を一瞬にして打ち破り、ニュージェネレーションズが躍動する!昨年の3rdLiveでボロ泣きしながらふーりんが言った、
 「はっしーと、はらちゃん(ふーりんは飯屋をこう呼ぶ)と歌っている時は、私たち無敵だなって…」
という言葉を思い出し、じんときた。

21:M@GIC(シンデレラ・プロジェクト全員)
・従って、やすきち、るるきゃん、まりえってぃ、まつえり、まいまいを除く14名がステージにいるということになるのだが…最後の最後でとんでもないものをワシらは見ることになる。
 歌い終わってシンデレラプロジェクトの面々が舞台の中央に集まる。舞台袖から歌っていなかった面々も駆けつける。そしてみんなで集合写真の撮影よろしく、「はい、チーズ!」カシャッ!というシャッター音とともに画面に映ったのは、ステージと全く同じ位置にキャストさんの演じるキャラクターが配置された一枚絵!ライブビューイングだとスクリーン一杯に映し出されるので物凄く効果的な演出だった(本会場だと後ろのメインスクリーンに映っているようだったが)。

22:夢色ハーモニー(キャスト全員)
・そして静かにピアノのイントロ…アニメ第2シーズンのエンディング曲「夢色ハーモニー」だ!
劇中ではなかなかイントロから入るケースが少なく、最初のうちはライブでもプロデューサー諸氏が「?」となることが多かったこの曲もだいぶ定着しつつあるなぁ。

そして、会場が暗転し、キャストさんが一人、また一人とステージから去って、画面(本会場ではメインスクリーン)には突然「GOIN'!!」のイントロが流れ出す…いや、「GOIN'!!」のカラオケだ。
そのサウンドに乗せて、アニメの名場面集が次々とスクリーンに映し出される…うわぁ、思い出してしまうじゃないか、感激してしまうじゃないか…反則だよこれはぁ(何故か大泉洋っぽくなるワシ)。
 そして、再びステージに立った武内くんから物凄い発言が…。
 「Starlight Castle、Brand New Castle、そして346 Castle…私たちは皆さま方に、3つのお城で繰り広げられるアイドルたちの物語をお見せしてまいりました…しかし、この物語には続きがあります!今こそ、第4のお城の門を開くときが来ました!4つ目のお城、『Future Castle』、開門です!」

 え~、聞いてないよぉ~

ということで、次回からは、ちょこっとタイトルが変わりますので何卒ご了承くださいませませ(謎)。

2勝2敗、か…

それにしても、昨日、今日とカープはランナーが出てからが無策に過ぎる。辞任した西武の田辺監督じゃあるまいし。
せっかく代走に赤松を出しても、二死からじゃ走らせようがないじゃないか。なぜもっと早いアウトカウントで仕掛けないんだと。
…まぁ、愚痴っても仕方ないか。何度もランナーを出しながら岡田君は粘り強いピッチングをしてくれたことだし、今日は負けたけれども決して失ったものばかりじゃないということを心にとどめて明日こそ頑張れ、広島東洋カープ

…そして、何の関係もなくこの記事になるということになるわけだが(謎)。

【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」4th Live「TriCastleStory」さいたまスーパーアリーナ公演千秋楽「346Castle」ライブビューイング観覧記・第3回

~やはりここでもあったサプライズ!しかしそれ以上に安定感漂うステージングにプロデューサーさんたちも思わずニッコリ(?)~

そうなのである。神戸公演では初日に木村夏樹役の安野希世乃さん、千秋楽には何と!本田未央役の原紗友里さんと渋谷凛役の福原綾香さん、昨日のSSA初日にはなな何と‼輿水幸子役の竹達彩奈さん&市原仁奈役の久野美咲さんが登場し、会場およびライブビューイング会場に詰めかけたプロデューサー諸氏を驚愕せしめた今ライブ「TriCastleStory」。まさか千秋楽だけ何もないなんてことはあり得ない、いや、もっとすさまじいレベルのサプライズゲストが来るはずだ…そんなことを考えながらライブを楽しむどころじゃなくなっているプロデューサーも何人かいたのではなかろうか?ワシとガソダム氏は、「原田ひとみさん*1M・A・Oさん*2辺りが来たら面白そうなんだけどね」と予想はしていたのだが、さて…?

8:私色ギフト(れいちゃま・のじょ・もよちー+るるきゃん)
・「凸レーション+城ヶ崎美嘉」名義で発表され、テレビアニメ版の第17話を鮮やかに締めくくった一曲。
歌っている4人も表情は楽しげだけれど、歌詞をよく噛みしめて歌っているなぁ、と感心させられた。おそらくプロデューサー一人ひとりも、この17話で精神的成長を遂げた各人の姿を思い浮かべて聞き入っていたことだろう。いつもならおこるコールもこの曲では控えめなものとなっていた。

9:Heart Voice(ゆきんこさん・つぼっち・そらそら+まりえってぃ)
・「Candy Island+輿水幸子」名義で発表され、前作「Happy×2 Days」から一転、硬質なエレクトリック・ピアノの響きが清冽な印象を残すイントロに導かれたデジタルな曲としてプロデューサー諸氏の度肝を抜いた曲。
昨日サプライズゲストとして登場した竹達さん再び?と期待したプロデューサーも少なからずいただろうが見事にはずれ。その代わりに「シンデレラガールズ」を、いや、「アイマス」というコンテンツそのものをものすごく愛している声優の一人・まりえってぃが幸子パートを担当。声の相性がとてもぴったり!
この曲もどちらかというとコールは控えめだったように思う。この曲は先ほどの17話の次のエピソードに使われた曲なのだが、全体的に14話以降の所謂「第2シーズン」はトーンの暗い話が多かった分、意表を突いた曲想と登場人物の想いにより寄り添うような歌詞を持つ挿入歌が多かった気がする。そんなことも振り返れたのが、今回のステージは良かった。

10:Nebura Sky(すみぺ)
・第2シーズンにおける第20話からアニメ「シンデレラガールズ」はかなり怒涛の展開に突入する。
第2シーズンより登場した統括重役・美城常務(CV:田中敦子さん)の切り札というべきアイドルプロジェクトである「プロジェクト・クローネ」が始動、メインキャスト側から渋谷凛とアナスタシアが引き抜かれるというまさかまさかの展開にパニックを起こすプロデューサーさんたちが続出した。
 その「クローネ」に引き抜かれたアナスタシアの曲がこの曲。実際にすみぺにも多数の楽曲を提供している作詞・作曲家である「AJURIKA」さんの作詞・作曲による広がりとクールさを併せ持った、噛めば噛むほど味わいの出る一曲である。
曲も歌詞もさることながら、歌っているすみぺが本当にアナスタシアにしか見えないのがまた…(感激のあまり言葉を失う)。
バルコニーの上で歌った後、曲のエンディングで扉を開けて中に入りかけて一瞬振り返るすみぺの表情がまたもう…(完全に言葉にならずうろたえる)。

11:Wonder Goes On!(なつ姉・るーりぃ・まりえってぃ・やすきち)
・その怒涛の展開を見せる第20話の一話前、即ち第19話のエンディングで使用された曲。多田李衣菜前川みくによる全く正反対の個性がぶつかり合うユニット「Asterisk」に猫好きアイドル・みくの尊敬するうさ耳アイドル・安部菜々と李衣奈が夢中になる「ロックなアイドル」のお手本のようなアイドル・木村夏樹が加わった、名付けて「Asterisk With なつなな」というユニット名義で発表された*3
ただ普通に聞いていても結構ノリノリな楽曲だが、ステージで披露されるときのこの幸せな感じは何なんだ!間奏ではみんな揃ってエアギターしてるし。

12:できたてEvo!Revo!Generation(はっしー・ふーりん・飯屋)
Asterisk With なつなながステージからはけた直後、突如響き渡る「フライ!ド!チキーン!」の叫び声!
ポップアップと共にステージに登場したのは、はっしー・ふーりん・飯屋の三人。New Generationsだ!
最初聞いた時には「何だかけったいな曲だなぁ」という印象しかしなかったのだが*4、こうしてステージで歌われるとこんなに盛り上がる曲になるのか、と目を見張るものがある。
ラストもアニメの時よろしく三人で中央によって決めポーズをとるのがホント決まってる。

…と言ったところで、サプライズまで書きたかったのだが夜遅くなってしまったので今回はここまで。

*1:アイドルマスターシンデレラガールズ」では天然ボケな巨乳アイドル十時愛梨役を担当している声優さん。類まれなる歌唱力に加えて愛梨同様なかなか立派なものをお持ちである。本来は昨年の3rdLiveに出演する予定だったのだが、尾骶骨骨折という重傷を負ってしまい、残念ながら出演はかなわなかったという経緯がある(なお、代演を務めたのは星輝子役の松田颯水さん)。まだシンデレラガールズのライブには出演していないだけに登場が待たれる声優さんの一人である。

*2:今おそらく最もスケジュールが抑えにくい声優さんの一人に挙げられる人気声優さん。声優としては「M・A・O」、女優としては本名の「市道真央」名義で活動している。「海賊戦隊ゴーカイジャー」にもレギュラー出演していたことがあり、きりっとした美貌とすらっとした体型の持ち主でありながらその壊滅的ともいえる画才の無さは一部では非常に有名(苦笑)。「アイドルマスターシンデレラガールズ」では物静かな読書好きアイドル・鷺沢文香役を担当している。

*3:この曲のカップリングとしてはそれまでの慣例を破り「Cinderella M@ster」以外の形で発表された木村夏樹のソロ曲「Rockin' Emotion」が収録されている。

*4:因みに作詞を手掛けたのは、声優の三重野瞳さんである。

いやぁ、惜しかったなぁ>本日のカープ。

一度は追いついたもののサヨナラ負けとは…まぁ、こんなこともありますよ。逆に今までが上手く行き過ぎていたぐらいなんだから、気合の入れ直しってことで。

そして何の関係もないこの記事へ。

【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」4th Live「TriCastleStory」さいたまスーパーアリーナ公演千秋楽「346Castle」ライブビューイング観覧記・第2回

~意外に順当すぎる選曲で、「あれ?」という思いが強まったブロック~

MCに入ると「あぁ、やっぱり一門だなぁ」という妙な安心感に包まれるのは何故なんだろう。

あやっぺ「一日目の衣装がみんなプラスになってからの衣装だって聞いたから『あれ、美波水着だったらどうしよう』って思っちゃったよ」…いや、何と恐ろしいことを(謎)。

飯屋「まぁ毎年恒例のニュージェネレーションズ*1とトライアドプリムス*2の間で悩む時期がふーりんにも訪れまして」…誰が上手いことを言えと(これまた謎)。

などなど、他にもいろいろあったかもしれないが、何しろいろいろありすぎた、とっても楽しいライブだったので細かくは覚えていない(まりえってぃの「もーみんなまたばかにしてー」は確かこのブロックだったかな?)

3:Story(はっしー・ふーりん・飯屋・まつえり・まいまい)
・ニュージェネレーションズ+トライアドプリムスという豪華な顔合わせによるユニットが歌うこの曲はステージ初披露となる楽曲。元々はテレビアニメ版のBGMとして使われた曲に歌詞をつけて歌にしたもの(よくあるよね?こういうの)なのだが、まぁ歌詞とメロディの相性がばっちり、歌う5人の声も上手く調和した佳曲です。
ここからしばらくは、テレビアニメ版で披露された楽曲が続く。

4:Let's Go Happy!(れいちゃま・のじょ・もよちー)
・テレビアニメ第10話のエンディングで流れた諸星きらり城ヶ崎莉嘉赤城みりあによるユニット「凸レーション」の持ち歌。これぞPassion!という一曲。
ステージでも元気いっぱいに歌って踊る3人の姿はもはや定番。CDを聞くだけでコールも簡単に入れられるという、シンデレラガールズの楽曲の中では割ととっつきやすい部類の曲とも言えるだろう。

5:Happy×2 Days(ゆきんこさん・つぼっち・そらそら)
・テレビアニメ第9話のエンディング曲。正統派アイドルソングらしいキュートさと、それと意外なまでに合うだらだらした杏のラップが印象的な楽曲。
こちらは打って変わって城のバルコニー部分での歌唱となった。会場のみんなも「なんでやねん!」とツッコミを杏に対してかな子と智恵理がツッコむ部分に合わせてツッコんでいたのがなかなか見られない光景で面白かった。

6:Memories(あやっぺ・すみぺ+途中からまれいたそ)
・イントロが鳴った瞬間に聞こえる轟音のような歓声!それもそのはず、この曲をあやっぺが歌うことは多々あったけど、テレビアニメに準拠した…即ち新田美波とアナスタシアのデュオ・ユニット「LOVE LAICA」として歌われることは今回が初めてなのである!アナスタシア役のすみぺこと上坂すみれさんの姿をスクリーンに見つけた時に、矢も盾もたまらなくなってワシは思わず叫んでいた。

 「すみぺ、おかえりーっ!」

どうやらそう思っていたのはワシだけではなかったようなのだが、まぁそれはそれでいい。
そして、ラストコーラスのサビで更なる歓声!テレビアニメ第13話にて、高熱を発して倒れた美波に代わりアナスタシアと共にステージに立った神崎蘭子役の内田真礼さんがステージに現れたのである!テレビアニメでも見られなかった三人による「Memories」…物凄く貴重だ!

7:‐LEGNE‐仇なす剣、光の旋律(しらべ)‐(まれいたそ)
・そしてステージに残ったまれいたそに、聞き覚えのあるイントロがかぶる…テレビアニメ第8話のエンディングを飾り、多くの視聴者を神崎蘭子ファンにしてしまった(?)一曲(因みにえらい難しいタイトルですが、アルファベット部分は右から左へ読んでください。そうすると「エンゲル」と読めます)。
間奏のデレ台詞に狂喜するプロデューサー諸氏かなり多数。

この後のMCで、先ほどまでに歌を披露したキャストさんが感想を述べてゆくのだが、とりわけ今回初めて顔ぶれがそろった「LOVE LAICA」と1stLive以来の出演となるまれいたそは今回期するものがかなり多かったらしく、いつも以上に饒舌に語りつくしていたし、あやっぺの「やっと会えたね♪」というセリフに感激したすみぺが思わずあやっぺに抱き着いたり、「こんなに仲の良い二人に間に私が入って行っていいのかなぁって…何か申し訳ないみたいで…」とコメントしたまれいたそをすみぺが抱きしめたり…もう、のっけから感動させるなよ全くもう(涙)。

ただ、ここまではそんなに波乱はない。一体何が起こるのか…いや、きっと何かが起こるはずだ…と感じつつ、次回に続くのだ、くしくし(意味不明)。

*1:テレビアニメ版では珍しい原作ゲーム準拠のユニット。メンバーは島村卯月渋谷凛本田未央。因みにゲームでは「ニュージェネレーション」という表記になっている。

*2:渋谷凛神谷奈緒北条加蓮というクール属性アイドル3人で結成されたユニット。原作ではライブツアーカーニバルというイベント(いつの何というツアーだったか忘れてしまった…無念)にて初登場し、プロデューサーたちの間でもとりわけ人気のユニットとなった。その人気を受けて、シンデレラガールズの2ndLiveでは声を当てているふーりん・まつえり・まいまいの3人がステージに登場し、クール属性曲「オルゴールの小箱」を歌い大喝采を浴びたこともあった。

何もしないよりはまし…なのかな?

某求人サイトの個人情報を若干手直し。そういえば「フォークリフト運転技能資格者」を入れ忘れていたり、過去の職歴なども若干漏れがあったりとかなりいい加減なまま放っておいたという体たらく。ついでに2件ほど求人に応募(うち一件は地元企業だったのだが…そんな会社聞いたこともないような社名だった)。
まぁ、何もしないよりはましだと思いたい。

【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」4th Live「TriCastleStory」さいたまスーパーアリーナ公演千秋楽「346Castle」ライブビューイング観覧記・第1回

~せっかくチケットが取れたんだ、思い切り楽しんでくるぞ!という決意に満ちた一日~

2016(平成28)年10月16日(日)。この日は昨日に続き、さいたまスーパーアリーナ(以下「SSA」と略)にて「アイドルマスターシンデレラガールズ」の4thLiveが行われる。
まさかというところで本会場のチケット及びライブビューイングのチケットを取り損ね、言わば敗者復活という形でどうにかライブビューイングのチケットを獲得し、参加しているクイズサークル「えどきゅう」の定例会と同日ではあったのだが今回はそんな事情で欠席し、予てからの予定であった「アンサンブルさいたま*1」の練習を予定通り終え、その足で駅を挟んで練習が行われる「市民会館うらわ」と反対側に位置するパルコ浦和の6階にある「ユナイテッドシネマズ浦和」へ急ぐ。そう、ライブビューイングの会場まで昨日と同じである*2

今回は長年の畏友・ガソダム氏も地元さいたま市岩槻区で行われる「やまぶきまつり」なるイベントの手伝いに駆り出されており、ひょっとしたら間に合わないかもわからない旨は既に承っていたものの、いざ会場について開場時間を迎えてもその姿が見えないところを見ると小心者のワシは不安を覚えずにはいられなくなるらしく、それでなくとも昼食を軽めに済ませたばかりのワシは極度の空腹に襲われているという情けない有様。仕方なしに劇場名物のポップコーンでどうにか空腹を紛らわそう…としたら、このポップコーンの容量たるや!大盛りにもほどがあるだろうと呆れるばかり*3

開場前は大体昨日同様。前日BGMとして会場内に5流れていた「絶対特権主張しますっ!」に対するコールはこの日もかなり大きく響いていた。いや、おまいら落ち着け(苦笑)。
そしてここで、やっとガソダム氏到着、会場入り。今回は取ったチケットがバラで、列も前と後ろということで離ればなれの席だが、まぁ盛り上げることに全力を注ぐであろうことは変わらない。

毎度おなじみ「協賛企業読み上げの儀」を経て、昨日同様シルエットでアシスタントの千川ちひろさん(CV:佐藤利奈さん)が登場。諸注意を読み上げた後ステージにスポットが当たり、そこに映し出されたのは…何と、テレビアニメ版の「アイドルマスターシンデレラガールズ」でワシらの分身たるプロデューサー役を好演し、昨年度のアニメアワード声優部門男性の部で最優秀新人賞を獲得した期待の俊英・武内駿輔くんではないか!会場のボルテージが一気に上がる!ついでにユナイテッドシネマズ浦和スクリーン7のボルテージも一気に上がる!比較的おとなしいファンが多いと思われる埼玉でこうなんだから、会場によってはもっと盛り上がっていたのではなかろうか?
そして、落ち着きと若さを併せ持った渋い声で、ナレーションに入る武内くん…立派になったなぁ…と、番組開始から見守ってきたワシらにとっては感激に胸が熱くなる思いである。
 「それでは、皆さんお待たせしました!TriCastleStory、346Castle、開門の時間です!」
プロジェクションマッピングによって浮かび上がってゆく城の全景、次々に映し出されるステージのセット、薄暗いメインステージに一人、また一人と歩を進めてゆくキャストさんたちの人影…何と、今回もそれぞれのアイドルたちの個人衣装に身を包んでの登場だ!

1:Star!(キャスト全員)
・まずはテレビアニメの第1シーズンを彩ったオープニング曲から。今回のキャストは以下の通り。
 チームCute
 ・大橋彩香さん(島村卯月役・通称「はっしー」または「へごちん」)
 ・五十嵐裕美さん(双葉杏役・通称「ゆきんこさん」)
 ・大坪由佳さん(三村かな子役・通称「つぼっち」または「大坪社長」)
 ・大空直美さん(緒方智恵理役・通称「そらそら」)
 ・高森奈津美さん(前川みく役・通称「なつ姉」)
 ・三宅麻理恵さん(安部菜々役・通称「まりえってぃ」)

 チームCool
 ・福原綾香さん(渋谷凛役・通称「ふーりん」)
 ・洲崎綾さん(新田美波役・通称「あやっぺ」)
 ・上坂すみれさん(アナスタシア役・通称「すみぺ」)
 ・内田真礼さん(神崎蘭子役・通称「まれいたそ」または「まややん」)
 ・青木瑠璃子さん(多田李衣奈役・通称「るーりぃ」)
 ・松井恵理子さん(神谷奈緒役・通称「まつえり」または「カッター」)
 ・渕上舞さん(北条加蓮役・通称「まいまい」)

 チームPassion
 ・原紗友里さん(本田未央役・通称「飯屋」)
 ・松嵜麗さん(諸星きらり役・通称「れいちゃま」)
 ・山本希望さん(城ヶ崎莉嘉役・通称「のじょ」)
 ・黒沢ともよさん(赤城みりあ役・通称「もよちー」)
 ・佳村はるかさん(城ヶ崎美嘉役・通称「るるきゃん」)
 ・安野希世乃さん(木村夏樹役・通称「やすきち」)

…という毎度おなじみ「シンデレラ一門」中心メンバー勢ぞろい!である。その総勢19名の自己紹介を兼ねて…。

2:Shine!!(キャスト全員)
・テレビアニメ第2シーズンのオープニング曲。画面を見ながら昨日と全く違う面々であることに安心するとともに、こんなに大きな会場に詰めかけた観客を大いに魅了した昨日のキャストの皆さんたちの成長を改めて喜び、そして今回のメンバーがまた新しい奇跡を起こしてくれることを祈り…と、心の中のわくわく感が止まらなくなってゆくのを、ワシ、いや、あの日あのステージを見たほぼすべてのプロデューサー諸氏は感じてくれていたに違いない。

さて、まずはここまで。とにかく各コーナーごとの思い出があまりに濃密なので、うまくまとまり次第記事にしてゆきたい。

*1:さいたま市が行っている文化事業の一環で、市民若しくは市内に勤務している人たちで結成されているアマチュア合唱団。毎年12月に演奏会を行っており、今回はワシもその一員として参加するべく練習に勤しんでいるというわけである。

*2:昨年は二日目の公演を本会場である幕張メッセに一番近い会場である「シネプレックス幕張」で観覧したことは既に当ブログにて記載したが、今回もその方法でさいたま新都心の劇場で観ようかとも思ったのだが…さすがにそれはちょっとと考え直した次第である。

*3:結局、翌日の午前中に何とか全部平らげました…しばらくポップコーンは要らないです…。

久しぶりにお昼はカツ丼と行きたかったのだが…

一昨日上げたトンカツが一食分残っていたので、昼はカツ丼にでもするかと思って作ってみたまでは良かったのだが…。
やべぇ、中途半端に食べられる程度にしかなっていなかった…どんどんダメ人間化してゆくな、ワシ(嘆)。

【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」4th Live「TriCastleStory」さいたまスーパーアリーナ公演初日「Brand New Castle」ライブビューイング観覧記・第4回

~もうこうなりゃ矢でも鉄砲でも持ってきやがれ!と腹をくくったつもりの第3幕(完結編)~

MCの間も取分けて誰かが仕切っている様子は見受けられないが、何とはなしにキュートはまきのん、クールは王子、パッションはねこさんが仕切っているっぽい様子が伺えるようになってくる。

24:Absolute Nine(ことみん、るうちゃん、じゅりー、はら坊)
・あれ?あまりお目にかかれない面子だなぁ、などと呟くワシにツッコんだのはガソダム氏。
「何言ってるんだよ、オリジナルの面々じゃないか」
すみません、言われるまで気づきませんでした。昨年行われた第4回シンデレラガールズ総選挙の上位組でしたよ、彼女たちは。
わけても、はら坊はつい最近向井拓海を主役に据えたシンデレラガールズの外伝漫画「Wild Wind Girl」の初回限定特典としてついてくるCDにおいてソロヴァージョンのこの曲を熱唱しているせいか、気合のこもった歌声が圧倒的に響いていた。意外なのはじゅりーさん。おっとりタイプの相葉夕美もこんな真剣な表情になることがあるのか、と思わせるほど決然とした眼差しがぐっときた。ことみんもるぅちゃんも歌唱力は申し分ないので、安心して聴いていられる。
今回はキャラクター衣装もそれぞれのキャラクターに準じた仕様で、皆それぞれにステージ映えしていたけどこの曲では特にそれが顕著だったと思う。

25:Hotel Moonside(王子、しきくん、ちっす)
・昨年ツイッターでも話題となりしばらくホットワードの上位にもなったこの曲がさらにパワーアップしてSSAに降臨した!
まずステージ用の長めのイントロに乗せたダンサーさんたちの圧倒的なパフォーマンス。今回は背景の光をオン/オフすることでシルエットを際立たせたり闇の中でうごめくような感じを出したりと凝った照明と相まってかなりの迫力。そしてシルエットとして浮かび上がる速水奏、二宮飛鳥、松永涼…にしか見えない王子、しきくん、そしてちっす。
もうこれだけで完全に持ってかれてるところへ、王子のクールな声、しきくんのややハスキーなそれでいてよく通る声、ヴォーカル番長の異名をとるちっすの圧倒的な声…無機質なデジタルビートを従えた堂々たる声の行軍という趣だ。
今回、ななみんの「Radio Happy」でも曲のリズムに合わせたハンドクラップ(即ち手拍子)を入れる合の手が散見されたが、同じ井上拓さん作曲のこの曲でも結構入れてる人が会場内にいたなぁ…今後のトレンドになるかもわからん。まぁ、基本4つ打ちのキックに合わせた感じで入れれば問題ないんだけどね。
それにしても、こういったEDM?というジャンルはあまり好きではないはずなんだが、ここまでライブステージで完璧なパフォーマンスを披露されたら…食わず嫌いは良くないな、と思うことしきり。

26:In Fact(みーな姫)
・そして昨年同様雰囲気がガラッと変わってこの曲。あえて同じ曲順にしたのか…だとしたら、かなり今回の曲順、攻めてる気がするなぁ…。
 昨年は切羽詰まった感じが切なさを掻き立てていたみーな姫の歌声だったが、今回は一段と柔らかさが増して、頑ななだけではない、本当は素直になりたい等身大の気持ちを真っ直ぐに伝えようとしているように感じられた(タイトルや歌詞からもそれは感じられてしかるべきなんだけど)。歌い終わってみーな姫自身も「昨年から一年を経て、ありすも私もこの曲を通じて成長できた気がします」と振り返っていたことからも、ワシらが感じた気持ちは間違っちゃいなかったんだな、と思えた。普段パッションPであるガソダム氏が感慨深げに聞き入っていたからなぁ…。

27:あいくるしい(りっかさま、まきのん)
・このブロックでは初のバルコニーからの歌声。それにしても、この二人の声の相性の良さときたらないなぁ。
 昨年はまきのんが欠席だったため、代役に何と五十嵐裕美さんことゆきんこさんが立ってこの曲が披露されたのだが、今回は満を持してのオリジナルメンバーによる歌唱。サビ後の「♪トゥルトゥトゥ~」が心地よく響く。

28:生存本能ヴァルキュリア(じゅりー、ねこさん、みーな姫、ともとも、まゆぽよ、みつやすさん、ちっす、なっぴー、あしゃかさん)
・まったりしかけたステージに再び激しいリズムの嵐が吹く!オリジナルメンバー3人、神戸で歌ったメンバー4人、お初に歌う人2人という構成もさることながら、間奏部分の激しすぎる振付も完璧にこなしてゆくあたり、聞き慣れたこの曲で一気にヴォルテージが高まってきた。

この後歌った面々がステージに再集結、ラストへ向けて気合を入れるべく、はら坊が向井拓海になり切って気合注入に声を張り上げる。さぁいよいよ終盤だ!

29:Lunatic Show(ちょこたん、ともとも、まゆぽよ)
・さいたま公演に出演しない星輝子役の松田颯水に代わってこの曲を歌うキャストは、軍曹こと大和亜季役のともとも、りなぽよこと藤本里奈役のまゆぽよ。歌唱力とステージ度胸では今回のキャストでも一二を争うほどの存在感を示してくれているこの二人を選んだちょこたん、GJ!
…ということで、白坂小梅の歌う新曲は余すところなく今回のステージですべて披露されることとなりましたとさ。まぁこの辺は、今回唯一第1回のライブから出演しているちょこたんへのご褒美だったんだろうなぁ。

30:Tulip(Lipps-るるきゃん)
・オリジナルから一名欠けたユニット「Lipps」による「スターライトステージ」用の楽曲。
いないるるきゃんが演じるキャラクター城ヶ崎美嘉デレステからの抜粋映像としてセンターにいるので、神戸の時みたいに突然現れたりしないかなぁ…などと考えていたプロデューサーも数多くいたと思われるが残念ながらそれはなかった。

31:純情Midnight伝説(炎陣-やすきち)
・先ほど同様、オリジナルから一人いない状態のユニット「炎陣」による「スターライトステージ」用の楽曲。
こちらもその後の経過は見事に同じ。さすがに同じパターンを二つ続けるとはどうなんだろうなぁ…しかし、まさかこの構成が次の曲への布石になろうとは思わなかったのである…おそらく誰も。

32:ハイファイ☆デイズ(あしゃかさん、なっぴー+サプライズゲスト:久野美咲さん(市原仁奈役・通称「くのちゃん」))
・…あ、ありのまま、今起こったことを話すぜ!
 俺は確かにさいたまスーパーアリーナのステージで次に始まる曲が「ハイファイ☆デイズ」であると知ってコールをする準備をしていた…そしたら、なっぴーが「よーっしいっくよー、になちゃんおいでー!」って叫んだんだ…そしてステージに「はーい!になでごぜーますよー!」と聞き覚えのある声を響かせて市原仁奈が立っていた…。
 な、何を言っているかわからねーと思うかもしれないが、実際そんな感じだった…サプライズどころじゃねぇ、もっと恐ろしいものの片鱗を見たような気分だぜ…。

…突然ポルナレフになってしまって申し訳ない。もしもワシがポルナレフだったらそう言っていたかもしれないくらい、びっくりして訳が分からなくなっていた。おかげでイントロ直後の合の手をすっかり忘れてしまっていた。これは隠し玉過ぎるだろー主催者さん!

33:みんなのきもち(くのちゃん)
・だとしたら、これもやらないわけにいかない!というか、やるしかねーだろこうなったら!
みんなで大きな会場でお遊戯して何が悪いんだぁ!…ダメだ、テンションが高まりすぎて訳が分からなくなってしまっている…。
アイマスの楽曲って本当にひとくくりにできないところがすごいんだが、こういう「お遊戯ソング」というのは前代未聞だったかも。会場全体が「わーんわんわわーん」とか「ぱおーんぱおぱおぱおーん」とか、もう知らない人が見たら「何じゃこりゃ!?」としか言いようのない世界なんだが、いいだろ別に!こちとら楽しくてたまらないんだから!
 …いやぁ、物凄く人見知りするがゆえに、人気声優でありながら出演作品のイベントはおろかラジオのレギュラー番組にさえ出演するのが難しいと言われていたくのちゃんをよくぞ引っ張ってきてくれました主催者さん!ありがとう!

34:GOIN'!!(全員)
・そして先ほどステージを終えたばかりの久野ちゃんを全員でねぎらった後、それぞれ役になり切ってご挨拶。いよいよ締めくくりの曲だ。
それがこの曲。よく考えたらアニメでこの曲を歌ったことがあるキャラクターが一人もいないにもかかわらず、見事に締めくくりの曲として機能していることは物凄いことだと思わずにはいられない。

歌い終わってステージからはけてゆくキャストの面々…しかし、鳴りやまないアンコールの声と手拍子…しばらく後にスクリーンに映し出されるちひろさん…アンコールの前に告知事項があるという。

 1:ウェブサイトにてシンデレラガールズの新作マンガ「シンデレラガールズU149」が連載される(ワシはしばらくこれをしなくアニメと勘違いしていた)。
 2:「スターライトステージ」にて多田李衣菜木村夏樹というロック好きアイドル二人を軸にしたイベントが行われるらしい。
 3:総選挙CDのメインタイトル曲が「Take Me Take You」に決定したそうな。
 4:「CinderellaM@ster」第10弾046~048の制作が決定したらしい。(何だか中途半端なナンバリングには様々な憶測が飛び交っていた)

…といったところか。そしてキャストさんたちが再びステージにずらりと並ぶ。

35(En1):EVERMORE(全員)
・「いつでも」というような意味のあるタイトルを持つ、シンデレラガールズ5周年記念曲。ゆったりとした雄大なイントロからテンポアップしてアニメ版の主題歌「Star!」や「Shine!!」を彷彿とさせる流れるようなメロディの洪水に圧倒される、あぁシンデレラの楽曲だなぁ、と安心できる曲。エンディング曲という感じがものすごく強く感じられるので、そのうち「EVERMORE万能説」なんてのができてしまうかもしれない。

36(En2):お願い!シンデレラ(全員)
・そして、これをやらなきゃ終われない定番曲で締め。
 今回は徹頭徹尾キャラ衣装で最後まで乗り切ったせいか、誰がどのキャラかよく見分けられたのがワシのような物覚えの悪い中年にはありがたかった。
 そして、最後は今回最多出演のちょこたんによるややふわっとした感じの「これからもアイマスですよ、アイマス!」という挨拶でステージは締めくくられた。

終焉のスタッフからのアナウンスの後、自然発生的に起こる「アイマス最高!(ぱぱんぱぱんぱん)」というコールと手拍子…当然、ライブビューイング会場にもそのコールと手拍子は響いていた。

始まる前は一体どうなるものかと思っていたが、全く不安を感じさせないどころか、寧ろよくぞ乗り切って…ではない、よくぞやり遂げてくれた!と心の底からキャストの皆さん、スタッフの皆さんにお礼を申し上げたい、そんなステージであった。
それぞれがそれぞれの持ち味、長所、魅力を持ち寄り、足りない部分はみんなで補い合って…いや、足りないところがどこなのか、あまり感じる暇もなかったんだが…何だかこのメンバーによる第1回のライブを見たような気がした。そう、シンデレラガールズはこのSSAで再出発したのだ、と確信した。
そして、このワシの確信はこの翌日の「346Castle」でしっかりとした形で証明されることとなるのだが、それはまた次回以降で述べて参りたい。

…以上、最後は駆け足に近く、かなり訳の分からない内容及び文体になってしまったが、ここまでのご精読、お疲れ様でした。
次回からは10/16に行われた「346Castle」のライブビューイング観覧記をお送りいたします。こちらもお楽しみに!

後片付け忘れた…

おかげで午後まるまるかなりへこむことに。あぁ、早く就職したい…(泣)。

【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」4th Live「TriCastleStory」さいたまスーパーアリーナ公演初日「Brand New Castle」ライブビューイング観覧記・第3回

~狂乱!サプライズゲスト出現!と言っても妖怪でも怪獣でもなく…という疾風怒濤の第2幕~

暫しのMCを挟んでここからは、ただでさえ予想しづらかったこの「BrandNewCastle」を象徴するかのような選曲がワシらプロデューサー諸氏を直撃してくるのであった…。

16:きみにいっぱい☆(チームPassion)
・神戸公演でも披露されたパッション属性曲。サンバのリズムが心地よい。この曲もトロ…じゃなかった、馬車で会場を一周しながらの披露となった。

17:恋色エナジー(しのしー)
・最初見たときはホントにリアル中野有香だなぁと感心したしのしーこと下地紫野さんのソロ曲。熱いリズムと正統派アイドルソングと言うべき歌詞が絶妙にマッチしたなかなかの一曲。間奏では空手の型のような振付も交えたダンスがプロデューサー諸氏の歓声を受けていた。

18:花簪‐HANAKANZASHI‐(りっかさま、たねちゃん、まきのん)
小早川紗枝のソロ曲を本来の歌い手であるりっかさま、サポートをたねちゃんとまきのんが担当して披露。
今回のステージはメインステージからセンターステージに移動したり、メインステージでも城のバルコニー部分を使ったり、そうかと思うと馬車を動かしたりと広い会場をフルに使った演出が目立ったが、激しいダンスをそれほど要しない楽曲は押しなべてバルコニーで歌う形…というのは定着で良いのかしら?まぁ、あまり動き回れるスペースもなさそうだから仕方ないかもしれないが。

19:秘密のトワレ(ことみん)
・待望久しかった一ノ瀬志希のソロ曲は、一筋縄ではいかない楽曲で知られるササキモトコさん作詞作曲による妖しい理系女子の危険な恋を歌ったナンバー。
これが初ステージとは思えないほどの落ち着きっぷりを発揮することみん、恐るべし。最後の流し目が物凄く色気があってよかった。

20:咲いてjewel(チームCool)
・属性曲最後。こちらも馬車からの披露。
実は、CDは購入したもののあまりこの曲が入った「Jewelries」シリーズは通して聞けていないのだが、各属性曲は概ね良曲ばかり。とりわけワシはクールPなので、この曲は特に気に入っている。
無機質なようでいて雄弁に熱い感情を語りこむようなシンセサウンドと、クール属性曲なのに思い切り刹那の恋に身を焼くような熱い歌詞がたまらなく良いんですよ。

21:ミラクルテレパシー(えりぴょん、あじゅじゅ、ななみん)
・堀裕子のソロ曲を、本来の歌い手であるえりぴょん+あじゅじゅ、ななみんで。
堀裕子のステージ衣装である赤いジャケット、片桐早苗の青い婦人警官の制服、大槻唯のステージ衣装はオレンジ/イエロー系統の配色…赤・青・黄色ってそんなあなた、太陽戦隊サンバルカンじゃないんだから(古いわい)。
 いつもながらこの曲もステージの背景が凝っているのだが、今回は背景のスクリーンにスロットマシンが登場、左に7、真ん中に7そして右に…チェリー(一同ずっこける)。しかし!さすがはエスパーアイドル堀裕子、ムムムーンとサイキックパワーで右のスロットを動かし見事に7が三つ揃う!…というほとんどインチキじゃないかという演出でした。

 この歌が終ったあと、あれ?と思った。
 歌い終わったはずの3人がステージからはけないのである。そのまま三人でメインステージからセンターステージに向かって何やらサイキックパワーを送っているような…。
 「サイキック…召喚♪」と意味ありげに呟くえりぴょん。一体何なんだ…?

22:To My Darling…(サプライズゲスト:竹達彩奈さん(輿水幸子役・通称「あやち」))
・あれ?聞き覚えのあるイントロだな…と最初は思った。何回となく聞いた輿水幸子のソロ曲「To My Darling…」のイントロである。
でも、演じる竹達彩奈さんこと「あやち」は声優業界でも一二を争う人気声優さんの一人。滅多なことじゃシンデレラガールズのライブになんて来てくれるはずもないよなぁ…じゃぁこの曲は誰かほかの人が歌うんだろう…と思っていた…その時までは。
 センターステージのせり上がりから登場してきたのは…その、来るはずのないあやちだったんだよ!これが驚かずにいられるかってんだこんちきしょう!
 暫し茫然、ややあって驚きに似た歓声が上がった…それはライブビューイング会場でもそうだった。まさか!これは夢じゃないよな!?いや、でも確かに歌っているのは…。
 
 このステージ衣装は、幸子の衣装だ!

やはり他のキャストさん同様、「アイドルとして輝きだした」衣装…黒のゴシック調のミニスカドレスみたいなやつね…前髪のたらし方がホントに幸子なんである。
気が付いた時には、シンデレラガールズの曲の中でもとりわけ好きなこの曲をまだ信じられない表情のまま口ずさんでいた。いや、結構いい曲なんですよ。

そして、歌い終わったあやちを出迎えるようにキャストさん全員がステージに登場する。何故か真ん中が空いているのだが、どうやらそこはあやちのために空けてあったらしい。しかし、当のあやちは知らず知らずのうちにステージの端の方に移動していたため、そのことを指摘され「え!?」とびっくりしたような声を出したのだが、あぁ、この声がまたしても幸子なんだよなぁ…。
そして、幸子…じゃなかった、あやちセンターへ移動して、このブロックの締めに入る。

23:Near to You(全員)
・今年発売された「Jewelries」シリーズの共通曲。「スターライトステージ(略称・デレステ)」のイベントでもかなり聞いた曲。
ホントにアイドルソングとして普通に巷に流れていても違和感のない楽曲なんだが、こうしてそれぞれの衣装に身を包んだキャストの皆さんが歌うとやはり「シンデレラガールズの曲」という実感がひとしおである。

いやぁ、まさかまさかのサプライズに驚く間もなく、まだまだ公演は続く!…のだが、今回はここまで、以下次回。