シャツの上から4番目のボタン

ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

どうにかこうにか松の内(意味不明)。

とりあえずかつて「成人の日」と呼ばれていた1月15日、場合によっては「小正月」或は「女正月」という呼び方もある日までは正月だと思っているワシ。従って、今はまだ松の内なのである。

などという軽いジャブをかましておいて。

正月は例年になくまったりと過ごした。
新年会の翌日は弟夫婦が久しぶりに我が家を訪れた。手料理持参とはまたまた味な計らいで、ワシらも心づくしとばかりに用意した料理ともども余ってしまい、数日間ワシら家族はその消化に追われる羽目になろうとは。

しかしながら、母の体調の悪さ(からくる苛立ち)と父の慢性的な不機嫌のせいで、何だか家庭内の空気が妙に不穏に感じられるので、あまりまったりともしていられない。

まぁ最初にも書いた通りまだ松の内と勝手に思い込んでいるワシは、地元の総鎮守にしてここ数年は必ず参拝している久伊豆神社へお参りに行ってきて、どうにか正月気分の名残を味わってきた。三が日には夜店も大層出ているのだが、さすがに三が日を過ぎた今となっては参道はすっかり寂しい有様。境内に飼われている孔雀(80年前に皇族の方が連れてきたといういわくつきの孔雀の裔(すえ)らしい)も寒さに震えているような感じがした。

何だか来週から会社勤めが始まる気がしないのは何故なんだろう…。

新年あけましておめでとうございます。

早いもので今年も残すところあと363日となりました。皆さま、暮れのご準備はお済でしょうか(がすっ←殴る音)。

というのは冗談で、何となくではあるのだが、今年は平穏無事に正月を迎えることができた。

例年通り弟はアルペンの福袋を買いに元日の朝早くから出かけ、ワシらはワシらで金粉入りのお茶を飲みながらまったりと時を過ごし、午後には地元の神社へ初詣。
何となく混んでいそうな地元の氏神様である久伊豆神社を避けて、大戸第六天神社へ向かったはいいが、ここも岩槻では数少ない観光名所とあってかなりな人出。昨年買ったおみくじを納めて、何となしに二礼二拍手一礼してそそくさと神社を後にした。その後は家への帰り道の途中にある神明神社という小さな神社にお参りした後、市内を隈なく自転車で回った後で家の近所の秋葉様にお参りして、元日の初詣は終了した。

さて、今年は昨年クイズサークルえどきゅうを辞めたむろかつさんが肝煎で新たなクイズ&ゲームの会「岩Q槻(いわくつき)」を春から立ち上げることとなり、その先行企画として新年会が執り行われることとなった。
ワシは早めに家を出たはずだったのだが、何と赤羽駅湘南新宿ラインから乗り換えるのをすっかり忘れてしまい、気がついたら電車は山手線圏内に入ってしまっていた。やむを得ず池袋で降りて地下鉄丸ノ内線お茶の水まで出て、そこから中央線快速で神田まで…こりゃ遅刻だわいと思いきや、参加メンバーたち…会の発起人むろかつさん、久々登場となる組合。さんとムギタンさん、畏友ガンダム氏、えどきゅうメンバーのT本山さんにケーニヒさん、不倶戴天の敵(おいおい)三好誤服店…が南口改札の前でお待ちかねであった。どうにか間に合った…のかな?

とりあえずどこにも予約を入れていないので、駅から指呼の間にある「鍛冶屋文蔵」に入り、そこで一頻り様々な話に花が咲く。さだまさしの年越しカウントダウンライブの中継でむろかつさんとたまたま近くの席に座っていた組合。さんがテレビに映った話から、これまでの定例会の歩み、様々な思い出話…まさに「組合。むろかつのすべらない話」という体裁であった。

ここでちょっとしたアクシデント。何とワシのマフラーがない。皆さんにも探してもらったが、結局見つからなかった。

で、家に帰って部屋を見たら…ワシの椅子の上に置いてあったりした(がっくり)。どうやら、今日は気温が高めだったのでマフラーを首に巻かないで家を出てしまったのをすっかりわすれてしまっていたらしい。全くおっちょこちょいなことである。

ともあれ、まだ2017年(平成29年)は始まったばかり。というわけで、皆さま、今年もよろしくお願いいたします。

2016年を振り返ってみようと思うのだが

さて、何から手を付けたらよいのか…と思い淀む辺りは年末恒例の大掃除に似た風情が感じられる(謎)。

今年は5年5か月勤めた介護施設を馘同然に放り出され(たとしか思えない辞め方をして)、後半の半年間は只管無職の日々を過ごす羽目となった。とは言え、インターネットの求人サイトで見つけた埼玉県内にある某物流会社に入社することがどうやら内定して、最後にようやっと無事に年を越せそうな心持になったというやや動きのあった一年であった。
もはや愚痴は言うまい。況やワシをことごとく忌み嫌うようにしていた(ワシもこ奴が嫌いだったが)施設長のことなど忘れてしまおう。思い出したら「どうやってひどい目にあわすか」という算段で頭が占められてしまう。それはあまりに業腹である。

この半年間、すっかり寝坊気味になってしまったため、いざ勤め始めるにあたってちゃんと毎朝早く起きられるか今から心配は尽きないのが本音ではあるが、まぁ何とかなるであろう。

そして何といっても「アイドルマスターシンデレラガールズ」である。

ゲームは課金額を徐々に減らしてはいるものの、この一年どっぷりはまり込んだ。
リズムゲームアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」にもめちゃめちゃはまり込んでいる。どうにかフリック(指を滑らせる動き)ができるようになったので、二番目に難しい「Pro」レベルにも何曲か挑戦している。
そして4thLiveのライブビューイング!何回かに分けてレポート記事を書かせていただいたが、本当に素晴らしいライブだった。
今年は神戸ワールドホールとさいたまスーパーアリーナという2か所で行われたわけだが、そのどれもが素晴らしかった(神戸二日目はチケットが取れなかったので見られなかった)。
まず神戸では「スターライトステージ」での楽曲をメインに据えた「Starlight Castle」に狂喜し、さいたまスーパーアリーナでは、まず一日目で新規の声優さんたちをメインにした「Brand New Castle」で新たな顔ぶれたちの堂々たるステージングに括目し、二日目ではアニメをテーマにした昨年の3rdLiveを補完しつつ、まだまだこれからも挑戦し続ける姿勢を表した「346 Castle」及び「Future Castle」の構成にただただ圧倒された(と同時に、喋るといつもの「シンデレラ一門」になるあたりにほっとさせられた)。
個人的には歌っているすみぺこと上坂すみれ嬢を大きなスクリーンで見られたことが物凄く嬉しかった(結局そこかい)。

今年はサプライズゲストも多くてびっくりさせられた。神戸初日には彼女が来ればゲーム内でのユニット「炎陣(えんじん)」が揃うのになぁ…とプロデューサー諸氏をやきもきさせていたやすきちさんこと安野希世乃嬢がサプライズゲストとして登場して一気に会場のボルテージが上がったし、さいたま初日の竹達さんはホントにサプライズだった。あまりにびっくりしたせいか、もう一人のサプライズゲスト・市原仁奈役の久野美咲さんが出てきたときにはもう何が何だか分からなくなっていた。無論、やっと勢ぞろいしたゲーム中のユニット「トライアドプリムス」のステージの余韻冷めやらぬまま登場した早見沙織さん及び歌い終わって間髪入れずに登場した東山奈央さんもびっくりさせられたと同時に「忙しい中よくぞおいでくださった!」と思わずにはいられなかった。

世間に目を向けると、政治は自公連立政権が圧倒的&野党が弱すぎてお話にならない状況が一層強化され、もはや日本において政治は絶望しか生み出さないものであるのだなと痛感させられる。選挙で変わらないならいっそテロで変えてやったら…とは冗談では済まされそうにない話だが。
そして、カープの優勝も忘れ難い。残念ながら日本一にはなり損ねたが、シーズンを通じて選手たちは本当にたくましくなったなぁと感激した。そして、黒田投手、倉選手に廣瀬選手、本当にお疲れ様でした。

今年も残すところあと残りわずか。思うところは数々あれど、来年は今年より良い年になると…いいなぁ。

気がつけば12月初の更新

今週は何かと忙しく、午前中インターネット三昧、午後からはヤマト運輸にてバイト…とほぼ固定されたような一日をのんべんだらりんと過ごしがちになってしまっている。

12月4日。我が弟42回目の誕生日…でもあったのだが、この日は6月からずっと練習に勤しんできた、市民合唱団「さいたまアンサンブル」の定期演奏会。翌日がモーツァルトの命日ということもあって、半年間練習してきたのが彼の遺作「レクイエム」。本番が始まる前までは何となく手持無沙汰な感じではあったが、本番前はやたらと気持ちが走りがちになり、終わってしまうと安堵感しか残らないという何とも分かりやすい心と体の動きに苦笑した。長い時間をかけて一つの発表に向けて努力するなんて何年ぶりだろう。

そして行き着く間もなく翌日は先月に受けた面接で唯一二次面接まで進めた川口の物流会社の面接。何と!ほぼ内定というありがたいご返答をいただいた。来週の月曜日に詳しい打ち合わせのために人事担当の方に電話連絡をしてくれとのこと。どうやら来年からは無職生活とおさらばできそうである。

気晴らしになったのかどうか…

今日は天気も良く気候も穏やかであったせいか、珍しく市内の公園へ秋を探しに出かけた。

…秋はどこにもいなかった。

ただ、冬枯れた光景が辺りを埋め尽くしていた。

一年で最も味わい深い季節であろう秋は、その短い輝きをぼんやりと残してどこかへ旅立った。


…うーむ、へぼ詩人レベルだな、これじゃ。

今週はどういう訳か面接ラッシュである。早速明日第一弾が待っている。というわけで、もう寝る。

何とも体調がすぐれない…

昨日は原因不明の頭痛と腹痛のダブルパンチでろくに動けもしない一日を過ごし、明けて今日はアメリカ大統領選。まさかまさかのトランプ勝利の報に驚愕する。
どっちが勝っても結果は同じようなものらしいが、さて…?

それにしても、世界的に政治のシステムそのものが軽視されているような気がしてならない。

自分の暮らしの行く末を決めることにつながるものが政治ではないのか。

政治とは、あんな狭い国会議事堂やら、地方議会の庁舎の中だけで決まるものではないはずじゃないのか。

ワシらは一体いつから自分のことをろくでもない連中に託して恥じないあほうになりさがってしまったのであろうか。

…などと言い始めるときりがないのでこの辺にしておくが(就職活動が上手くいかない愚痴にもなってしまいかねないし)。

ついこの間まで書いていたシンデレラガールズの4thライブの振り返り記事、参加されたほかの方々のブログなどを見るとワシなんぞまだまだよく見ていなかったのだなぁと思えるくらいいろいろなことが書き連ねてあって、改めて見どころの多いライブだったのだなぁと思い知らされる。同時にワシの記憶違いなども見つかったりなんかしたりして、いかんなぁと恥じ入るばかりである。

とりあえず、アルバイト始めることにする。来週辺りから。

とりあえず面接が決まった。

何と我が地元に昭和の御代から続いている建築材料や工業部品を作っている工場があって、そこの作業員に応募したところ「ご都合の良い面接の日を急ぎお電話ください」というメールが昨日届いたので、来週の金曜日に面接をすることに。決まってくれるといいんだけどなぁ…。

さて、この連載企画もこれが最終回…になるのかな?それでは行ってみようか。

【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」4th Live「TriCastleStory」さいたまスーパーアリーナ公演千秋楽「346 Castle/Future Castle」ライブビューイング観覧記・第5回

~ついに姿を現した第4の城!驚天動地の最終決戦…というか、狂乱至極の最終ステージ!(完結編のつもり)~

[前回までのあらすじ]
10月16日(日)に行われた「アイドルマスターシンデレラガールズ」4thLiveの千秋楽公演。昨年放送されたテレビアニメを振り返りつつ、昨年の3rdLiveでやり残したことをしっかりと拾いつつ、滞りなくライブは進行し、全く予期せぬサプライズゲストを迎えて更なる盛り上がりを見せ、心憎い演出を挟みつつ、中盤に差し掛かったところで、進行役として登場したプロデューサー役・武内駿輔くんから思わぬ発言が飛び出した。何と、「Starlight」「Brand New」「346」に続く第4の城があるというのだ!果たしてその第4の城「Future Castle」とは一体何なのか!?

…なんかのっけから少年漫画のようなノリになってしまったが、泣いても笑っても怒っても(いや、さすがにこの会場に怒っている人はいなかったか)、これがいよいよ最終ブロック。
冷静に考えてみれば、ここまで澱みなく進行していったことの方がむしろ意外だったのかもしれない。確かにサプライズはあった。長い休憩のような間もあった。しかし、まさか第4の城なる趣向をここへ持ってこようとはもはやだれも予想し得なかったに違いない。恐るべし、運営。恐るべし、ライブスタッフ!

…ということで、いよいよ最終ステージの幕開けである。心行くまで楽しんでしまおうではないか!

24:Yes!Party Time!(全員)
・発売されたばかりの「Playstation VR」用ソフト「アイドルマスターシンデレラガールズ ビューイングレヴォリューション*1」のテーマソングから。
 何だかちょっと前のモーニング娘。っぽい曲調ながら、今までのシンデレラ用の楽曲にはありそうでなかった感じの楽曲で、またしても音楽性の幅を広げてくるシンデレラ楽曲に改めて括目する。
 神戸公演でも披露されたこの曲、調子に乗って二日目の公演ではウェーブが起こったらしいが、さすがにワシのいたライブビューイング会場ではそんな強者はいなかった(ちょい泣)。

25:Super Love(のじょ)
・「みんなー、まだまだいけるかー!」
突然ののじょの叫びに会場が一瞬遅れて歓声で応える。城ヶ崎利嘉の新曲だ!
まぁとにかく速いテンポ、高いテンション!ライブの後半でこういう曲を持ってくるとは予想していなかったわい。しかし、まるで城ヶ崎莉嘉が乗り移ったかのようなのじょの元気なパフォーマンスはホントに凄まじかった。

26:NUDIE(るるきゃん)
・妹から姉へ。城ケ崎姉妹リレーのバトンを受けたのは城ヶ崎美嘉役のるるきゃん。
 試聴で聞いた限りでは物凄く大人っぽくなった美嘉、という印象が強く残ったが、今回のステージでその印象はさらに強まった。もうどこから見ても「大人への階段を上り始めたカリスマJKアイドル・城ヶ崎美嘉」がステージで歌っている…そうとしか思えなかった。歌上手くなったなぁ、るるきゃん。

27:おかしな国のおかし屋さん(つぼっち)
三村かな子の新曲。
ハンドマイクではなく、ヘッドセットをつけてステージに立つのは、身振り手振りを強調しやすいからなわけだが、昨年の西武ドームでの我那覇響役・沼倉愛美さんに続いてアイマス関係者では二人目、シンデレラ出演者では初となるヘッドセット使用者は何と誰も予想していなかったつぼっちであった。
 何故かは…まぁこういう動画があったので貼っておきます。

 


…こんなような歌です。まぁ、まるでミュージカルなんですよ。背景のスクリーンに実際メレンゲうさぎさんが出てくるし、両手が自由に使えるんでつぼっちはホントにお菓子作り始めちゃうし、挙句の果てにはホントにレモンタルト完成させちゃうし(実際は作ってあったのをテーブルの上に置いてあったようだったけど)、あまつさえやっと目覚めた王子様役は我が愛しのすみぺだし(大爆笑)。もー何なんだこれ、楽しすぎるじゃないか。

28:Sparkling Girl(るーりぃ)
・打って変わってまさにロックなアイドルが歌う楽曲というイメージにドンピシャ!な多田李衣菜の新曲。吹っ切れた感じのるーりぃのヴォーカルがホント冴えてる。
バックダンサーさんたちまでエアギターしたり、本当にノリノリであった。歌詞もメロディも物凄く青春!って感じでいいんだよなぁ。

29:ニャンと!スペクタクル(なつ姉)
・サビ前に物凄い早口言葉のような歌詞が出てくることから、「果たしてなつ姉はライブでこの曲をやれるのか?」と数多くのプロデューサーが心配した、前川みくの新曲。
 剰え、後ろのスクリーンにはものすごい勢いで右から左へ早口言葉の歌詞が流れてゆく…試練だ、何という試練なのだ!しかし、なつ姉やり切った!へとへとになりながらもどうにかこうにかやりきった!さすがプロ!さすが一門の頼れる姉さんだ!思わずプロデューサー諸氏も大拍手!

30:Step(飯屋)
・ハイテンションでコミカルな全曲とはまた一転して、今度は明るく朗らかで軽快な本田未央の新曲。ここまでずっと新曲が続くなぁ、と思ったあなた、そう、どうやらあなたもワシもにらんだ通りのようで、「Future Castle」とは、新曲発表の場でもあったということになる。
スキップするような曲の感じとは裏腹に「歩くような感じで」というイメージでこの曲を練習していた飯屋、バックダンサーさんと歩幅が合わずに苦労を掛けたことをこの後のMCでも言っていたが、ステージではホントに未央になりきって楽しそうな感じを振りまいていた。
以前「普段バカ言ってるわりにいざとなると可愛いんだもん、ズルいよな、飯屋」というニコニコ動画でのコメントを見たことがあったが、この投稿者さんの気持ち、ものすごくよく分かった。いざとなったら真面目に芸談するしなぁ。

31:Anemone Star(ふーりん)
・「Never Say Never」で確立した渋谷凛のイメージをさらに推し進めた新曲…と言おうか。
 カバー曲「蒼穹」など、どちらかと言えば渋谷凛の楽曲はどれもふーりんの独特の重さと硬質感を併せ持った声に支えられている部分が強い傾向がある。その後、テレビアニメや「スターライトステージ」などで楽曲が増え、今までにない凛の歌い方を広げてゆく中で、これぞ渋谷凛!という楽曲からはかなり遠ざかったようなここ二年ほどの期間に、この曲が発表されたことはかなり大きい。
 シンデレラ楽曲はこれからも増大してゆく。それは間違いないけれど、ただ膨大に数だけが増えてゆくのではなく、芯となる部分がより強化されて骨太な中心線を形作り、その上に新しい部分が加わってゆく…そういう形で世界が広がってゆくのだな、とこの曲を聞きながらそう思った。

32:はにかみDays(はっしー)
・そして新曲ゾーンともいうべきコーナーの最後を飾るのは、島村卯月の新曲であるこの曲。
神戸公演ではふーりん・飯屋のまさかのサプライズ登場に思わず目を潤ませたはっしーであったが、今回のステージは笑顔、笑顔、また笑顔!自他共に認める「はなまる満点スマイリング」という状態をフルコーラスまるまる維持した圧巻のステージさばきであった。
 何だろう、とりわけ美人でも可愛いわけでもないのに、何だかほっとする安心感…彼女には年配のファンが多いという話をよく聞くが、何となく分かるような気がする。

さて、この後のMCでは、各人このステージにかける思いがひしひしと伝わってきた。
のじょの「このままじゃ歌えない!と思って、特訓してきましたよ」から始まる地獄の猛特訓アピールの連鎖に会場中が暖かい笑いと拍手で応える…あぁ、この感じが一門…じゃなかった、シンデレラキャスト陣なんだなぁ…のじょはライブ前にいつも行っている筋力トレーニングに加えて近所のプールで泳いで体力をつけ、なつ姉はひたすら最寄駅から自宅まで早口言葉の練習をし(爆笑)、るーりぃはのじょのクロールに対抗して平泳ぎで鍛え、ふーりんは凛の心理的な成長を追うべく部屋にこもりっきりでテレビアニメ版のブルーレイディスクを見続け(それは特訓じゃない気もするが…イメージトレーニングなんだろうな、きっと)…と、それぞれ思い思いの手法ではあるが、このステージに賭ける思いの深さを、笑いに包んでさりげなく話すあたり、キャストとしても成長したなぁ、と思わせてくれた。

33:EVERMORE(全員)
・この場合の「全員」とは、サプライズで登場した早見さん、東山さんも含めた全員、ということである。
総勢19名+サプライズ2名=21名。そしてそのメンバーでお届けするのは、シンデレラガールズ5周年記念曲であるこの曲である。
昨日の公演で初披露されたばかりだが、さすがにコールも揃ってきているところは、プロデューサー諸氏の連弩の高さと順応性の高さの顕れであろう。
で、昨日はよく見られなかったのだが、この曲、3人一組でダンスする部分がかなりあるようで、昨日はサプライズゲストの二人が余ってしまったようだが、今日は丁度3で割れる人数である。よって、昨日に比べると三位一体のフォーメーションも随分洗練されてきた感じがした。歌詞も物凄く充実していてよい出来栄えである。さすが森由里子先生、シンデレラをよく分かっていらっしゃる。そして作曲は田中秀和さんと滝沢俊輔さん。テレビアニメの音楽や挿入歌を数多く作ってきた俊才である。 
 …と、ここまで来てワシのコンサートライトがつきが悪くなってきた。どうやら乾電池が限界らしい。

…これにて公演は終了…しないんだなぁこれが(モルツのCM風に←古っ)。たちまち起こるアンコールの声。ワシも乾電池を探しつつアンコールしていた。
 そして現れるちひろさんのシルエット…情報告知の時間である。今回は、
 ・「ビューイングレヴォリューション」に新規アイドル「双葉杏」、新規楽曲「アタシポンコツアンドロイド」追加
 ・「シンデレラガールズ劇場」アニメ化!
という新情報が告知された。

そしてアンコール1曲目が流れる!

 En1(34):GOIN!!(全員)
・会場には「馬車」と称するトロッコが繰り出す。広い会場ならではの趣向だ。
「馬車」の上から会場に詰めかけたプロデューサー諸氏に手を振りながら歌うシンデレラキャスト一同…そして第1シーズンの最終回を華やかに彩ったこの曲と来ては、もう感動せずにはいられない(ワシは乾電池を探していてそれどころではなかったが)。

 En2(35):夕映えプレゼント(全員)
・続いてここで持ってきたのはテレビアニメ第1シーズンのエンディング曲。バックの映像がまたいいんだが、ここで説明すると長くなるので…。
 やっと乾電池が見つかり、どうにか装填したころには、「馬車」はステージ脇に停まり、一人また一人とステージへキャストの皆さんが向かってゆくのが見えた。

この後はそれぞれご挨拶。今回も印象的な言葉がちらほら…
 東山奈央さん「またお会いできるかもしれない…いえ、きっと会えるってことは私には…(川島瑞樹の声で)わかるわ」
 福原綾香さん「やはり私にとって、トライアドプリムスは特別で、ニュージェネレーションズは最高で…(両側からにらまれる)あの、ね、特別と最高はどんどん作っていくものなんだよ!」
 原紗友里さん「いつもとは違う準備をしつつ、新しいことにもチャレンジしてゆく…結構気持ちを高めていくのは簡単じゃなかったけど、あ、これって第1回目のライブの時に感覚が似ているなって思えて…また新しく始めていいんだ、これからずっと新しく始められるって、すごいことじゃない?」
 早見沙織さん「高垣楓というキャラクターに出会たことを、こんなに嬉しいと思ったことはありませんでした…本当にありがとうございます。そして、プロデューサーの皆さん、これからもシンデレラガールズを、楽しんでれら?なんて、ふふっ」

…そして最後はやはりこの曲で!
 En3(36):お願い!シンデレラ(全員)
・最後、振付とか立ち位置なんて全く気にせずに自由にステージを動き回って歌われるこの歌が本当にいい。理由はいろいろ考えられるけど、そんなことはどうでもいい。
最後まで色あせないシンデレラの輝きがこの曲には顕れている気がする。敢えて言うなら、そんな感じだろうか。

 …かくて、9月・10月の最大のイベント、シンデレラガールズ4thLiveは無事に終了した。「アイマス最高!(ぱぱんぱぱんぱん)」も今回は物凄く実感を持てた(ガソダム氏もそう言っていた)。
 これからしばらくライブイベントはないわけだが、そうなると一気に現実の話に引き戻される。就職しないと…やはり収入ゼロは厳しい。
 来年のライブにまた行けるよう、英気と財力を養っておかなければ。固く決意しつつ、今回の記事はこれで終了する。ご精読、お疲れ様でした。

*1:シンデレラガールズのライブステージを見ているような疑似体験ができるソフトなんだそうですよ。英語表記は「Viewing Revolution」…略して「VR」…ってことでよろしく!