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ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

大型連休中…無職には関係ないのだが(泣)

滅多にドラマの類を視聴するわけでもないうちの母がこの春から始まったテレ朝の「やすらぎの郷」にドはまりしている。そう言えば、週刊新潮のテレビコラム「TVふうーん録」の吉田潮さんも「大体今のテレビドラマは若すぎるんだよいろんな意味で」なんて言ってこのドラマをべた褒めとまではいかぬものの高く評価していたっけ。彼女は1972年生まれ…ってことはワシと同世代。テレビが本当に面白かった時代を知っている(かもしれない、と気弱なワシは予防線を張ってみる)最後の世代の人である(たぶん)。
登場人物たちの台詞が冗長でなく端的、という指摘が当を得ている。比較例として「渡る世間は鬼ばかり」の長台詞を挙げていたが、まぁ納得させられた。ワシも見ていてこのセリフ多少説明的すぎるかな?というところが散見されるものの、最終的には心にストンと入り込むところがさすがベテラン・倉本聰。演出も若い人たち中心なのだろうが、このテレビドラマシナリオ界の生きる伝説の描き出す場面を見事にテレビの枠内に収めてくれている。気づけばあっという間に15分が経過している。恐ろしい完成度である。
この春からテレビ朝日はこの枠でこういう15分枠のドラマを制作・放送してゆくらしいのだが、初っ端からこんな力作を出されたら、次の作品に関する期待はどれほどのものになってしまうのだろうか、もしその作品が大爆死なんてことになったら…などと要らぬ心配をしてしまう。

それにしても、「シルバー世代向けのギャルゲーみたいな作品世界」とネットでのドラマレビューでどこのどなたが言ったかは知らぬが上手いことを言う人があったもので、なるほど石坂浩二演ずる老脚本家・菊村栄(限りなく倉本聰の本名に近い名前なのである)が主人公キャラで、メインヒロインは”お嬢”こと白川冴子(浅丘ルリ子)か”マヤ姐”こと水谷マヤ(加賀まりこ)のどっちか、妙に絡んでくる三井路子(五月みどり)にトラブルメーカーっぽい雰囲気を持ち合わせる井深冴子(野際陽子)、おっとりとした癒し系の”姫”こと九条摂子(八千草薫)に今のところ謎だらけで正体不明な及川しのぶ(有馬稲子)…とまぁよくあてはまるものである。
”マロ”こと真野六郎(ミッキー・カーチス)と”大納言”こと岩倉正臣(山本圭)は主人公の悪友みたいな立ち位置で、今後登場する予定の高井秀次(藤竜也)は主人公のライバル的な存在?ってことになるのかと思う。理事長と副理事は学校の校長と教頭みたいな感じで、常盤貴子演ずるコンシェルジュの松岡さんは…攻略キャラではないんだろうけどなんか気になる存在、みたいなもんで。なるほどなぁ。

巷に多く溢れる(でもないかな?)ギャルゲーは学校が舞台、年端もゆかない若造たちの物語であるため、若さと勢いはあるけれど深みや含蓄には欠ける嫌いがある。そこへ行くと、この作品は戦争を体験した世代(よりかは少し下がるだろうけど、戦争が終わった直後くらいの混乱した世相を経ているかそうでないかというのもかなり人格形成に影響しそうではある)ならではの感慨やら老いてなお湧き上がる欲望やら、若さと勢いではどうにもならないいろんなことが起こる分、下手なギャルゲーよりよっぽどいろんなことが起こりそうなもんで、そうか、だから今のテレビドラマって物足りないんだなぁ、と思う。
ワシらも人のことは言えないが、ワシらより下の世代は感情の起伏が劇中の人物に比して激しいだろうか?命を捨てても手に入れたいものを心に感じただろうか?そういうものがないことには、ドラマをドラマとして成立せしめるドラマティックな何かは表出されないのではないだろうか?
15分経って、そこからさらに15分くらいたった時にそんなことを考えてしまうほど暇な最近のワシである。

さて、もう5月になってしまった。いつものことだが、暇はあるけどカネは年中ないワシにとって、この大型連休の季節は妙に心が沸き立つ。
若い頃にはそんなに気にしていなかったのだが、町を離れて少し人里離れた風情の場所へ行くと、名前も知らないきれいな花が咲いていたりするのが妙に嬉しくなっている。
先週の金曜日に、そんな浮き立つような陽気に誘われるように見沼田んぼの辺まで自転車を走らせた。途中、自転車のタイヤの空気が甘くなっていることに気づき、近くの自転車店をスマートフォンで検索した…はいいのだが、かなりの距離を自転車を押して歩いて気が付けば大宮駅まであと数キロというところにある自転車店につくことに。そこで空気を入れてもらって、以前行ったことのある見沼ヘルシーランドへ時間をかけて向かった…のだが、いざたどり着いた時になって施設改修工事のため10月まで休館していたことに気づき、愕然となった…(泣)。

仕方なく、またえらい時間をかけて見沼区にある日帰り温泉「小春日和」に赴く。
何だかえらく中の様子が様変わりしていて、ポイントカードやらロッカーの鍵で最後に会計を行うシステムやら、何だかびっくりした。

そんなことを書き進めているうちに、またどこかへふらっと出かけたくなってしまうなあ…。

岩Q槻定例会。

何とはなしに起きた時から落ち着かない。朝食を取り終えて今回の会場の提供者であるガソダム氏の家に赴くも、彼の家である酒屋も何だか忙しいらしく、また出直すことに。

そして本来の集合時刻であるところの岩槻駅改札にたどり着くと…いたいた。今回の首謀者(久しぶりだなぁこの表現)むろかつ氏を初め数多の参加者(当初予想をはるかに上回る数だったとむろかつ氏が呟いていたがまさにその通り)が待ち受けておるではないか。いやぁ、久しぶりだなぁこの感覚。

取るものもとりあえずWATSU東館の4階にあるサイゼリアで昼食。何かこうしてわいわい話しながらの昼食というのも実に久しぶりのような気がする。

定例会自体も物凄く盛り上がった。何度かえどきゅうにも参加してくださったLinerさんの名司会ぶり&企画の奥深さ、Uchidaさんの凄まじい押し、初参加とは思えないほど溶け込んでいたキム兄さんにこちらでもさすがの気配りぶりを発揮していた佐伯さん…それぞれの持ち味が物凄く生きていたと思う。途中参加&中退ではあったがさすがのインパクトを残した組合。さんも存在感あったなぁ。

ガチなクイズではもはや若い人には勝てそうにないが、こういう片意地張らずに楽しめる会ならまぁ、いいかな、と。

新年度、エイプリルフール、そして明日は岩Q槻。

いやぁ、ブラタモリと交互に見ていたんだが、羽生結弦選手、やっぱりただものじゃなかったわい。

プロ野球開幕…なのだが、今期のカープはとりあえず優勝はないでしょうな。昨日、今日と試合内容が無様すぎる。

アイドルマスター関連ソーシャルゲームのエイプリルフールネタが地味ながらツボにはまった。

 シンデレラガールズ24時間テレビ(内容的にはフジの27時間みたいだが)
 シンデレラガールズ スターライトステージ…二頭身モデルがCG化して歌い踊る
 ミリオンライブ!…登場アイドルの一人、北上麗花のマリオランみたいなゲームが遊べる
 SideM…登場アイドルの一人、信玄誠司が「筋肉で人を笑顔にするミュージカル」のためのトレーニングに勤しむ

…書いていて何だかわけが分からなくなってきた。ホントに4月1日っておっそろしいわい。

就職活動の傍ら、一昨日は五反田へ出かける。「治験」のアルバイトの申し込み説明会である。
それと並行して、埼玉県内にある介護福祉施設の求人に応募するが、予定されていた訪問介護部門の受け付けは締め切られていた…ものの、デイサービス部門の求人がまだ空きがあったらしく、そこで面接を受けられては?と求人サイトを通じてメッセージがあった。ありがたいことである。

さて、明日は新サークル「岩Q槻」のプレ例会。楽しんで来よう。

何とはなしに春らしくなってきた

今週は関東へ出張中である旧知の太古清信さん(かつて某クイズサークルで一緒だった人)が岩槻に訪れるらしいと聞いて、おそらく立ち寄るであろう我が畏友ガンダム氏の実家の酒屋にて待ち構えていたところ、ものの数分もしないうちに邂逅するという出来事から始まった。
嘗ての岩槻城の石垣の一部が近くにある愛宕神社の石段にひな人形が飾ってあるという、人形の町らしい一大イベントを一目見ようとわざわざ訪れてくれたとのこと。ありがたい限りである。

そう言えば、先週末は「アイドルマスターミリオンライブ!」の武道館公演が行われたんだっけ。ネットによると相当大盛況だったらしく、また「アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ」なるスマホ用アプリができたらしいとのことで、こちらも話題になっているらしい。「シンデレラガールズ」の「スターライトステージ」や男性用アイマスである「SideM」の「ライブオンステージ」みたいなリズムゲームものらしいのだが、こちらは前二者との差別化を図り、「ふれあいがメイン(坂上プロデューサー、通称ガミP談)」とのことである。何とはなしに楽しみである。

そこでタイトルである。そう、「何とはなしに」春らしくなってきている。
せめて季節の移り変わりにだけは敏感であり続けたいと思うワシではあるけれど、年のせいか三寒四温のこの時期には少し風が冷たいだけでも堪えるようになってしまっている。年は取りたくないもんである。

アルバイトの合間を縫って、地元企業の面接に赴く。受かっているといいなぁ…。

気持ちがようやっと落ち着いてきたので

気が付けば二月も半ば…いや、はや下旬か。あっという間に一月が過ぎ去り、そしてまたあっという間に二月が過ぎ去ってゆく…時の流れの速さと無常さを感じずにはいられない。

1月、ワシのミスとは言え取り返しのつかない形でせっかく就いたばかりの職をあきらめざるを得なくなり(何故かは問わないでほしい。もう思い出したくもないし、いちいち蒸し返したくないので)、職探しの日々に逆戻りである。
とりあえず、川越にある病院の当直勤務という今までにないアルバイトが見つかり、それだけでは当然足りないので昨年の暮れまで勤めていた某運輸会社のアルバイトを来週から始める予定ではある。

とにかく、もう死んでしまいたいくらいに自分で自分が嫌になっていた。何で自分はこうなのだろう、と。どうして人並みのことすらできないのだろう、と。
どうにか時が経って気分が落ち着いてきてはいるものの、それでも自分で自分を責めてばかりいる。
根本的な解決策は…今のところ見つかりそうもない。

どうにかこうにか松の内(意味不明)。

とりあえずかつて「成人の日」と呼ばれていた1月15日、場合によっては「小正月」或は「女正月」という呼び方もある日までは正月だと思っているワシ。従って、今はまだ松の内なのである。

などという軽いジャブをかましておいて。

正月は例年になくまったりと過ごした。
新年会の翌日は弟夫婦が久しぶりに我が家を訪れた。手料理持参とはまたまた味な計らいで、ワシらも心づくしとばかりに用意した料理ともども余ってしまい、数日間ワシら家族はその消化に追われる羽目になろうとは。

しかしながら、母の体調の悪さ(からくる苛立ち)と父の慢性的な不機嫌のせいで、何だか家庭内の空気が妙に不穏に感じられるので、あまりまったりともしていられない。

まぁ最初にも書いた通りまだ松の内と勝手に思い込んでいるワシは、地元の総鎮守にしてここ数年は必ず参拝している久伊豆神社へお参りに行ってきて、どうにか正月気分の名残を味わってきた。三が日には夜店も大層出ているのだが、さすがに三が日を過ぎた今となっては参道はすっかり寂しい有様。境内に飼われている孔雀(80年前に皇族の方が連れてきたといういわくつきの孔雀の裔(すえ)らしい)も寒さに震えているような感じがした。

何だか来週から会社勤めが始まる気がしないのは何故なんだろう…。

新年あけましておめでとうございます。

早いもので今年も残すところあと363日となりました。皆さま、暮れのご準備はお済でしょうか(がすっ←殴る音)。

というのは冗談で、何となくではあるのだが、今年は平穏無事に正月を迎えることができた。

例年通り弟はアルペンの福袋を買いに元日の朝早くから出かけ、ワシらはワシらで金粉入りのお茶を飲みながらまったりと時を過ごし、午後には地元の神社へ初詣。
何となく混んでいそうな地元の氏神様である久伊豆神社を避けて、大戸第六天神社へ向かったはいいが、ここも岩槻では数少ない観光名所とあってかなりな人出。昨年買ったおみくじを納めて、何となしに二礼二拍手一礼してそそくさと神社を後にした。その後は家への帰り道の途中にある神明神社という小さな神社にお参りした後、市内を隈なく自転車で回った後で家の近所の秋葉様にお参りして、元日の初詣は終了した。

さて、今年は昨年クイズサークルえどきゅうを辞めたむろかつさんが肝煎で新たなクイズ&ゲームの会「岩Q槻(いわくつき)」を春から立ち上げることとなり、その先行企画として新年会が執り行われることとなった。
ワシは早めに家を出たはずだったのだが、何と赤羽駅湘南新宿ラインから乗り換えるのをすっかり忘れてしまい、気がついたら電車は山手線圏内に入ってしまっていた。やむを得ず池袋で降りて地下鉄丸ノ内線お茶の水まで出て、そこから中央線快速で神田まで…こりゃ遅刻だわいと思いきや、参加メンバーたち…会の発起人むろかつさん、久々登場となる組合。さんとムギタンさん、畏友ガンダム氏、えどきゅうメンバーのT本山さんにケーニヒさん、不倶戴天の敵(おいおい)三好誤服店…が南口改札の前でお待ちかねであった。どうにか間に合った…のかな?

とりあえずどこにも予約を入れていないので、駅から指呼の間にある「鍛冶屋文蔵」に入り、そこで一頻り様々な話に花が咲く。さだまさしの年越しカウントダウンライブの中継でむろかつさんとたまたま近くの席に座っていた組合。さんがテレビに映った話から、これまでの定例会の歩み、様々な思い出話…まさに「組合。むろかつのすべらない話」という体裁であった。

ここでちょっとしたアクシデント。何とワシのマフラーがない。皆さんにも探してもらったが、結局見つからなかった。

で、家に帰って部屋を見たら…ワシの椅子の上に置いてあったりした(がっくり)。どうやら、今日は気温が高めだったのでマフラーを首に巻かないで家を出てしまったのをすっかりわすれてしまっていたらしい。全くおっちょこちょいなことである。

ともあれ、まだ2017年(平成29年)は始まったばかり。というわけで、皆さま、今年もよろしくお願いいたします。