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ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

そう言えばいろいろと。

何せ新しい所は慣れていないのだから、そんなに物数が膨らむと…あ、いかん、愚痴になるところだった。
そういうときの魔法の言葉、あなたは知っていますか?
何て事はありません。「感謝します」と「ありがとう」、これだけなんですよ…あ、別にヘンな宗教がらみのセミナーではありません。
最近、母が「これ読んでみ」と手渡した本に書いてあったことなんですが、相手を罵ったり蔑むような言葉を使うと、その言葉がそっくりそのまま自分に返ってしまい、結局自分がそうなってしまうのだとか。俗に言う「バカって言ったら自分がバカ」という、アレのようなもんだと思ってください。
そうではなくて、相手に馬鹿にされようがひどい目に遭おうが、「ありがとう」と言ってしまうのだそうです。「ありがとう」の語源は「ありがたい」ですよね。で、「ありがたい」は「有り難い」って書きますね。送り仮名をそっくり取っ払ってしまえば「有難」即ち「難が有る」とも読めます。
戦国時代の武将、山中鹿之助は「我に艱難辛苦を与えたまえ」と常に言っていたそうです。「艱難汝を玉にす」という言葉が示すとおり、度重なる困難は時に人間を強くします。私の弟もそういう苦労を乗り越えてこの度めでたく転職が決まったわけですが、ここまで来るのにえらい苦労を背負い込むことになったことは一度や二度では有りませんでした。
ですから、ここで言う「ありがとう」は時としてやや皮肉に感じられることもありましょうが「困難を与えてくれてありがとう」くらいの意味で使うといいのではないでしょうか?実際私もそうしているんですが。
多少は気が楽になりますよ。