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ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

2013年を振り返る…振り返る…だから、振り返るんだってば!!

 いきなりのっけからどんなテンションなんだ>ワシ。

 今年はワシの生活も若干変化していった一年だったと思う。

 まず仕事では、ユニット勤務から介護補助業務という、早い話がユニットを回って掃除をする係に回ることとなった。
 全部で10あるユニットを平日の五日間で午前一つ・午後一つずつ掃除する簡単ではない仕事である。
 それで気づかされたことが結構たくさんあった。
 長生きするのは容易いが、健康でいることは難しい、というのもその一つかもしれない。
 様々な形で医療が発達している現在、ただ単に寿命を延ばすことならばそれは非常に容易であるわけだが、それは本人の意思で「生きている」とは言い難い。会いに来た孫の顔も分からない百歳に、何の意義が見出せるんだろう。
勝手に動いてしまう自分の体をどうにもできない長生きが、一体なんだと言うんだろう。
訳もなく泣き喚いたり、意味のないことを繰り返して言っては一人で勝手に怒り出したりする長生きって一体何なんだろう。
 それならば、普通に笑えて、普通に物が食べられて、普通に歩けて、普通に人と話ができて、つまりいくつになっても普通に生活できる方がよほど良いではなかろうか?
 ワシが勤務する施設に住んでいる利用者の方々は、概ね精神・肉体どちらかが(酷い場合は両方とも)健康ではない。こうした人たちに、生きがいを与えることが、介護という仕事の一面でもあるはずなのだが、ワシの普段の仕事はそれには全くと言っていいほど役立っていないように思えてしまう。とは言え、現状では今のワシにはこれくらいしかできることがないのもまた事実である。
 来年こそは、音楽療法士(正確にはその前段階)の資格を取得して、そうした一面で自分の実力を発揮できるようになっていきたい。
 今までこなしてきた仕事でも、まだ完璧ではない。もっと周囲の職員と連携を密にして精度の高い仕事をしなければ。
 まだまだやるべきことは仕事ではたくさんあるのだから。

 さて、打って変わってプライベートでは、良くも悪くも一つのコンテンツに入れあげることが増えた。
 そのコンテンツとは「アイドルマスターシンデレラガールズ」である。
 今までは無課金でプレイしていたのだが、今年はイベントのアイテム用に少しずつなら…という想いで課金していたら…今計算した所によると、ワシの一か月分の給料が吹っ飛んでいた(唖然)。
 そこまで入れあげているのだから当然のことながら関連商品があれば取り合えず買い、イベントがあれば参加申し込みを行って、結構それに伴う外出の機会も増えていったもんだった。
 中でも、最後の平日休みを利用して参加した今年4月10日のシンデレラガールズのテーマ曲「お願い!シンデレラ」発売記念のハイタッチ会と4月13日の「デレラジ・アイマスタジオ合同公開録音」は印象深いものとなった。
 ハイタッチ会は元祖「アイドルマスター」のアニメ版主題歌「Ready!」のハイタッチ会にも参加したことがあるので同じような要領だったが、何せ今回は声優さんたちが若い!島村卯月役の大橋彩香さんは一ヶ月前に高校卒業したばかりだし、他の方々も二十代前半乃至半ばくらい。遠めに見て神崎蘭子役の内田真礼(うちだ・まあや)さんは顔がちっちゃくて可愛らしい感じだったし、本田未央役の原紗友里さんは凄く元気があって結構みんなを引っ張っていってる感があったし、アイマスに携わる声優さんたちってホントに多士済々だなぁ…と改めて思い知らされた(更にこの後も個性溢れる声優さんたちが続々と集まってくるのだからホントに凄いもんだ)。
 公開録音はホントに楽しかった。各コーナーはコントみたいに軽快なテンポで進行し、まさかあるとは思わなかったライブもえらく盛り上がった(ちっくしょう、サイリウム持ってけば良かった)。
 「〜シンデレラガールズ」はMobageだが、今年はGLEEでも「アイドルマスターミリオンライブ!」が稼動開始しそちらもごくごくたまにやってはいるけど、メインは「〜シンデレラガールズ」にすっかり向いてしまっている。オリジナルの765プロのアイドルを時に凌駕しかねないほどの個性派揃いのガールズたちにどうやらすっかり魅了されてしまったらしいが、さりとて本家を忘れたわけではない。何せ来年の1月には劇場用アニメも公開されることだし、これは是非とも見に行かなければと思っている。

 今年も随分色々な場所へ行って色々なことを見聞きしてきた。
 えどきゅうとして初の合宿を行ったり(参加記、途中のままだった…)、11月にはマチャアキ・ムッシュ・井上順のコンサートに行ったり、12月には秩父夜祭にも足を運んだ。
 コンサートのMCでマチャアキが言った一言は非常に印象的だった。
 「命より健康!」
 いや、一瞬何を言っているんだとも思えるが、つまりは、
 「いくら長生きしても、健康でいなきゃ淋しいじゃないですか、何かこう、何て言いますか、生きている甲斐がないじゃないですか」
 ということなんである。先ほどワシが書いたこととどこか通底しているような気がするのである。
 何だかみんな妙に年をとってしまったなぁ…というようなコンサートだったが、馴染みのナンバーも聴けたし非常に楽しいひと時だった。
 秩父夜祭はまず町全体の盛り上がり振りが物凄く、神社に鎮座していた屋台がもう見事な出来栄えで、ただただ圧倒されっぱなしだった。来年は是非とも宵山から見てみたいと思っている。

 来年も充実した一年が送れますように。

 そして、このブログにアクセスしてくださっているごくごく僅かなヒマな方々、来年もどうぞよろしく。