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ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

第4回・神宮球場へ野球を見に行く

 8月上旬ごろのこと、某テレビ局の下請け会社に勤務しているワシの従兄が神宮球場のヤクルト−巨人戦の観戦チケットを家に持ってきたことから今回の話は始まる。
 爾来、まぁ一番ヒマそうにしているワシが行くことは決定的として、誰と行くか?が問題となっていた。
 結婚して入り婿としてお相手の家に住んでいる弟は向こうの事情があるので今回はパス、我が畏友ガンダム氏もご両親が出かけるため店番ということになり、已む無くワシの母が行くことに。
 とは言うものの、ワシはチームのバッティング練習などを見学しようということで一足先に神宮へ向かうこととなった。

 16:30の開場と共にスタンドに入ったワシはしばらくの間巨人のバッティング練習を見物することに。
 それにしても、三塁側である。ジャイアンツファンだらけである(ちらほらとヤクルトのユニフォーム姿のファンも見受けられはしたが)。
 「何だ、これならわが父でも良かったわい」
 と愚痴りたくもなっている自分がいた(泣)。
 それにしても、近い。ふと見ると阿部慎之助がティバッティングに勤しんでいるわ、レスリー・アンダーソンが素振りをしているわ、そんな状況が目の前にあるせいかジャイアンツファンたちが最前列の方へと詰め寄って見物している。何か知らんが神宮だというのに巨人ファンだらけというのはいかがなもんだろうかと小一時間ほど誰かを問い詰めたくなった(意味不明)。

 それからしばらくして、春日部経由で母がやっと到着。日ごろ財布のひもが固い母にしては珍しく、カツサンドやらコーラやら結構いろいろ買ったらしく、試合開始前にあらかた平らげることとなった。

 スターティングオーダー発表、チアリーディングリーム「Passion(と言っても「アイドルマスターシンデレラガールズ」ではない←)」のパフォーマンスに続いて始球式。小学三年生とは思えないナイスコントロール!であった。

 定刻通りにプレイボール。先発はスワローズ:石山泰稚、ジャイアンツ:大竹寛
 1回は両投手とも三者凡退に抑えるものの、2回にジャイアンツが阿部慎之助:四球、レスリー・アンダーソン:三振で一死一塁から亀井善行の辺りを二塁手:山田哲人がグラブに当てながらまさかの落球!(記録はヒット)
 さらに期待のルーキー・岡本和真がデッドボールで一死満塁。ここでスタメンマスクをかぶっていた加藤健の犠牲フライでまずはジャイアンツが先制。

 しかし、その裏スワローズもすかさず反撃に出る。
 先頭打者・畠山和洋がファウルで粘った挙句にセンターフライに倒れるものの、復帰二試合目となるウラディミール・バレンティンのレフト線を破る二塁打に続いて、昨夜の試合で先制タイムリーを放った雄平がきれいな辺りをセンター前に飛ばしてバレンティンが生還!あっという間に同点に追いつく。

 しかしながら、先発・石山のコントロールがなかなか定まらない。いきなり長野久義・立岡宗一郎に連打を浴び、坂本勇人と阿部は打ち取ったものの、前の打席で三振に切って取ったアンダーソンにライト前へ運ばれ痛恨の二点タイムリー!何となく嫌な流れになってくる。この辺りから小雨がぱらついてきたせいであろうか?

 しかしながら、今日のスワローズ打線はあきらめない強さがあった。
 先頭の上田剛史、続く川端慎吾が凡退しあっさり二死。しかしながら、先ほどのミスを取り返すべく山田がレフト前へ、続く畠山もしぶとくセンター前へ、さらにバレンティンが左中間へ大きなヒットを放ちまずは山田が生還!その興奮冷めやらぬままに雄平の当たりはスワローズファンの待つライトスタンドへ吸い込まれる!逆転3ランホームラン!ジャイアンツファンの多い三塁側スタンドからも歓声が沸き起こったのが実に不思議だった。

 4回は両軍得点なし。ジャイアンツは大竹をあきらめ代打に大田泰示を送るが平凡なレフトフライに倒れる。その後長野の当たりを遊撃手・大引啓次がまさかの落球(本日二度目)!というミスをやらかしたものの立岡が三振に倒れ無得点。スワローズも大竹をリリーフした高木京介を攻めて二死一・二塁とするものの、さらに高木から代わった田原誠司の前に畠山がセンターフライに打ち取られる。

 5回表、ジャイアンツは一死から阿部・アンダーソンの連打で一・三塁のチャンスを作る。
 ここで先発の石山が交代、左の中澤雅人が亀井をサードゴロに打ち取る。強い当たりだったせいか三塁走者の阿部はスタートを切れず。
 さらにスワローズはここで締めくくり外人部隊(をい)の一角であるオーランド・ロマンを投入。しかし、岡本が新人らしからぬバッティングでロマンの渾身のストレートをレフト前へはじき返し、ジャイアンツが1点差に詰め寄る。

 その後はスワローズのロマン、ジャイアンツの宮国椋丞両リリーフ投手が気迫のこもったピッチングで踏ん張り、試合は硬直状態に。
 ラッキーセブン、ジャイアンツはロマンをリリーフした久古健太郎に対峙するが、阿部が力ない一塁ゴロ、アンダーソンが上がっただけのセカンドフライ、亀井はいい当たりだったものの先ほど何でもないフライを落球した大引が意地を見せたジャンピングキャッチの前にヒットを一本損する結果に。
 するとその裏、スワローズは球が速いもののコントロールに難のある宮国を攻めて、畠山が四球を選んで出塁、バレンティンが強振した打球はライト線を深々と破るタイムリー二塁打に!ここでバレンティンはお役御免、代走に足のスペシャリスト・比屋根渉が送られる。
 ここでジャイアンツは宮国に代わって戸根千明をマウンドに、さらに守備も交代(亀井をベンチに下げ、長野をライトに回し、立岡をセンターに回し、空いたセカンドには片岡を入れる)。
 しかし、さすがに戸根も制球に苦しみ、今日当たりに当たっている雄平にセンター前へ運ばれる(何故か比屋根は三塁を大きく回ったところで慌てて三塁へ戻っていた。危うく刺されそうになっていたが一体どうしたんだろう?)と、続く大引にも四球(これは半ば敬遠気味っぽかったが)。迎える打者は今日ここまでノーヒットの捕手・中村悠平(ワシは「もう一人の雄平(字違い)」と呼んでいる)。
 追い込まれながらもライトへ大きなフライを放つ。犠牲フライには十分すぎる当たりに三塁からタッチアップした比屋根が悠々と生還。とどめの一点が入ったところで、時計は9時を少し回っていた。
 明日に差し障りがあるといけないので、已む無く我々は球場を後にすることとなった。

 他球場の結果によると、カープはドラゴンズに惨敗したらしい。まあ、ジャイアンツも敗れたのでゲーム差は変わらないのだが、次に一日挟んでカープと対戦するのがこのスワローズなんだよなぁ…と思うとどうにも気が重くなった。ま、ジャイアンツに勝ったのはせめてもの救いだが。