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ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

おめでとう!花咲徳栄高校!

第99回全国高等学校野球選手権大会、所謂「夏の甲子園」は、我が地元・埼玉代表の花咲徳栄高校が、広島代表の広陵高校を14-4という大差で破り、埼玉県勢悲願の初優勝を成し遂げた。

いや、見てたんですよ。仕事しながら(をい)。正確にはシーツ交換がなかなか終わらなくて(まぁ気になってたってのもあるにはあるが)、やっと見始めたのは中盤からだった。
それにしても、一試合勝ち進むごとに強くなるチームというのは大会には必ずと言っていいほど出てくるものだが、今年はまさか花咲徳栄がそんなチームになろうとは。

最初に見た県大会準決勝・山村学園戦の「1・2番でチャンスを作って3・4番がきっちり返す」という形が、甲子園でも遺憾なく発揮され、勝ち進むごとにその形が洗練されていったように思う。そして大会を通じて滅多に大崩れすることのない綱脇君・清水君両投手の安定した内容の投球と、甲子園に入ってから調子を上げ始めた5番以降の打線…これらの要因が重なり合った結果、どこからでも点を取れる打線と相手に点を与えない守備力を持つチームに花咲徳栄はなっていったように思う。
まぁ、昨年覇者の作新学院や甲子園の常連・横浜、更には強豪・大阪桐蔭が早い段階で姿を消していたというのも要因としてはありそうだが、それを言ってはおしまいな気がするのであえて触れないでおくことにする(←ふれてるぢゃねーか)。

何はともあれ、おめでとうございます!

さて、お次はこちら。

【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」5th Live「Serendipity Parade」さいたまスーパーアリーナ公演初日・ライブビューイング観覧記・第1回

~これでもまだまだ序の口!?のっけから大変な盛り上がりの第1ブロック~

1.Yes!Party Time(全員?)
・まずは舞台。例によって例のごとく西洋のお城をイメージした舞台。今回はメインステージのみでセンターステージはなく、センターステージに段差が設けられていて、中央が出入り口になっているような構造になっているようである。

荘厳なシンセサイザーの奏でるメロディに乗せて舞台がライトアップされ、やがて軽快なマーチのリズムに合わせて大きなフラッグを捧げ持った出演者の皆さんが中央ゲートから次々と舞台に進み出てくる。この旗を持って行進、って何となく小学校か中学校の頃の鼓笛隊パレードを思い出した。時折旗を右に向けたり左に向けたりしながら、やがて舞台中央下に備えられたスタンドに旗を置くと間髪入れず、
 「私たち、シンデレラガールズです!」
の声と共にこの曲のイントロが始まる!もう、1曲目からみんな総立ちだ!
2年前のライブビューイングでは何だかノリが悪かった気がしたが(と言うか、二年前は二日目の幕張が異常にノリが良すぎただけなのかもしれないが)、今回は曲中のウェーブも見事に再現!ワシもその盛り上がりの中に加われてよかった。

2.アップルパイ・プリンセス(ダチャーン、または”ひとみさん”)
・先ほどの曲紹介のところで「全員?」と表記されていたのはこの次の曲のため。
そう、1曲目の時点でまだ自己紹介を終えていない出演者がいたのだ…それがこの曲を歌った、ダチャーン、または「ひとみさん」こと十時愛梨役の原田ひとみさんなのである。
思えば3rd Live「シンデレラの舞踏会」に出演する予定だったところが、尾てい骨骨折というアクシデントに見舞われ不参加…という経緯があったため、誰よりもこの公演への出演を楽しみにしていたのはこのダチャーンを措いて他にはいるまい。そんな万感の思いがこもった、初代シンデレラガールズ十時愛梨の持ち歌を見事に歌いきるダチャーン…いけねぇ、ワシまでもらい泣きしてくるわい。
 最初聞いた時、「あれ?聞き覚えの無いイントロだな」と思ったものだが、この曲の作曲者がMC_TCことイノウエタクさんであったことを思い出して、「あ、ライブ用の長いイントロか」と妙に合点がいった。「Hotel Moonside」と同じ理屈である。

3.追い風Running(しまゆきちゃん)
・続いては、やっと声がついたばかりの期待の新鋭・しまゆきちゃんこと乙倉悠貴役の中島由貴さん。目力が物凄くある、いい目をしてます(個人的感想)。
やや上ずった声で音程も不安定ながら、堂々と歌いきった。いや、実にいい表情をしています。実際の乙倉ちゃんよりもボーイッシュさが優っている感じかな?

4.にょわにょわーるど(れいちゃま)
・続いては、仙台公演に続きみんなをリードする立場のれいちゃまこと諸星きらり役の松嵜麗さん。きらりの2曲目のソロ曲は、とってもきらりらしい電波…あ、いやその、とてもスケールのでっかいパッション溢れるナンバー。とにかくコール&レスポンスが楽しい!これに尽きる。もっと聞きこんで予習しておけばよかったとほんの少し後悔する。でも楽しかった。それは間違いなく真実である。

5.たくさん!(すみぺ)
・ワシ、完全に目が♥マーク(苦笑)。何度もすみぺことアナスタシア役の上坂すみれ様(をい)をアップにしていただいて、カメラマンさんありがとうございます(感涙)。
いやぁ、アップで見ると目がきれい!以前はこの目を活かそうとするあまりに変なメイクになってしまっていたすみぺだが、ここ数年は美人度が上がったせいかそんなに目の周りにメイクを施さなくとも十分きれいなんである。曲自体もすごくスキップしたくなるような楽しいリズムの曲で、これも聞きこんでおけばよかったと猛省することに。でも後悔はしていない。すみぺがすてきだからそれでいいのである(←いいのか!?いいのか!?そんなことでいいのか!?)。

6.FlipFlop(ジョン・ちゃんゆり・ひよりん)
・確か、ニコニコ生放送の番組でもトリオを組んでいた、脇山珠美役の嘉山”ジョン”美沙さん、及川雫役ののぐち”ちゃんゆり”ゆりさん、そして道明寺歌鈴役の新田”ひよりん”ひよりさんという、誰もツッコミ役が存在しない奇跡の三人組(失礼)によるこの曲。元々は「シンデレラガールズ」のアニメの初回限定ブルーレイについていたCDに収められていた楽曲で、リズムゲームアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(以下「デレステ」と表記)」のイベント曲としても使われた曲。今やオリジナル歌手であるところの高森藍子日野茜が歌っていた印象がどこにもないという楽曲でもある。つまりそれだけ普遍的に「シンデレラガールズの楽曲」という認識が強くなってきている曲ということか。
ジョンさんのあおりに合わせてワシもガソダム氏も会場の皆さんも「メーン!」と声を上げていた。

ここで小休止を兼ねてMC。いつもながらまっこもっこさんこと姫川友紀役の杜野まこさんの回しは手慣れた感があるなぁ。
少々涙ぐみながら自分の持参した旗をスタンドに置き、今日のこの日を待っていたと語るダチャーン、曲の終わりにマイクを外してなんて言っていたかを勝手に周りに推測されて全力で否定するしまゆきちゃん、ここが集大成だとばかりに今までのあおりパターンを全部乗せでやってみたと語るれいちゃま、練習中に「自然体でいいんです」とアナスタシアに言われた気がしたので、今回から髪を伸ばしてステージに立つことにしたとそんな大事なことをサラッと言ってのけるすみぺ、ツッコミ不在の3人組は物凄く仲良くこのステージに立てた喜びを我先に話す…と十人十色のパーソナリティにみんな笑ったり感心したり。あぁ、これが「シンデレラガールズ」のライブだと改めて実感。
「いやぁ、のっけからこんなに濃い面子が次々と出てくるなんてほんとに今日はすごいステージだよ!」と感慨深げにあおるまっこもっこさんに「いや、あんたも十分濃い面子だよ」とガソダム氏が突っ込んでいたのは内緒である。

いやぁ、これでもまた3分の1にも満たないんだよ。まだまだステージは続くがとりあえず今日はこの辺で。

次回予告:のっけから盛り上がったプロデューサー連中を待っていたのは、またしても盛り上がりだった。新ユニットとソロ2曲目、デレステのイベント曲と総選挙曲をコンクリートミキサーにかけてぶちまけたこのブロックは、SSA伝説の第2章。
次回、「Serendipity Parade」ライブビューイング観覧記第2回。この次も、ワシとヒマ話に付き合ってもらう(銀河万丈先生風に読んでいただけるとありがたい)。