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ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

はや3月。友の四十九日、そして母退院す。

久しぶりのブログ更新である。

今日は友の四十九日法要。その数日前に母が退院した。
別に家庭内不和というわけではないのだが、どうも父には話しかけづらく、母には話しかけやすいのは昔からの癖とは言え困ったものである。
相当な大手術を終えた母は何だかすっかり参ってしまっている。とは言え、意気なお軒高で、昨晩は「年老いた親の面倒を誰が見るか?」という点について、なかなかない発想で盛り上がった。母曰く、
「昔は嫁が面倒を見るのが当たり前だったんだよ。それが今は何かというと施設に預けてはい、おしまいでしょう。子育てにしても何にしても、女性の社会進出を声高に叫ぶばかりで今まで女性が背負ってきた役割を代わりにやる人のことなんか全然考えていなかったから、…つまりね、世の中がおかしくなっちゃったんだよ」
これは意表を突かれた。そんな発想は今までなかった。だからと言って、母は女性は家庭に入るべきだという考えではないし、寧ろ若いうちにもっとよく勉強していれば自分もバリバリ仕事ができただろうに…と考えるくらいの人ではある。そして、ワシはというと世にあふれる自称フェミニストはつまるところ「女尊男卑論者」でしかないと思っているから、まぁ話が盛り上がった。

このところ世間で集束の気配を見せつつあるインフルエンザが今頃になってワシの勤務先で猛威を振るっている。一応予防措置としてタミフルが配られているのだが、果たして聞くのかどうか…。