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ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

ひっさつうへの、右手薬指をケガする

何だか「必殺シリーズ」のサブタイトルみたいだなぁ。ま、実に説明しようのない経緯でケガしてしまったわけなんだが、未だに傷口がふさがる気配が見られない。大したケガではないのだが、意外に右手薬指ってよく使う指なのだなぁと痛感(まぁ正に「痛感」だが)している。

それでは、気を取り直して。

【短期集中企画…と言いつつ長期になりそうな連載】「アイドルマスターシンデレラガールズ」6thLive「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演1日目観覧記・第4回

~一転、しっとりとした装いのブロック、でも休めない~

再び小芝居開始。今回はパッション勢がメイン。先ほど歌ったキャストの方も多く、さくさくとスムーズに感想が聞けたのが良かった。

16:Proust Effect(ことみん)
・それにしても、ことみんは魅力的だなぁ…とつくづく思う。元々の容姿の良さは言うまでもないが細やかな表現力(主に表情)が何とも言えず素晴らしい。
以前何かの動画で(確か鷲崎健さんの番組だったかなと思うが)ゲストに出ていたことみんが歌っていたんだが、プロの歌手が裸足で逃げ出すような歌唱力だったことを思い出した。
さて、この曲は怪しい科学実験好きというリケジョアイドル・一ノ瀬志希の「秘密のトワレ」に続くソロ曲第2弾。最初タイトルを聞いた時点では「?」だったこのタイトル、「プルースト効果」と言って、特定の香りと共にその香りにまつわる出来事を思い出す効果…ということなのだとか。フランスの小説家マルセル・プルーストの大作「失われた時を求めて」の描写から名付けられたのだそうである。うーむ、勉強になるなぁ。
男性プロデューサーのみならず、女性プロデューサーからも熱烈な歓声が上がっていたのが印象的。結構女性ファン多いんだよなぁ、志希。

17:桜の頃(ちょこたん・りっかさま・あんたん・ゆみりん)
・あれ、オリジナルでこの歌を歌っているメンバーってりっかさまだけじゃんか…。とは言え、四者四様の声が重なり合って、スクリーンに映った映像も「スターライトステージ」のイベント画面を想起させるような色どりで美しかった。
実は、ここで歌っているキャストさんをよーく見ると「立理香」「守ゆみり」「本彩」「咲千依」…と言った具合に、芸名の中に花、もしくはそれに類する字が使われているという、まるで暗号みたいな共通点があったのである!…まぁ、これは各種掲示板等で知った事実の受け売りなんだが(涙)。
今回はホント、ちょこたん大活躍だなぁ。

18:If(王子)
・バラード曲が続く。次は17歳にしては大人びたクールなアイドル・速水奏のソロ曲第2弾。前作「Hotel Moonside」のアップテンポなEDMサウンドから一転、しっとりとしたバラード曲。歌詞に込められた感情が切ないなぁ。
一昨年・昨年と、初めてステージに上がるキャストの人たちを陰ながら支えてくれていた(本人はそれを言われるとひどく照れる)王子。ステージでの存在感も年々大きくなってきている。

19:薄紅(りっかさま・ふーりん・じゅりー)
・京都出身のはんなりアイドル・小早川紗枝のソロ曲第2弾を、実家が花屋の渋谷凛、花を咲かせるのが大好きなアイドル相葉夕美と共にという趣向。いい人選だ。
またステージ映えするヴィジュアルなんだなぁ、これが。

20:Private Sign(るぅちゃん)
・紗枝の次は周子という、ユニット「羽衣小町」リレーですな。こちらもソロ曲第2弾。
るぅちゃんも初ステージの物怖じし無さっぷりから安心して見ていられるキャストなんだが、もうどこからどう見ても塩見周子そのまんまというくらいの一体感である。
全体的にソロ曲第2弾は、総じてデビュー曲と印象をガラッと変えた曲が多いが、そういった点に気を付けて聞いてみると、ワイルドワンズ加瀬邦彦はやはり先見の明があったのだなぁ…と思わずにはいられない。

21:桜の風(りっかさま・社長・のじょ・ななみん・なお坊・王子)
・あれ?これもオリジナルで歌っている人…しまった、ワシこの曲知らなかったわ(焦)。多分いっぺんも聞いたことがなかった(泣)。

22:クレイジークレイジー(ことみん・あっさむ)
・ついこの間まで行われていた「スターライトステージ」内のイベントで使われた曲。曲はポップなのだが歌詞は切なく、振付は可愛いのだが歌い踊っているキャスト二人は無表情…という二律背反が持ち味のナンバー。
ことみんは言うまでもないのだが、こんな切なそうな顔をして歌っているあっさむを見たのはこれが初めてのような気がする。いつもまぁ能天気で明るいキャラを前面に押し出しているせいか、たまにこんな表情をされると「?」ってなる。

さて、この静けさの反動が何となく怖い気がするのはワシだけであろうか…(続く)
次回予告:弾けろ歓声!吹き飛べ理性!限界以上の盛り上がりに、細かい理屈は要りはしない!ここでやらなきゃどこでやる!
次回、「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演一日目観覧記・第5回(最終回)。
君よ、考えるな、この盛り上がりを感じるんだ!