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ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

コロナウィルスの猛威は戦争の恐ろしさだ(中江真司さん風に)

何だかそんな感じに思えてならない今日この頃である。

ワシは一昨日に勤め先の健康診断のため東岩槻にある病院へ。思ったより待たされることもなく30分程度ですべて終了…したのは良かったのだが、健康体操講座を終えて迎えに来る予定だった母と連絡がつかず結局電車と徒歩で帰宅。母の携帯電話に不具合があったらしいのだが…詳しくはわからない。

昨日、今日は通常業務だったのだが、ワシの勤務先にも当日の出勤者に検温が義務付けられ、タイムカード打刻は検温が終わった後に行うように指示された。

催し物やら何やらが次々に中止だの自粛だのとなり、何やら日常生活が不穏な状態になるのを見るにつけ、あの大阪でのライブさえも実は夢の中のことだったのではないだろうか…などと思えてしまうのはどういうことなんだろう。

とは言え、書かないわけにはいかない。

【短期集中連載】アイドルマスターシンデレラガールズ 7th Live Tour「Special 3 Chord」大阪公演「Growing Rock」第1日会場観覧記・その6(最終回)

~盛り上がれ!ただひたすらに盛り上がれ!怒涛のハード曲全開な最終ブロック~

そうそう、忘れちゃならないことがあった。
前ブロックの「双翼の独奏歌」の感想を述べていたちっすの「もう二人の見つめる視線と視線が…もう、やばいとやばいでやばすぎで…」と「ちょっと何言ってんだかわかんない(サンドウィッチマンの富澤か!)」状態だったため他のキャストから総ツッコミをうける羽目になったことだった。もうね、ホントに一門の人たちときたら息を吸って吐くようにそういう妙にヒットすることを言ってのけちゃうんだから…そこにしびれるけど憧れない(意味不明)。

24:Rockin' Emotion(るーりぃ・なつ姉・まりえってぃ・まゆぽよ・はら坊)
・え!?これやるの!?と確かこの時ワシは驚いて暫し茫然とし、歌うメンツを見て安心した記憶がある。
今回「Glowing Rock」と銘打ちながらもう一人のロックなアイドル・木村夏樹役の安野希世乃さんの名前がキャストの中にない…ワシが唯一感じていた不安はこの一点のみであった。
Rockを感じさせてくれるアイドルが一人欠けたらやはり迫力という点からすると…という思いが少なからずあったことは敢えて否定しない。だが、そんなことを考えることの方がナンセンスだったとこのステージのこの曲で思い知らされた。
「今日はなつきちの代わりにこの面子で歌うよー!」という力強いるーりぃの宣言は決してはったりでもなければ何の気負いも感じられない、今できることを最大限にやるという当たり前のことを当たり前に行うという意思表示だった。そして、それ以上の感動をこの5人は呼び起こした。
アニメ発祥のユニット「アスタリスクWithなつなな」の残り3人に、デレステ発祥のユニット「炎陣」から二人が加わったという人数構成も、どちらもシンデレラの歴史を語るうえではずせない要素であることを考えると実に興味深く意義深かった。

25:アンデッド・ダンスロック(エルドリッチ・ロアテラー=松永涼+白坂小梅=ちっす・ちょこたん)
・続いてディスコサウンドのようでもありロックでもあるという不思議な曲調のこの曲。ドラムの山本さんの確かなリズムさばきと左右のステレオスピーカーから聞こえてくるかのような重なり合う二つのギターの音色が強い印象を残してくれる(実際、IMAJOさん・睦月さんのギターの響きとCD音源に寸分違わないタイミングに歓声が起こっていた)。
これもステージ上、或はドームの屋根までも使った照明さんのいい仕事がぐっと光るし、今回は生の楽器ということもあって音の迫力が段違いに良かった。

26:Absolute NIne(可惜夜月+ベルベット・ローズ)
・何だかこの曲は新人さんたちの挨拶代わりの曲になりつつあるなぁ…と、初めてこの曲を聞いたソニックシティでの「デレラジ」イベントのことを思い出していた。ガソダム氏、懐かしいなぁ…あの頃初めて聞いた曲だぞ…今じゃすっかりおなじみの曲になっている…そして、新しく入った人たちにこの曲は歌い継がれているんだ…と考えたら妙にぐっと来た。

27:∀nswer(さっつん・あしゃいしゃん・なつ姉・まりえってぃ・あやっぺ・なお坊)
・ここで初めてウルトラオレンジ投入!もうおとなしく聞いてられないぞ!
あまりにおとなしく聞いていられなかったおかげで、メモ書きにはこの曲を記入し忘れてしまったのが心残り。
「生存本能ヴァルキュリア」に続いて「生き残れ!」という歌詞を歌ったあやっぺは、後のMCで「私は何回生き残ったんだろう?」とユーモラスな一言を呟いておりました。

28:Trinity Field(トライアドプリムス=渋谷凛神谷奈緒北条加蓮=ふーりん・まつえり・まいまい)
・きたぁぁぁ!という叫びと共に、電池式コンサートライトを両方とも青にする。
ホントはウルトラブルーのケミカルライトも持ってきたかったのだが、まさかこの曲をやるとは思えず、とは言えせっかくトライアドプリムスが揃っているとしたら、この曲か「Trancing Pulse」かで迷った挙句そんなにロックしている曲じゃないよなぁと勝手に思い込んで結局断念したという次第。今考えると間違いだらけの判断であったか…。
今回は余計な小細工はなく純粋に三人の歌とダンスだけによる披露ということになったが、トライアドプリムスの「絆の強さ」が感じられるような気迫のこもったステージという点では、今までの中でも最高の(と言っても、まだ今回を含めて2回しか披露されていないのだが)出来だったのではないだろうか。

29:Hot Limitはっしー
・これはホントにびっくりした!まさかやるとは思わなかったぞ!というこの曲は言わずと知れた「T.M.Revolution」こと西川貴教の大ヒット曲。デレステ内でしまむーがカバーしたことは知ってはいたものの、まさかステージではやらないよねぇ…と思っていたらこれですよ!もうこれ以上ワシらを驚かせてどうしようというんだ全くもう!
で、よく見るとMVの如くはっしーに風が当たって髪が逆立っていたりして(苦笑)。

30:純情Midnight伝説(はら坊・ちっす・まゆぽよ・ともとも・だーさん・りっかさま)
・やはり安野さんの穴を埋めるべく補充メンバーとしてこの曲の歌唱に加わったのは…一番ロックから遠そうな美穂と紗枝!まぁ、ロックな曲もできなくはないだろうけどね。
そしてこの曲で改めてのメンバー紹介。ドラムの山本さんがペットボトルの水をラッパ飲みしながらのドラムソロには会場から大きな歓声と拍手が巻き起こり、ベースの小栢さんの「全部の指が親指になっているとしか思えないようなスラップだらけのベースソロ」には驚愕の声が上がっていた。もうこの二人のテクニックの見事さに、二人が所属しているフュージョン・バンド「Dezolve」もチェックしてしまったくらいにファンになった。もうね、若いのにカッコいいんだ!

31:Evermore(全員)
・最後はシンデレラガールズ5周年を記念して作られた楽曲で締め。
ガソダム氏に教えてもらった、アニメ版の主題歌2曲「Star!」と「Shine!!」のフレーズが織り込まれたエンディングでぐっとくる。

そして一旦キャストの皆さんとシンデレラバンドの皆さんがステージからはける…がこれで終わりではないことくらいプロデューサー諸氏には分かりすぎるほどわかっていた…(もう少しだけ続く)。

次回予告:最終回と銘打ちつつ、実はまだまだ終わらない今回の観覧記。アンコールがある、業務連絡という名の新情報がある、そしてこのステージの総括がある…次回が本当の最終回です!
次回「Glowing Rock」Day1会場観覧記・その7(ホントに最終回)を楽しみにして戴かないと困ってしまうのでぜひ!