「…うわぁやめーてー！たーすーけーてー！おしーりー！」「まだうなされているようでちゅわタイショーくん」 「どうやらよっぽど酷い目に遭ったみてぇだなぁ」 ボクの耳元で何やら話しこむ声が聞こえたのは、ジオンのMSのおっちゃんたちがよってたかってボク…

「ほな、僕が駄洒落言うたら、助けてくれるの？」 「面白かったら、な…その代わり、面白くなかったら…ふふふふふ…」 何や知らんけど、この”黒い三連星”とか言う”黒くてごっついザク様”たちは、三人揃って笑い方までごっつそっくりなんや。 たぶんこんな名前…

今、正に僕が撃たれようとしたその時だったんや。 「どうした？こんなところで何をやっている…ん？何だこの妙ちきりんなのは？」 「ガイア中隊長、モビルスーツじゃないようですぜ」 「見たこともない生き物だな…何なんだこりゃ？」黒くてごっつくて何となく…

「軍曹殿、どうやらこいつ飽くまでも白を切り通すつもりのようです」 「それじゃ仕方ない…我々の射撃の的にでもなってもらうとしようか…」 軍曹”ザク様”は色の濃い”ザク様”の言葉を聞いてこないな風に言うたんや。 「よぉし！Fは少佐に連絡、FⅡはお歴々に挨…

「あれ？軍曹殿、捕虜の尋問ですか？」 何と、後からザクさん…じゃない、ザク様そっくりな人…じゃない、モビルスーツが二人入ってきたんや。 「あれ、軍曹殿らしくないですなぁ、捕虜を縛ってないなんて」 色の濃い方がそう言うと、 「よぉし、俺の出番だ！……

僕はこの怖いモビルスーツのおじさんにマシンガンを突き付けられて、身動きできないんや…。 「こら！誰がおじさんだ！それに俺はMS−06ザクだ！今度変な呼び方をしたら、容赦無く銃殺だぞ！」 …そないなこと言われたって…ほな、何て呼んだらええんや…。そう思…

やあ！僕おしりかじり虫十八世。ひっさつうへのさんの部屋で、ジオン公国軍のモビルスーツに捕まっちゃったんや。 え？相手はたったの一機だけなのに何で捕まったかって？…訊かないで欲しいわホンマ(T-T)。