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ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

桜コンサート。

私の数年来の知り合い(ネットを始めてからの知り合い。こういう知り合い方があるからネットは侮れないのだ)である、”21世紀のGS”ザ・セント・オー・ジーンズ他(やや誤謬あり)が出演する所沢市の桜祭りのイベント「桜コンサート」に行って来た。
丁度私が付いた頃は、一つ前のバンド「Dreamin’」が演奏していた。以前お話をした「恋のピストル」を歌っていたGSバンド「ザ・ルビーズ」の元メンバーであるYさんがギターとヴォーカルを担当しているバンドで、オールディーズ・ポップスを中心にかなり親しみやすい音楽をやっているバンドなのである。さすがにあまり有名ではないにせよ元プロだけの事はあって、Yさんのギターは絶品。音の抜けが良くて、エレキだというのにあまりやかましくない。で、今日ステージで歌っていた女性ヴォーカルの方は何とこのYさんの娘さんだとか。最後の最後に衝撃の事実!…って程大げさでもないが。
で、いよいよ待ってましたのザ・セント・オー・ジーンズ(以下、S・O・J)登場。お馴染み「S・O・Jのテーマ」から入ってギター&ヴォーカルのハタヤン先生のMCをはさんで「長い髪の少女」、今回は結構声がよく出ていた(何だか聞くたびに上手くなっていってるなぁと思う)女性ヴォーカル・ともよちゃんをフィーチュアした「恋はハートで」「さすらいのギター」と淀みなくステージは進む。途中ハタヤン先生が歌手名を言いよどむというハプニングもなんのその。
次いで、アンコール用の切り札かと思われた「君だけに愛を」をここで披露!これは私も、一緒に聞いていた私のカルトGSにおける兄貴分・赤シャツのアニさんも驚いた!いやいや、ここで驚くのはさすがに早かった。今回はオリジナル2曲一気に披露というサプライズがあったのだ!!
一曲目「愛の終わりに」は知る人ぞ知るカルトGSの名曲、リンガーズの「恋はふりむかない」を下敷きにした、これまでのS・O・Jナンバーとは違うR&Bテイストに富んだ作品。ともよちゃんの振り付けも見事に決まっていた。それにしても、声は抜群に大人っぽいなぁ…。
二曲目はラストナンバーとして披露された「ダンス・パラダイス」。英語・日本語ちゃんぽんの歌詞とストレートなロックンロール調のメロディがこれまた今までとは違う感じで(いや、寧ろ何故今までこういうナンバーがなかったのか不思議なくらいだった)ノリノリだった。
その後、航空公園から若干離れた所にある(とは言え、歩いていける場所なんだが)コンサートホール・ミューズ内のカフェテリアで軽く食事しながら暫し歓談。
桜はもう盛りを過ぎてかなりの花びらが吹雪となって舞っていたが、私の状況はまだ「春遠し」。早いとこ「桜咲く」といきたいもんである。