シャツの上から4番目のボタン

ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

序〜カルトGSっていうけど、メジャーなGSが嫌いなわけではないんです。

さて、私は所謂「カルトGS」と呼ばれる、あまり有名でないGSがかなり好きという、同じ団塊ジュニア世代から見たらかなりヘンな音楽趣味をしている人間である。
今の音楽についてゆけなくなってかなり久しい私なのだが、それならそれで「ついていく/いけない」という問題ではないようなものを聞いてやれ、という一種のひねくれ心で聞き始めたところが、まぁはまることはまること。いつの間にやらリアルタイムで聞いていた人たちに比肩するほどの知識量を得てしまったことは言うまでもない*1
とは言え、底にはおのずから限界と言うものもある。カルトGS、と一口に言ってもそれこそピンきりで、海外の海賊版やらコンプリートアルバムに収録されて熱狂的なファンを獲得してしまったようなグループもあれば、箸にも棒にも引っかからないようなええくらいなグループもある。一方、所謂「GSブーム」の中心的な存在だったグループの中にだって、あまり知られていない曲もあれば、知られているのに個人的に「どうもこの曲はなぁ…」と言いたくなってしまう曲だってあるのである。
そこで、と言うか何と言うか、今回から休日に更新する予定の新カテゴリー「新GS創世記」では、メジャー・カルトの如何を問わず、私が書こうと思ったGSに関する話題を適当かつ手当たり次第に書き進めてみようと思っている。
今、オリコンチャートの一位って二万枚売れたら獲得できるらしいからね…ネット配信やらが多くてCDが売れてないからだそうなんだけど、それにしたって今オリコンで何が一位だったっけ?という時代になっちまって久しい。100万枚越えの大ヒット曲なんて今は昔の物語だろう。しかし、100万枚売れなくても世の中に残り続ける曲もあるし、たとえそのとき売れなくても何十年か経った後で物凄く親しまれるようになる曲もある。私が好きな「GS」という「ジャンル」にはそんな曲が多数含まれているのである。
ま、硬いことは言いっこなし。当面のテーマは、「カルトかメジャーかはっきりしないGS」。
所謂「一発屋」GS、結構有名なんだけど当時はそんなに売れていなかったGSと言ったところを手当たり次第に語ってみようかと思っている。
それでは、次回の更新時にまたお目にかかることにしよう。

*1:とは言え、やはりリアルタイムで聞いた人にはどうしてもその時代の「空気」というか「熱気」というかそんなようなものを感じていられたという点では明らかに負けてるんだが。