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ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

恐るべき「人類呆姦計画(じんるいほうかんけいかく)」とは?

さて、私がこの駄文で再三述べている「人類呆姦計画」とは何か?
おしりかじり虫が「地球外生命体」であり、「宇宙空間をロケットにハコノリして移動する」という凡そ非科学的な方法で宇宙を行き来していることは既に述べたとおりだが、では、何ゆえ彼らは地球へ来たのか?
多くの宇宙からの生命体の目的がそうであったように、彼らは人類を含む地球の生命体と何らかの形で接触を図りに来たのであろう。
だが、ロケットをいとも簡単に作り出す科学力と、生命維持に必要な大気成分の無い宇宙空間でも生存可能なサバイバビリティがあるにもかかわらず、「物事を深く考えられない」彼らは、地球へやってきたところでやることは変わらなかったのだ。
これは私の推測に過ぎないのだが、彼らの生まれた星には、人類の英知など足元にも及ばないような優れた科学技術の発展と、高度な文明の発達が存在したのではなかろうか。
しかしながら、彼らは所詮「おしりかじり虫」、尻をかじるより他に能のない生物であった。
従って、優れた科学力も、高度な文明も、彼らの前では子供のおもちゃ代わりにすらならぬ代物であったことであろう(このようなたとえは聊か乱暴かもしれないが、一応使いこなせているということからすると強ち間違いとも言えないようである)。
また、「おしりをかじる」という彼ら独自の習性は、他の生命体が存在して初めて実行に移せる類のものである。ということは、彼らの生まれた星には明らかに彼ら以外の生命体が存在していたのであろうことは想像に難くない。そして、それらの生命体は、おそらく地球人に酷似した容姿や特徴を備えたものであろうことは、彼らが不慣れな地球という星へやってきたばかりであるにもかかわらず、手馴れた感じで人類の尻をかじっているところからも容易に推測できる。

それと「人類呆姦計画」とやらと何の関係がある?と疑問に思われる向きも多かろう。
彼らが生まれた星の生命体についてはあまり多くは語られていない。
「そりゃそうだ、公式設定では彼らは『古代アッシリア発祥の妖精』ってことになってるんだから」
などとは考えない方がよい。あっちの設定の方が嘘っぱちだからである(をい)。
あんな変てこりんで妙ちきりんな生き物がよりにもよって自分たちの土地に住んでいたとイラクの人たちが知ってみろ、またぞろ彼らの中の急進的な一派は周辺諸国に武力侵攻をしかねないではないか。
そんなことは世界平和という観点からも避けねばならぬ事態であるからして、この公式設定は嘘っぱちにしなければならないのである。
第一、彼らはあまりに地球上の生物としては不自然極まりない生態や特色を備えすぎている。
異常に肥大化した頭部。
その頭部に比較して異常なまでに小ぶりな胴体。
さらに異常なまでに矮小な手足。
こんな不自然すぎる構成の生物は地球上にはまず存在しない事は、既に明白である。
空想科学読本」シリーズの著者・柳田理科雄先生が半ばネタとして語っていたのは、おそらく地球上の科学常識では彼らについて多くは説明できないと考えていたからであろう。

話が逸れた。
彼らが生まれた星の生命体は、その彼ら…おしりかじり虫がおしりをかじりすぎたことで滅んだのだ!

…あー、帰らないでください(涙)。どうかもう少し付き合ってやっておくんなさいやし。
彼らの特色が多く語られながら、私Uheno2000ことネット暇人ひっさつうへのによってその存在を嘘っぱち呼ばわりされた(笑)公式設定では、
 「彼らにおしりをかじられたものは幸せになる」
云々という意味のことが多く掲載されている。

…違う!断じて違う!(と古代進風に)

彼らの牙に仕組まれた恐ろしい物質…それは、おしりをかじられた人々に「幸せ」という名の幻影を見せつけ、その人物の精神を恐ろしいまでに破綻せしめる麻薬のような物質だったのである!

そうした物質を人類の体内に植え付け、人類が幻覚に苛まれ、精神を崩壊させている間に彼らは地球を乗っ取ろうとしていたのである。これが、「人類呆姦計画」のあらましである!!

彼らは、自らの生まれた星を、その「尻をかじるための牙」で崩壊せしめた。
この事実だけでも驚愕に値するが、真に驚愕すべき事実は、そうした恐ろしい行為を、彼らが、
「何も考えずに為しえた」ことであろう。何しろ彼らは「物事を深く考えられない」生命体なのだ。
恐らく、地球人たちももう少しで彼らの牙の前に崩壊の悲劇を免れえぬような事態を迎えていたとしたら…しかもそれが全く悪意のないようなあの変てこりんで妙ちきりんな生命体の手で為されたとしたら…考えるだに恐ろしいことではなかろうか。