シャツの上から4番目のボタン

ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

チケット取るのも社会人は大変なんだぞ、全く

いやぁ、全くワシとしたことが迂闊であった。シンデレラガールズ6thLive・ナゴヤドーム公演のライブビューイングチケットを先行予約して当選したのに金を払うのを忘れてしまい申込取り消しという憂き目に…しかしめげずに、今日ライブビューイング一般受付で見事チケットをゲット!しかも二日分!良かった、これで今年を締めくくれる!

…というわけで、名古屋ドーム公演も観覧記を書きます。ライブビューイングなので、寄った画が多くなる都合上、今まで以上に上っ面な感想ばかり述べることもあり得ますので、期待しないで待っててください。

というわけで、参りましょうか!

【短期集中企画…と言いつつ長期になりそうな連載】「アイドルマスターシンデレラガールズ」6thLive「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演2日目観覧記・第1回

~テトラさんありがとう!何だかのっけからいろいろあったなぁ~

以前「えどきゅう」という通称で呼ばれていたクイズ&ゲームサークルに所属し得いたころに知己を得たハンドルネーム「テトラ」さん(ホントは対外的には「TRAX」さんなのだが、会にいたころからの名残でそう呼ばせていただいている)から思いがけずチケットが一枚余っているのでよかったらご一緒しませんか?との誘いを受けた。確かその日は現在所属している「岩Q槻」の定例会だったか…とワシとしても珍しく番頭役のむろかつさんに電話連絡をしたところ、何と「そういうご縁は大事にした方が良いですよ」という趣旨のお言葉をいただき、参加できることに。いやぁ、持つべきものは良き友である。なぁ、ガンダム氏…。

何だかんだとmixiのメッセージで連絡を取り合いながら14時を少し回った頃にメットライフドーム到着。どうやら電池式サイリウムを持ち込んでも良いというのなら…と、乾電池を買いにメットライフドーム近くのファミリーマートへ。
…と簡単に書いたものの、実際には人が多すぎてなかなか前へ進めず、店内も客が列をなしている状態で、高々電池を買うだけなのになんてこった…と悔やむ羽目に。尤も、ここで電池を買えなければ今回は完全にアウトなんだが。何せ昨日の1日目では、片方のカラーチェンジ機能が電池の残量が足りなくなったせいか利きが悪くなっていたので、これはいかんわいと思っていたところだった。

さて、メットライフドームの傍らにある空き地では「フラワースタンド」と称したシンデレラのLiveの歩みが分かる展示やら物販スペース(休憩スペースも用意されていた)が所狭しと並んでいたのは、昨日同様…いや、昨日以上に人が多く集まっていた。こんな中でテトラさんを探すのは結構大変だなぁ…と思いつつ何度か携帯にて連絡を入れるも、「後でこちらから折り返します」と言われたきり…という状態が続き、そうこうしているうちに開場時間どころか開演時間までもが迫ってくるという仕儀に。
ワシはワシでかなりの人いきれと今朝起きてからの頭痛のせいか、立っていられないほど辛かったのだが、どうにかこうにか15:30ほどでテトラさんとの邂逅を果たす。何でも、例の「フラワースタンド」の中に入ったはいいのだが、内部担当のサイゲームスの社員の手際が悪かったらしく、全部見終わって出たのがギリギリの時間になってしまったらしい(そのせいか、折に触れて「ちっきしょーサイゲームスめー」とぼやいていた)。

昨日同様、「Yes!PartyTime」や「情熱ファンファンファーレ」などに合わせてコールの練習を行うプロデューサー諸氏の熱気が凄まじい。
また、これも昨日同様「日清カレーメシ」コラボ企画も行われ、昨日に続いてきたプロデューサーさんの中には「おいおいまたかよー」と苦笑いする人も。
そして、協賛企業読み上げの儀に続いて、アシスタントのちひろさんから諸注意、そしたら…世界で一番暑い夏の遊園地が幕を開ける!

…というわけで、本日はここまで。次回に続きます。

次回予告:昨日の春の遊園地に続いて、メットライフドーム公演2日目は夏の遊園地がテーマ。夏か…そう言えばあの曲は?まさかあの曲もありうるよな?プロデューサー諸氏のあらん限りの予想をはるかに超えて、今公演の幕が開く!
次回、「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演2日目観覧記・第2回。さぁて、どう生き延びるかな?

ここの所は飛び石出勤

明日が出勤、明後日が珍しいことに暦通りの休み、土曜日が出勤、日曜日が休み…何だか目まぐるしい。このままだと、メットライフの記憶がだんだんあやふやになってしまいそうで恐ろしい。

【短期集中企画…と言いつつ長期になりそうな連載】「アイドルマスターシンデレラガールズ」6thLive「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演1日目観覧記・第5回(一応最終回…の予定)

~行き着く間もない盛り上がりにプロデューサーのライフとウルトラオレンジのコンサートライトは残り僅か!疾風怒濤のラストブロック!~

前回、ワイルドワンズ加瀬邦彦がどうたらこうたら…と書いたことに対しての注釈。

ワイルドワンズ…まぁ、今の若い人たちは知らないだろうけれど、1960年代後半くらいに日本でもバンドブームが起こった時代があった。グループで音(=サウンド)を出していることから「グループサウンズ」略して「GS*1」などと呼ばれていたそれらのグループの中にいたのが、注釈で紹介するワイルドワンズなのである。
そのリーダーで、嘗ては寺内タケシ率いるバンド「寺内タケシとブルー・ジーンズ」のメンバーでもあった加瀬邦彦は、折角自分のバンドなのだから、と強いこだわりを持って楽曲作りに臨み、所属レコード会社の反対を押し切ってデビュー曲「想い出の渚」をリリース、大ヒットを記録する。そうすると、レコード会社は次なるヒットを求めて、「似たような曲をもう一度書いてくれ」とオファーを出すが加瀬邦彦はこれを拒否、メジャー・コードの「想い出の渚」とは対照的にマイナー・コードで押し切る「夕陽と共に」をセカンド・シングルとして用意する。
しかしながら「デビューの時に折れてやったんだから、今度はこちらの意見を聞いてもらう」というレコード会社側の鶴の一声に屈し、「想い出の渚」と似て非なる「小さな倖せ」をリリースするが、全くと言っていいほど売れなかったので、結局第3弾シングルとして発売されることとなった「夕陽と共に」の方が評判になった…というエピソードがある。
 加瀬邦彦は、大衆が飽きやすいことをおそらく感づいていたのだろう。だから、同じような楽曲をリリースするよりも、目先を変えた曲で聞き手を引き付けるというパターンを採った…というところか。

シンデレラガールズのソロ2曲目が往々にして第1弾と毛色が違って聞こえるのは、ワシにとっては加瀬邦彦の方法論が現代にも息づいている…というふうにも取れてならないのである(う~む、長いうえにまとまりを欠いているなぁ…)。

さて、気を取り直して最終ブロックの解説に移ろう。

小芝居はキュート勢。あんたんは棟方愛海になり切って、なつ姉の立派なお山に登ろうとして果たせず(苦笑)、そして川越名物「芋蔵」のサツマイモスティッククッキーを美味しそうにほお張る社長(爆笑)…また食ったのかあんたは(泣笑)。

23:Dreaming of You(なお坊)
・80年代のブラック・コンテンポラリーを彷彿とさせるおしゃれな雰囲気の曲調、そして一段と大人びた風情の川島さん…を演じるなお坊の歌声。奇跡のようなコラボレーションに、川島さんの声で「ねぇ、プロデューサーくん、デートしない?」なんて言われた日にゃ…ワシの隣で見ていたプロデューサーくんがかなり感激した表情をしていた。そうだろうそうだろう、さもありなん。

24:Dear My Dreamer(まっこもっこさん)
・もう今回のLiveのMVPはまっこもっこさんをおいて他にいるまい、と思わせるほどの熱演!
圧倒的な存在感、初ステージの時から格段に進化した表現力と歌唱力…すべてが桁違いに素晴らしかった!

25:炎の華(はら坊)
・漫画「シンデレラガールズ外伝 Wild Wind Girl」特装版の付録CDに収められていた向井拓海のソロ曲。いや、実に拓海らしいパワフルにして豪快な曲だとはおぼろげながら知ってはいたものの、ステージで見るとはら坊がホントに向井拓海にしか見えない!
ヤンキー座りで座り込む姿勢から一気に立ち上がって聴衆を煽り、サビ前の「覚悟決めろよ!」という歌詞のところで見事な上段回し蹴りを披露したり…もうとにかくパワフルでカッコいい!サブステージからセンターステージまで全力疾走してゆくのも実に「らしい」動きだった。そして最後まで声量が落ちない!個人的にはベストパフォーマンスは彼女だな、うん。

26:アンデッド・ダンスロック(ちっす・ちょこたん)
・これは今回やると思ってはいた。まさかステージで聞くとこれほどまでに熱い、乗れる曲になろうとは!
何と言うのか、ロックはロックでもタイトル通り「ダンスロック」…和製英語っぽいけど、踊れるロック、ということなのかな?とは言え、ギターの音色は軽快なだけでなく熱さも孕んでいるし、リズムも軽いノリのようでしっかりとエッジが利いたものだし、サウンドメイクという点ではツボを外さないところが見事。
加えて、「ホラー映画好き」という共通の趣味を持った松永涼白坂小梅による所謂「りょうこうめ」=「エンドリッチ・ロアテラー」の曲ということで、殊に二人のプロデューサーにとっては待ちわびていた一曲でもあっただろうから、会場の盛り上がりもすさまじかった。
ふと天井を見れば、ドームの屋根に骸骨模様やハロウィンのかぼちゃのお面のイラストが映し出されたり、照明効果も凝っていた。ライブビューイングだとどう映っていたのかなぁ…。

27:美に入り彩を穿つ(りっかさま・るぅちゃん)
・ここでユニット「羽衣小町」降臨!スピード感あふれるバンドサウンドによるイントロが流れた時点で会場のボルテージは最高潮に!
はんなりイメージの強い彼女たちにしては珍しい曲調だが、か細くとも会場全体に響き渡る声の強さと、二人の決然とした表情がそれはもう見事に調和している。シンデレラガールズの楽曲には、かなり特異な形で奇跡が含有されているのだな、と思い知らされる。

28:純情Midnight伝説(はら坊・やすきち・ちっす・まゆぽよ・ともとも)
・うわぁ!「炎陣」も来ちゃったか!しかもこの曲を馬車でやるとは!びっくりさせすぎだぞ!
しかも、はら坊もちっすもさっき歌ったばかりじゃないか!すごい、凄すぎだよアンタら!

29:Tulip(王子・あっさむ・ことみん・るぅちゃん・るるきゃん)
・うわわぁ!ワシらを殺す気か!今度は「LIPPS」だとお!?
ワンコーラス目をメインステージで、ツーコーラス目で動き出してセンターステージへ歩いてくる5人の姿はさながらランウェイを歩くスーパーモデルのよう。この会場内の熱さを感じていないかのようなクールさ、たまらないなぁ。

30:Happy New Yeah!(社長・はっしー・なお坊・ゆみりん・飯屋・ふーりん・あんたん・ともとも・まっこもっこさん)
・オリジナル歌唱メンバー全員+大人っぽさ+アイドル性+元気と情熱×2=今回のこの曲における盛り上がり!という数式が出来上がる…ワシは理系ではないのでこの書式で合ってるかどうかわからないが。
当然のことながらこれも馬車曲。それにしても今年の新年のイベント曲だったんだなぁ…時が経つのは早いものだ。新年会の時にガンダム氏が「今回のイベント、人選がひねってるのかどうなのかわからんなぁ…」なんて話していたのをふと思い出した。あの時はまさか彼がそれから数週間後にいなくなってしまうなんて思わなかった…。そんなことを思ってワシは一人悲しんでいた…ハッピーな曲なのに。

そして、ステージに全員が上がり、いよいよ最後の曲というアナウンスがなされたとき会場内がどよめく。
まだこの時点で時計の針は午後7時を回ったばかり。いくらなんでも早すぎやしないか?とワシも思ったものだった。
どうも、今から3年前に行われたアイドルマスター10周年記念ライブ時に、ライブがかなり長時間に及んだことで地域住民から騒音その他の苦情が寄せられたり、帰宅難民が大量発生したりということがあったので、それに対する予防線だったそうな。まぁ、こればかりは致し方ないところか。それでも、Live自体はとても面白かったし、いろいろと演者の皆さん・スタッフの皆さんみんな一丸となって素晴らしいステージを届けてくれた、そのことがワシらプロデューサー一人ひとりに伝わったことはもはやここで申し上げるべくもないことである。

31:Stage Bye Stage(全員)
・先ごろ行われた(らしい)ニュージェネレーションズのARLiveにて初披露された新曲を何と全員で、という趣向。
「stage by stage」という語法は聞いたことがないが、「step by step」の類似表現なのかな?そして真ん中の「by」をさようならの「bye」に変えることによって、ステージが終わり、観客に別れを告げ、また会おうねと約束をする歌…ということなんだろうな、歌詞からすると。
サビの部分で手を振るようなキャストさん一人ひとりの振りに合わせてコンサートライトが左右に揺れている。どっちから振るかなんて考えなくていい。また会えるんだから。

そしてキャストさんたちがはけたステージには「アンコール!アンコール!」の大合唱。ややあって、スクリーンにちひろさん登場。今回の業務連絡は…
①「アイドルマスターシンデレラガールズU149」オーディオドラマスタート
②リアル脱出ゲームやります
③「Merry Go Roundome」オフィシャルブック発売(これはほしい)
④「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」営業アップデート
⑤「アイドルマスターシンデレラガールズ」7周年記念キャンペーン実施中!
…とのこと。

そして、再びステージにキャストさんたちが登場する!

En1:Goin!!(全員)
・盛り上がった!いや、何度も聞いているはずのこの曲なのに、こんなに盛り上がったのはどうしてなんだろう?

この後、パッション→クール→キュートの順にまとめの感想を述べ(これも時間対策なんだろうな)、最後はこの曲で。

En2:お願い!シンデレラ(全員)
・最後まで残っててよかった!この曲を歌っている時のキャストさん一人ひとりの表情を見るのがすごく好きなんだよワシ!
…と言うのも、これで最後というアナウンスがあった途端にぞろぞろ、アンコールの途中でぞろぞろ、「お願い!シンデレラ」でぞろぞろ…と、まだ終わってないのに出口へ急ぐ人がかなり多かったというのが今回のLiveの特徴。いや、気持ちはわかる。わかるけども、急いで帰りたい気持ちはわかるけれども、そこはこう、…何とかならなかったのかい?
 
 というわけで、初日は無事に終了。
 えらくごった返した西武池袋線を秋津で降りて、秋津駅の真ん前にある富士そばでタヌキうどんを食べて行きと同じルートで岩槻まで帰宅。10時30分を少し回るくらいで帰宅したので、寝かけた母が驚いていた。
 それにしても、富士そばにも、武蔵野線にも、京浜東北線にも、東武野田線(アーバンパーク何ちゃらじゃねぇぞ)にも、こんなにたくさんのプロデューサーさんたちがいるのかと思うくらいにプロデューサーさんたちを多く見かけた。かなーり目立つ前川みくTシャツを着こんだ強者プロデューサーさんは岩槻で降りて行った。同郷の人かい!

 休む間もなく、日曜日は二日目。恐らく初日よりももっと盛り上がることだろうから気合を入れなおす。次も頑張るぞ!

次回予告:いよいよ次回から二日目!
待てど暮せど姿が見えない同行者、昨日三塁側今日一塁側、盛り上がりのボルテージはどう違うのか…様々な思惑を秘めて二日目の幕が開く。
次回「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演二日目観覧記・第1回。
意外に暑かったんだよなぁ…。

*1:「ガソリンスタンド」でも「学童疎開(byモト冬樹)でもない(意味不明)。

ひっさつうへの、右手薬指をケガする

何だか「必殺シリーズ」のサブタイトルみたいだなぁ。ま、実に説明しようのない経緯でケガしてしまったわけなんだが、未だに傷口がふさがる気配が見られない。大したケガではないのだが、意外に右手薬指ってよく使う指なのだなぁと痛感(まぁ正に「痛感」だが)している。

それでは、気を取り直して。

【短期集中企画…と言いつつ長期になりそうな連載】「アイドルマスターシンデレラガールズ」6thLive「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演1日目観覧記・第4回

~一転、しっとりとした装いのブロック、でも休めない~

再び小芝居開始。今回はパッション勢がメイン。先ほど歌ったキャストの方も多く、さくさくとスムーズに感想が聞けたのが良かった。

16:Proust Effect(ことみん)
・それにしても、ことみんは魅力的だなぁ…とつくづく思う。元々の容姿の良さは言うまでもないが細やかな表現力(主に表情)が何とも言えず素晴らしい。
以前何かの動画で(確か鷲崎健さんの番組だったかなと思うが)ゲストに出ていたことみんが歌っていたんだが、プロの歌手が裸足で逃げ出すような歌唱力だったことを思い出した。
さて、この曲は怪しい科学実験好きというリケジョアイドル・一ノ瀬志希の「秘密のトワレ」に続くソロ曲第2弾。最初タイトルを聞いた時点では「?」だったこのタイトル、「プルースト効果」と言って、特定の香りと共にその香りにまつわる出来事を思い出す効果…ということなのだとか。フランスの小説家マルセル・プルーストの大作「失われた時を求めて」の描写から名付けられたのだそうである。うーむ、勉強になるなぁ。
男性プロデューサーのみならず、女性プロデューサーからも熱烈な歓声が上がっていたのが印象的。結構女性ファン多いんだよなぁ、志希。

17:桜の頃(ちょこたん・りっかさま・あんたん・ゆみりん)
・あれ、オリジナルでこの歌を歌っているメンバーってりっかさまだけじゃんか…。とは言え、四者四様の声が重なり合って、スクリーンに映った映像も「スターライトステージ」のイベント画面を想起させるような色どりで美しかった。
実は、ここで歌っているキャストさんをよーく見ると「立理香」「守ゆみり」「本彩」「咲千依」…と言った具合に、芸名の中に花、もしくはそれに類する字が使われているという、まるで暗号みたいな共通点があったのである!…まぁ、これは各種掲示板等で知った事実の受け売りなんだが(涙)。
今回はホント、ちょこたん大活躍だなぁ。

18:If(王子)
・バラード曲が続く。次は17歳にしては大人びたクールなアイドル・速水奏のソロ曲第2弾。前作「Hotel Moonside」のアップテンポなEDMサウンドから一転、しっとりとしたバラード曲。歌詞に込められた感情が切ないなぁ。
一昨年・昨年と、初めてステージに上がるキャストの人たちを陰ながら支えてくれていた(本人はそれを言われるとひどく照れる)王子。ステージでの存在感も年々大きくなってきている。

19:薄紅(りっかさま・ふーりん・じゅりー)
・京都出身のはんなりアイドル・小早川紗枝のソロ曲第2弾を、実家が花屋の渋谷凛、花を咲かせるのが大好きなアイドル相葉夕美と共にという趣向。いい人選だ。
またステージ映えするヴィジュアルなんだなぁ、これが。

20:Private Sign(るぅちゃん)
・紗枝の次は周子という、ユニット「羽衣小町」リレーですな。こちらもソロ曲第2弾。
るぅちゃんも初ステージの物怖じし無さっぷりから安心して見ていられるキャストなんだが、もうどこからどう見ても塩見周子そのまんまというくらいの一体感である。
全体的にソロ曲第2弾は、総じてデビュー曲と印象をガラッと変えた曲が多いが、そういった点に気を付けて聞いてみると、ワイルドワンズ加瀬邦彦はやはり先見の明があったのだなぁ…と思わずにはいられない。

21:桜の風(りっかさま・社長・のじょ・ななみん・なお坊・王子)
・あれ?これもオリジナルで歌っている人…しまった、ワシこの曲知らなかったわ(焦)。多分いっぺんも聞いたことがなかった(泣)。

22:クレイジークレイジー(ことみん・あっさむ)
・ついこの間まで行われていた「スターライトステージ」内のイベントで使われた曲。曲はポップなのだが歌詞は切なく、振付は可愛いのだが歌い踊っているキャスト二人は無表情…という二律背反が持ち味のナンバー。
ことみんは言うまでもないのだが、こんな切なそうな顔をして歌っているあっさむを見たのはこれが初めてのような気がする。いつもまぁ能天気で明るいキャラを前面に押し出しているせいか、たまにこんな表情をされると「?」ってなる。

さて、この静けさの反動が何となく怖い気がするのはワシだけであろうか…(続く)
次回予告:弾けろ歓声!吹き飛べ理性!限界以上の盛り上がりに、細かい理屈は要りはしない!ここでやらなきゃどこでやる!
次回、「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演一日目観覧記・第5回(最終回)。
君よ、考えるな、この盛り上がりを感じるんだ!

う~ん、何てタイトルにしたらよいものやら

ホントに日常茶飯事だなぁ、こりゃ。

【短期集中企画…と言いつつ長期になりそうな連載】「アイドルマスターシンデレラガールズ」6thLive「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演1日目観覧記・第3回

~もうもりあがるしかない!覚悟を決めたプロデューサーたちの激闘~

今回は各キャストのMCに代わり、台本持参の放送劇という体で各ブロックの曲を振り返るという趣向が導入された。
これまでのシンデレラ一門によるある種無軌道でカオスで冗長性の高いMCも悪くはないのだが、如何せん退場時間制限というものがあるようで、また以前アイドルマスターのイベント「M@ster of Idol World2015」の際に帰宅難民が大量発生したという経緯もあるため、今回のような形式をとるようになったらしい。
とは言うものの、台本は練りに練られており、構成・プロットとも申し分ないものであったことは言うまでもない。これについては、主演直後の各掲示板では賛否両論かまびすしかったが、ワシ個人的にはやや物足りなかったかなぁ、と。あのカオスさも含めてシンデレラガールズだと思っていたので、惜しかったという気はある。
天国のガンダム氏はどう思うだろうか…。

8:Radio Happy(ななみん)
・おお!この曲もやってくれるのか!そう言えば大槻唯は埼玉出身だった!唯、おかえり!飴たくさんやるぞぉ!(以下、筆者興奮しすぎて感想にならず)

9:DOKIDOKIリズム(のじょ、だてちゃん)
・続いては馬車に乗った両名によるこの曲。ちゃんと「助けておねーちゃーん」という歌詞が「助けて笑美ちゃーん」になっているという芸コマな一面も。
今回はキャストの人選にも各掲示板等でいろいろと取りざたされてたようで、だてちゃんは二日目に回した方が良かったのでは?という意見も多く見られた。なるほど、確かに今回は自分が歌っている曲がほとんどなく、誰かのサポートに回ってばかりだったしなぁ…。

10:Dreaming Star(じゅりー)
・ジュリーだがドタキャンはしない(意味不明)。
アニメ「シンデレラガールズ劇場」第3期の最終回を飾った曲が早くも登場。フルで流れるのは初めて…かな?
今回は亜麻色のウィッグで相葉ちゃんになりきっていたなあ、じゅりー。

11:凸凹スピードスター(まりえってぃ、ゆみりん)
・「永遠の17歳」を自称するアイドル・安部菜々(祝・7代目シンデレラガール襲名!)とアイドルとしては薹が立っている年齢である”しゅがぁはぁと”こと佐藤心のユニット「しゅがしゅがみ~ん」の楽曲がここで登場!やべぇ、この曲何だか楽しい!コールの入れ甲斐があって、思い切り叫べて(「やれんのかおまえらぁ~!」「おぉ~っ!」「いけんのかおまえらぁ~!」「おぉ~っ!」)、ストレス解消にはもってこいだなぁ。

12:Jet to the Future(るーりぃ、やすきち)
・おぉ!これもやりますかここで!それにしても現地公演では、手拍子の音さえもが大地を揺るがすような響きで迫ってくるからすごい。
多田李衣菜木村夏樹というシンデレラガールズを代表するロックなアイドル2人によるユニット「ロック・ザ・ビート」の楽曲で、何と言うかストレートなロック・サウンドが心地よい。ワシみたいなおっさんにも非常に親しみやすい曲である。

13:Twin☆くるっ★テール(るるきゃん、のじょ)
・続いて今度発売される予定の「スターライトステージ」用楽曲が早くも登場。
二曲続けてハイテンションな楽曲が続いたので、ここでキュートな印象の楽曲を挟んでくる構成が心憎いところ。
美嘉と莉嘉の城ケ崎姉妹によるユニット「ファミリアツイン」の今までありそうでなかった持ち歌ということで、実の姉妹以上に仲の良い(ホントです)この二人の名コンビ

14:Virgin Love(まゆぽよ、はら坊)
・今度は漫画「アイドルマスターシンデレラガールズ Wild Wind Girl」の単行本付録CDからの楽曲。歌うはこの漫画の主人公で元レディースのヘッドという異色の経歴の持ち主である向井拓海(CV:原優子)と、何故か彼女にくっついて回っているガテン系ねーちゃん・藤本里奈(CV:金子真由美)の二人によるユニット「ノーティーギャルズ」。
とにかく声量のあるはら坊と、第4回・第5回と場数を踏んですっかりステージ慣れしてきたまゆぽよのガチの歌唱に声援のヴォルテージも上がりまくり!

15:Wonder Goes On!(なつ姉・るーりぃ・やすきち・まりえってぃ)
・何と!ここで「アスタリスクWithなつなな」!ここでこの曲か!まぁユニット全員揃っていることだしやらない手はないよな!
熱いブロックの最後はこの曲で楽しく締めとなる。間奏のエアギターの部分は本当にキャストの皆さん楽しそう。

というわけで、本日はここまで。次回をお楽しみに!
次回予告:枯葉の季節に桜が舞い、幻のように揺れ動く面影に心を揺らす乙女心…メットライフドームに様々な心もようが浮かんで消える。
次回「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演一日目観覧記・第4回。
涙を忘れた男たちにも、はかない恋を思い出させる…。

八百善の家に与兵衛あり…もとい、積善の家には必ず余慶あり(謎)

今日から仕事に復帰。本日予定している以外の居室のリネン交換をある職員さんから頼まれたので、ぱぱっと仕上げたら、後でお昼前に菓子パンをいただくこととなった。何だか知らないが無性にありがたい。

【短期集中企画…と言いつつ長期になりそうな連載】「アイドルマスターシンデレラガールズ」6thLive「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演1日目観覧記・第2回

~おいおい大丈夫なのか?持つのかワシら?~

一曲目「イリュージョ二スタ!」が終ると、簡単なメンバー紹介。埼玉が地元の城ヶ崎美嘉を演じるるるきゃんはいつになく期するものがあるし、りっかさまの役柄のはんなりとした喋りから一転素に戻る口調はもはや芸の域に達しているしで本当に十人十色。

2:気持ちいいよね!一等賞(まっこもっこさん、ともとも、だてちゃん)
・イントロの「ファイト!ファイト!レッツゴー!」というところを全員でやってたからまさかの全員曲か?と思いきやイントロが終ると他のメンバーが一斉にはける…あ、いつものアイマスのパターンか、これ。
 球場ということでここは野球好きアイドルの出番だよねと、いつも以上に気合が入る姫川友紀役のまっこもっこさん、シンデレラガールズでも一二を争う声のでかさには定評があるともとも、そして、笑い以外でもみんなを盛り上げられそうなだてちゃんと、三者三様の「一等賞」が炸裂するなかなかの滑り出しである。

3:HaruRunRunRun(あんたん・社長・なつ姉)
シンデレラガールズの新展開として昨年発売された「Seasons M@ster」シリーズの「Spring(つまり「春」)」から。たぶん初披露、そして昨年放送されたアニメ「シンデレラガールズ劇場」第2期においてまさかのサプライズボイスがつくこととなった棟方愛海役のあんたんもたぶん初ステージ…でいいんだよね?
第1回からずっと参加している(毎回ではないけど)社長・なつ姉の強力なサポートを得て、実に堂々としたステージさばきを見せてくれた。声質もアイドルらしくて良し。問題は音程かな?

4:TOKIMEKIエスカレート(るるきゃん・まゆぽよ・ななみん)
るるきゃんの「おっまたせーっ!私たち、セクシーギャルズでーっす!」というセリフと共に実に実に久しぶりのこの曲をこの面子で!会場のボルテージが一気に上がる!もう、コンサートライトの光の塊が右に左に物凄い勢いで揺れていたのが印象的だった。

5:ニャンと!スペクタクル(なつ姉・ちょこたん)
・なつ姉が九官鳥になる(意味不明)この組み合わせで前川みくの2曲目を。
それにしても、ちょこたんの早口言葉でみんな驚いていたようだが、あれくらい演劇人にとっては基本だぞ!?声優にとっても…まぁ基本…なんだけど…でも何だろうこの難易度の高さは(嘆)。

6:Story(はっしー・ふーりん・飯屋)
・テンション高い曲が続いて何だか会場全体が大変な雰囲気になったところでアニメ第1期の主題歌「Star!」のアコースティックギターによるメロディがゆったりと流れて…あ、このイントロは…そしてステージにはニュージェネレーションズ!うわぁ、このセトリは、マジで大変なことになってるぞ!持つのか、ホントに持つのかワシら!?
それにしても、ニュージェネレーションズの安定感の半端ないことと言ったら…言葉にできない。

7:Starry Go Round(全員)
・舞台袖に控えていた「馬車のような何か」が動き出した…人力で。いや、本当に屈強そうなスタッフたちが手で引いているんですよ、これ。
その上ではてんでにガールズたちが手を振ったりしながら歌っている。おお、正に「遊園地」ではないか!
因みにこの曲は、先週まで「スターライトステージ」内で行われていたイベント用の楽曲…なのだが、この二日間はこのイベントのテーマ曲といってもいいような感じになっていたことは公然の秘密である。コールの入れ方がこれまでになく複雑多様化していて、改めてシンデレラガールズの楽曲の深化のスピードに驚かされる。

何とか駆け足で最初のブロックを振り返った。まぁ、新曲が多めなのはわかっていたが、そんな中でも「TOKIMEKIエスカレート」のような初期からのナンバーなども忘れていない辺り、正に今回は何が出てくるか出たとこ勝負のような様相を呈してきた。だがもっと読めなくなるような仕掛けが次に用意されているとは、誰にも予想し得るものではなかったのである…。(続く)

次回予告:突然繰り広げられる小芝居、そして終わればまた怒涛の楽曲ラッシュ。古い曲と新しい曲、様々な元メディアの違いを乗り越え、珠玉の楽曲という花々に覆われた花畑が春の遊園地を七色に彩る。その花は、つややかなその色の向こうにいかなる夢を見せてくれるのか?
次回、「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演一日目観覧記・第3回。
きれいな花にはとげがある。ひっさつうへのにはハゲが…いや止そう。

今日までは4連休だった

その間何をしていたのかと言われると…まぁ、当然のことながら職場からいただいた休暇であるので大事に使わせていただいたのだが、今年で6回目を迎える「アイドルマスターシンデレラガールズ」のLiveに出かけていたのである。

今回のテーマは「遊園地」。そして舞台はドーム球場。今月が埼玉西武ライオンズの本拠地球場である「メットライフドーム」、そして来月行われるのが、中日ドラゴンズの本拠地球場である「ナゴヤドーム」である。

そして昨日、無事にメットライフドームでの二日間の公演が終わった。当初は初日のみで楽日は無理だろうな、定例会とも日が被っているし…と思っていたら、何と、えどきゅう時代に一緒だった嘗てのサークル仲間・テトラさんからチケットが一枚余ってしまったのでよかったらご一緒しませんか?とのお誘いがあった。なので、これはむげに断るわけにもいかないし、かと言って定例会は…と思いきや、番頭役のむろかつさんがゴーサインを出してくれたので、思いがけずも第2回Live以来の現地参加、さらに初の両日参加と相成った。

というわけで、そろそろ始めますよぉ!

【短期集中企画…と言いつつ長期になりそうな連載】「アイドルマスターシンデレラガールズ」6thLive「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演1日目観覧記・第1回

~何が飛び出すかわからない!?初の単独ドーム公演~

思いがけずチケットが取れた。本当に拍子抜けするくらいあっさりとチケットが取れたら、11月9日から11月12日まで職場で年に2回まで取得することを許可されている4連休を使わない手はなかった。気がついたら4連休もあっという間に取れていた。

2018年11月10日土曜日。
ワシは10:30(日本標準時)過ぎに家を出ると、大宮駅で途中下車。東口にあるドンキホーテグループの量販店でケミカルライトを購入する。そう、あの「パキッ」と追って光を出すアレである。調子に乗って10本パックなんぞ買ってしまって後で非常に悔やむことになってしまうのだが、それはまあいいとして(よくないっ!)。

大宮駅から埼京線にて武蔵浦和駅まで。武蔵浦和の駅前にある回転寿司屋にて少し豪勢な昼食。途中頼んだはずのハマチをそれと気づかずにキャンセルしかけるという大ボケをかますも、無事に武蔵野線に乗り換えて新秋津駅へ。そこからてくてく歩いて秋津駅から西武線に乗れば、西武球場駅はすぐそこである。そして、会場となるメットライフドームもまたすぐそこである。

他のプロデューサーのみんなが買い食いなどをしている中、ワシはあるプロデューサーさんの寄せ書き企画に書き込んだりなんかして暇つぶしをしているうちに、開場予定時刻が近づき、ワシはチケットと身分証(今回からチケットと共に身分証の提示が義務付けられている)を準備して入口へ向かう。野球の試合以外でここを訪れたのは、サークル仲間たちと共に見た渡辺美里の夏のコンサート以来かれこれ十数年ぶりくらいになるか。

初日のワシの席は三塁側。何だかいつもの野球の試合を見ているような雰囲気である。バックスクリーンが左前方に見え、ホームプレートが右斜めに見える丁度いい席である。多少下手側が見づらくはなるが、ステージ全体をほぼ見渡せる席であった。

さて、今回の出演者は次の皆さん。(敬称略。「キャストの名前(○○役/ニックネーム)」という表記)

cuteチーム
大橋彩香島村卯月役/はっしー
藍原ことみ一ノ瀬志希役/ことみん)
・金子真由美(藤本里奈役/まゆぽよ)
・髙野麻美(宮本フレデリカ役/あっさむ)
立花理香小早川紗枝役/りっかさま)
三宅麻理恵安部菜々役/まりえってぃ、ここまでが二日共通)
大坪由佳三村かな子役/社長)
高森奈津美前川みく役/なつ姉)
・藤本彩花(棟方愛海役/あんたん、ここまでが一日目のみ)

Coolチーム
福原綾香渋谷凛役/ふーりん)
飯田友子速水奏役/王子)
・桜咲千依(白坂小梅役/ちょこたん)
・ルゥティン(塩見周子役/るうちゃん、ここまでが二日共通)
青木瑠璃子多田李衣菜役/るーりぃ)
千菅春香松永涼役/ちっす)
東山奈央川島瑞樹役/なお坊)
村中知大和亜季役/ともとも、ここまでが一日目のみ)

Passionチーム
原紗友里本田未央役/飯屋)
花守ゆみり佐藤心役/ゆみりん)
・原優子(向井拓海役/はら坊)
安野希世乃木村夏樹役/やすきち)
山本希望城ヶ崎莉嘉役/のじょ)
佳村はるか城ヶ崎美嘉役/るるきゃん、ここまでが二日共通)
木村珠莉相葉夕美役/じゅりー)
・伊達朱莉沙(難波笑美役/だてちゃん)
杜野まこ姫川友紀役/まっこもっこさん)
山下七海(大槻唯役/ななみん、ここまでが一日目のみ)
以上27名のシンデレラたちである。
それにしても、シンデレラのキャストさんたちも増えたものである。何せ登場するアイドルたちは総勢183名!そのうち声がついているアイドルはつい最近声がついた人も含めると77人ということで、まだ半分以上声がついていないキャラクターがいるのだが、全員がステージに立つというのはもはや不可能に近い。にもかかわらず、ライブともなると足を運びたくなってしまうのが、このシンデレラガールズの魅力なんであろう。

さて、今回はスペシャルコラボ企画のような「日清カレーメシ」の映像クリップに合わせてカレーメシのお面(笑)をかぶってコンサートライトを振ったりするという開幕前の余興があったりするなど、いつもにもまして何だかおかしな具合の雰囲気も感じられたが、開演前に流れているシンデレラガールズの楽曲に合わせてみんながコールを入れたりコンサートライトを振ったりするお馴染みのシーンは何時もにも増して統制が取れていたように感じられた。
「Yes!Party Time」では間奏の間にウェーブが見られたり、「情熱ファンファンファーレ」では途中からスタッフがボリュームを上げると期せずして歓声が起こったり…何かホント、元気な人たちである。

そして恒例の協賛企業読み上げの儀。こうしてみると本当にコラボレーションしてくれる企業が増えたなぁ…と思う。

そして、アシスタントの千川ちひろさん(CV:佐藤利奈さん)からの諸注意の後、地元・埼玉出身という設定の城ヶ崎美嘉役・佳村はるかさんの司会で、何と!始球式が行われることに。
投げるのはもちろん、野球好きアイドル・姫川友紀役の杜野まこさん、打席に立つのは埼玉西武ライオンズのマスコット・ライヤ!

まっこもっこさん、投げました!と、球は意外にもえらい山なり…しかし、ライヤは豪快に空振り!まぁ、始球式のお約束だよなあ>空振り。

ということで、一頻り場が温まった後、荘厳且つ軽快なBGMと共に、ダンサーさんたちが登場、遊園地で働くメイドさんたちという体でパントマイムのようなダンスを披露、そして満を持してそれぞれのキャラクター衣装に身を包んだキャストの皆さんがステージに現れる!

はっしー「私たち!」
全員「シンデレラガールズです!」

1:イリュージョ二スタ!(全員)
シンデレラガールズリズムゲームアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」内のイベント用に作られた楽曲。ビッグバンドスタイルの陽気で豪華なアレンジがホントに心地よい。今回のテーマにこれほどふさわしい曲はあるまい。

…といったところで、本日はここまで。また次回をお楽しみに!
次回予告:ドームに春の風が吹く。時に冷たく、そして新たな季節の訪れを告げる温かな風が。それは、アイドルたちの躍動を彩る瀟洒な装飾なのか。
次回、「Merry Go Roundome」メットライフドーム公演1日目観覧記第2回。ドームと言えども吹き曝し。寒風・低音・ご用心。

久しぶりの日記更新はわが友の誕生日にして、今年のLiveに備えなければと決意を新たにすること

久しぶりの日記、そして、吉川英治の「新・水滸伝」ばりの長い副題である。

今日は我が畏友・ガソダム氏の誕生日。誕生日おめでとうのメッセージをとりあえず送った。もう返事が返ってこないことはわかり切ってはいるのだが、こうせずにはいられない。

ネットニュースで、菅井きんさんの死去の報を聞く。そう言えば近頃お見掛けしていなかったなぁと思うとともに、あまりの突然の訃報に愕然となる。
小さい頃うろ覚えで聞いていたGSやフォーク、歌謡曲の歌い手さんたちや好きで見ていた番組に出ていた人たちが次々に亡くなり、自分が知らず知らずのうちに年を取っていくことを悟る…ここ数年、そんなことから抜け出せずにいる。況して、友亡き今はそれが一層切実に迫ってくるように感じられる。

ガソダム氏、ワシは君の分まで精いっぱいに生きるから、あちらの世界でもう少しだけ待っていてくれ。少しでも君に土産話を持ってゆかねばならぬのだから。


【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」5th Live「Serendipity Parade」さいたまスーパーアリーナ公演二日目・ライブビューイング観覧記・第5回
~いよいよ最後のブロック!各々方、死ぬ気で盛り上げましょうぞ!~

そして後は、あの曲もこの曲も、みんなまとめてドドンとやるからみんなついて来い!というような気迫が感じられる疾風怒濤のセトリだ!

43:∀NSWER(インディヴィジュアルズ-1)
・「-1」なのは森久保乃々役のかりりんこと高橋花林さんがいないから。従って、星輝子役のさっつんこと松田颯水さん、今回初ステージとは思えないほどのパフォーマンスを見せてくれた早坂美玲役のあしゃかしゃんこと朝井彩加さんの2名のみ。とは言え、最終ブロックの一発目としては申し分なし。
最後のMCで「『私たち、インディヴィジュアルズです!』という名乗りは全員揃うまで取っておきます!」と高らかに言い放ったさっつん、その心意気大いに良し!
あ、タイトルは「アンサー」と読みます。

44:Jet to the Future(Rock the Beat)
・いよっ、待ってました!と声がかかりそうなこの曲も初披露。普段はおしとやかそうな木村夏樹役のやすきちこと安野希世乃さんと、普段はどちらかというと飄々としている雰囲気の多田李衣菜役のるーりぃこと青木瑠璃子さん。もうこの曲のイントロが鳴ったらキャラに入り込むどころか魂ごとロックに乗り移られたかのようなステージを見せつけてくれる。
実はちょっとしたアクシデントがあって、やすきちさんのイヤーモニタースピーカー(略してイヤモニ)が片方調子が悪くなってしまったのだとか。そこでそのイヤモニをわざと外して会場のノリを伴奏代わりに歌っていたのだとか。まぁもう片方が無事だったからできたんだろうなぁ。ただ、高音と低音、どちらかは確実に聞こえにくかっただろうとは思うけど、全くそんなことを感じさせなかったのはホントにすごい!

45:ラブレター(ピンクチェックスクール)
島村卯月小日向美穂・五十嵐響子の三人によるユニットが満を持していよいよデビュー!ということで、「デレステ」のイベント曲として初披露され、ライブでも披露されることとなった曲。イントロが聞こえた時の歓声と言ったら、もう、ね…(感慨無量)。

46:情熱ファンファンファーレ(ポジティブパッション)
本田未央日野茜高森藍子の三人によるユニットがついにその姿を現す!ということで、「デレステ」の…あ、文章使いまわしてしまった(泣)。これもイントロに乗せた未央…つまり飯屋さんの声でみんなが歓声を上げて…いやぁ盛り上がったなぁ。

47:Tulip(Lipps)
・もはや安定感以外の何物をも感じさせ…いや、聞くたびに見るたびにアップしてゆく演者一人ひとりの集中力が十二分に味わえる楽曲となった感のある曲。
この曲さえも箸休めになってしまうか、シンデレラガールズ!?

48:純情Midnight伝説(炎陣)
・今度は最初から5人そろってるぞ!おそらく先ほどの「Tulip」とこの曲あたりが今後の楽曲の中心になってくるのかな?と思う。

49:サマカニ!!(サマプリ)
・凄い、ホントに揃っちゃったよ…川島瑞樹役のなお坊こと東山奈央さん、日野茜役のちーさまーこと赤﨑千夏さん、堀裕子役のえりぴょんこと鈴木絵理さん、上田鈴帆役のなぁちゃんこと春野ななみさん、そして難波笑美役のだてちゃんこと伊達朱里沙さん!奇跡の競演だぜ!そして奇跡の楽曲だぜ!!もうノリの良さしか感じられないんだぜベイベー!(意味の分からないハイテンション)
一緒に手拍子打てて楽しかった!

50:夢色ハーモニー(全員)
・MCを挟んでプログラム上最後の曲となるこの曲。
毎回最後のMCが妙なテンションで盛り上がったり印象的な一言が出てきたりするものだが、今回はあっちゃんこと五十嵐響子役の種﨑敦美さんの、
「無事にやり遂げました。幸せです…イエスセレンディピティ
がプロデューサーさんたちのツボを刺激しまくって大変なことになっていた(苦笑)。

この後、ごく自然に巻き起こるアンコールの声、ちひろさんによる様々な告知等を挟んでアンコール。

51:Evermore(全員)
・もはやシンデレラガールズのLiveを締めくくるための楽曲となりつつあるこの曲。ライブが終った後も、彼女たちの歩みはとどまることを知らない…そんなことまで思わせてくれる、本当にいい曲である。

52:M@GIC(全員)
・テレビアニメのLiveの最後を飾った楽曲。この辺りから、感極まって涙ぐむプロデューサー諸氏の姿もちらほら…。

53:お願い!シンデレラ(全員)
・そして最後はやっぱりこの曲。立ち位置とか振り付けなど一切関係なしにみんなで盛り上がる、そんなラストこそがシンデレラにはふさわしい。

…いやぁ、やはり来て良かった。見てよかった、聞いてよかった。そして、また次のLiveも楽しみたいと、心の底から思った。
まだこれが完成形ではない。現に、披露はされたがまだオリジナルメンバーが揃っていない楽曲も何曲かあるし、出来栄えもまだまだの曲もおそらくあるだろう(我々プロデューサー諸氏が満足していたとしても、キャストの皆さんは完全には納得していないだろうし)。
だとしたら、次のLiveではもっと良くなっているはず、それを確かめたい…だからこそ、ワシらはまたシンデレラのライブを見に行きたいと望むのである。

…う~む、うまくまとまっているといいのだが。
まぁ、何はともあれ、ここまでのご精読、お疲れ様でした。