今頃になって夏が本来の自分を取り戻し、世はなべて体調不良の民溢れかえるのこと(「新・水滸伝」風に)。
いえ、別にタイトルに深い意味はないような気がするので…ただ何となく、妙に長いサブタイトルをつけてみたくなるというのは、いかなる場合にも存在するわけで(と、「北の国から」風に)。
【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」5th Live「Serendipity Parade」さいたまスーパーアリーナ公演初日・ライブビューイング観覧記・第2回
~新曲!ユニット曲全員集合!短いけれど飽きさせない第2ブロック~
MC後の楽曲はどれもこれも神がかった選曲!ほとんどがつい最近リリースされたりついこの間まで「デレステ」内のイベントでプレイされていたりした楽曲ばかりとあって、耳になじんだものもあれば初聞きとなる曲もあり、改めてこんなにシンデレラ楽曲って多かったんだなぁ…と感じずにはいられない、そんな感想を抱いた。
7. Kawaii Make My Day!(メローイエロー)
・メローイエロー…と言っても昔懐かしい飲み物ではなく(謎)、「シンデレラガールズ」ゲーム内のユニットで、構成メンバーは東京出身の空手少女・中野有香(CV:下地紫野、通称「しのしー」)、青森出身のフルートが得意なご令嬢・水本ゆかり(CV:藤田茜、通称「あかねる」)、そして大阪出身、三度の飯よりドーナツ好きという通称・ドナキチこと椎名法子(CV:都丸ちよ、通称「ちよちー」)。年は近いけど好きなものも考え方も全くバラバラ、しかしながら何故か仲がいい三人組なのである。そんな彼女たちのユニットデビュー曲は、つい最近まで「デレステ」のイベントで使用されていた楽曲とあって、イントロがかかった瞬間物凄い歓声が上がっていた。この3人が揃っている以上やらない手はない!
もともと「アイカツ!」等にも出演していて歌唱力には定評があるしのしー、普段はそんなでもないような言動…らしいのだが、とてもエレガントなたたずまいが印象的なあかねる、そして多分この公演ではかなりアップで抜かれた回数が多かったと思われる、ストレートに可愛らしい声と表情が目立ったちよちー…この3人の魅力が遺憾なく発揮されたステージだった。
背景の絵もイベントで使われた背景そっくりで今回は演者・演出両方の面で今までの公演のレベルを軽く超えてきているな…と思い始めた。
8. スローライフ・ファンタジー(ゆきんこさん)
・杏のソロ2曲目。もうどこからどう見ても歌っているゆきんこさんが杏にしか見えなくなる。楽曲自体もすごく不思議な感じの楽曲。淡々としていて、それでいてどこか捉えどころがないような…因みに、「スローライフ」って「Slow Life」じゃなくて「Throw Life」なんじゃないかな?などと余計なことを考えてみたり。
9. 桜の頃(春霞)
・春霞…と言っても…あ、自分の文体パクって使ってる(謎)。
「デレステ」内でのイベントで結成されたユニットで、メンバーは京都出身の舞妓はんアイドル・小早川紗枝(CV:立花理香、通称「りっかさま」)、鹿児島出身の何だか摩訶不思議なアイドル・依田芳乃(CV:髙田憂希、通称「ゆうゆう」)、奈良出身のドジっ子巫女さんアイドル・道明寺歌鈴(CV:新田ひより、通称「ひよりん」)、佐賀県出身のちびっこ剣道アイドル・脇山珠美(CV:嘉山美沙、通称「ジョン」)、そして三重県出身の忍者アイドル略して「忍ドル」こと浜口あやめ(CV:田澤茉純、通称「ますみん・スミス」)の5人。
和の情緒あふれる、切ない別れを歌った曲なのに楽曲の持つスケール感のせいか妙に心が高揚してくるという不思議な味わいのするこの歌を、オリジナルメンバーで見事に歌いきった5人…取分け全くの初ステージでもあったますみんのポテンシャルの高さ!
10. Sweet Witches' Night~6人目はだぁれ?~(すうぃっちーず)
・このユニットも「デレステ」由来。メンバーは「美味しいから大丈夫だよ」という迷台詞で知られる(苦笑)、甘いもの大好きアイドル・三村かな子(CV:大坪由佳、通称「社長」)、初代シンデレラガールにして、暑いと服を脱ぎたがる困った癖があるアイドル・十時愛梨(CV:原田ひとみ、通称「ダチャーン」または「ひとみさん」)、1メートルオーバーという巨乳の持ち主である酪農アイドル・及川雫(CV:のぐちゆり、通称「ちゃんゆり」)、先ほど登場した椎名法子、そして何故か加わった極度の人見知りアイドル・森久保乃々(CV:高橋花林、通称「かりりん」)の5人。
お菓子作りを通じて成長してゆくというストーリーと、チャーミングなメロディを持ちながら最後まで聞くと結構ブラックな歌詞に驚かされる完成度の高い楽曲とがマッチした結構いいイベントだったが、こうして楽曲だけ取り出して聞いてみると、高校の音楽部時代に取り組んでいたミュージカルを思い出してしまい、危うく涙が溢れそうになる。
ここでMC。何だかあっという間に休憩タイムかぁ…とびっくりするやらほっとするやら。
次回予告:ついに登場した最終兵器・トロッコ…もとい、馬車。圧倒的なその威力の前にSSAに詰めかけた観客の、ライブビューイング会場で観覧していた観客たちの熱気が一気に高まってゆく…次回「Serendipity Parade」ライブビューイング観覧記・第3回。
君は、生き延びることができるか⁉
おめでとう!花咲徳栄高校!
第99回全国高等学校野球選手権大会、所謂「夏の甲子園」は、我が地元・埼玉代表の花咲徳栄高校が、広島代表の広陵高校を14-4という大差で破り、埼玉県勢悲願の初優勝を成し遂げた。
いや、見てたんですよ。仕事しながら(をい)。正確にはシーツ交換がなかなか終わらなくて(まぁ気になってたってのもあるにはあるが)、やっと見始めたのは中盤からだった。
それにしても、一試合勝ち進むごとに強くなるチームというのは大会には必ずと言っていいほど出てくるものだが、今年はまさか花咲徳栄がそんなチームになろうとは。
最初に見た県大会準決勝・山村学園戦の「1・2番でチャンスを作って3・4番がきっちり返す」という形が、甲子園でも遺憾なく発揮され、勝ち進むごとにその形が洗練されていったように思う。そして大会を通じて滅多に大崩れすることのない綱脇君・清水君両投手の安定した内容の投球と、甲子園に入ってから調子を上げ始めた5番以降の打線…これらの要因が重なり合った結果、どこからでも点を取れる打線と相手に点を与えない守備力を持つチームに花咲徳栄はなっていったように思う。
まぁ、昨年覇者の作新学院や甲子園の常連・横浜、更には強豪・大阪桐蔭が早い段階で姿を消していたというのも要因としてはありそうだが、それを言ってはおしまいな気がするのであえて触れないでおくことにする(←ふれてるぢゃねーか)。
何はともあれ、おめでとうございます!
さて、お次はこちら。
【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」5th Live「Serendipity Parade」さいたまスーパーアリーナ公演初日・ライブビューイング観覧記・第1回
~これでもまだまだ序の口!?のっけから大変な盛り上がりの第1ブロック~
1.Yes!Party Time(全員?)
・まずは舞台。例によって例のごとく西洋のお城をイメージした舞台。今回はメインステージのみでセンターステージはなく、センターステージに段差が設けられていて、中央が出入り口になっているような構造になっているようである。
荘厳なシンセサイザーの奏でるメロディに乗せて舞台がライトアップされ、やがて軽快なマーチのリズムに合わせて大きなフラッグを捧げ持った出演者の皆さんが中央ゲートから次々と舞台に進み出てくる。この旗を持って行進、って何となく小学校か中学校の頃の鼓笛隊パレードを思い出した。時折旗を右に向けたり左に向けたりしながら、やがて舞台中央下に備えられたスタンドに旗を置くと間髪入れず、
「私たち、シンデレラガールズです!」
の声と共にこの曲のイントロが始まる!もう、1曲目からみんな総立ちだ!
2年前のライブビューイングでは何だかノリが悪かった気がしたが(と言うか、二年前は二日目の幕張が異常にノリが良すぎただけなのかもしれないが)、今回は曲中のウェーブも見事に再現!ワシもその盛り上がりの中に加われてよかった。
2.アップルパイ・プリンセス(ダチャーン、または”ひとみさん”)
・先ほどの曲紹介のところで「全員?」と表記されていたのはこの次の曲のため。
そう、1曲目の時点でまだ自己紹介を終えていない出演者がいたのだ…それがこの曲を歌った、ダチャーン、または「ひとみさん」こと十時愛梨役の原田ひとみさんなのである。
思えば3rd Live「シンデレラの舞踏会」に出演する予定だったところが、尾てい骨骨折というアクシデントに見舞われ不参加…という経緯があったため、誰よりもこの公演への出演を楽しみにしていたのはこのダチャーンを措いて他にはいるまい。そんな万感の思いがこもった、初代シンデレラガールズ・十時愛梨の持ち歌を見事に歌いきるダチャーン…いけねぇ、ワシまでもらい泣きしてくるわい。
最初聞いた時、「あれ?聞き覚えの無いイントロだな」と思ったものだが、この曲の作曲者がMC_TCことイノウエタクさんであったことを思い出して、「あ、ライブ用の長いイントロか」と妙に合点がいった。「Hotel Moonside」と同じ理屈である。
3.追い風Running(しまゆきちゃん)
・続いては、やっと声がついたばかりの期待の新鋭・しまゆきちゃんこと乙倉悠貴役の中島由貴さん。目力が物凄くある、いい目をしてます(個人的感想)。
やや上ずった声で音程も不安定ながら、堂々と歌いきった。いや、実にいい表情をしています。実際の乙倉ちゃんよりもボーイッシュさが優っている感じかな?
4.にょわにょわーるど(れいちゃま)
・続いては、仙台公演に続きみんなをリードする立場のれいちゃまこと諸星きらり役の松嵜麗さん。きらりの2曲目のソロ曲は、とってもきらりらしい電波…あ、いやその、とてもスケールのでっかいパッション溢れるナンバー。とにかくコール&レスポンスが楽しい!これに尽きる。もっと聞きこんで予習しておけばよかったとほんの少し後悔する。でも楽しかった。それは間違いなく真実である。
5.たくさん!(すみぺ)
・ワシ、完全に目が♥マーク(苦笑)。何度もすみぺことアナスタシア役の上坂すみれ様(をい)をアップにしていただいて、カメラマンさんありがとうございます(感涙)。
いやぁ、アップで見ると目がきれい!以前はこの目を活かそうとするあまりに変なメイクになってしまっていたすみぺだが、ここ数年は美人度が上がったせいかそんなに目の周りにメイクを施さなくとも十分きれいなんである。曲自体もすごくスキップしたくなるような楽しいリズムの曲で、これも聞きこんでおけばよかったと猛省することに。でも後悔はしていない。すみぺがすてきだからそれでいいのである(←いいのか!?いいのか!?そんなことでいいのか!?)。
6.FlipFlop(ジョン・ちゃんゆり・ひよりん)
・確か、ニコニコ生放送の番組でもトリオを組んでいた、脇山珠美役の嘉山”ジョン”美沙さん、及川雫役ののぐち”ちゃんゆり”ゆりさん、そして道明寺歌鈴役の新田”ひよりん”ひよりさんという、誰もツッコミ役が存在しない奇跡の三人組(失礼)によるこの曲。元々は「シンデレラガールズ」のアニメの初回限定ブルーレイについていたCDに収められていた楽曲で、リズムゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(以下「デレステ」と表記)」のイベント曲としても使われた曲。今やオリジナル歌手であるところの高森藍子・日野茜が歌っていた印象がどこにもないという楽曲でもある。つまりそれだけ普遍的に「シンデレラガールズの楽曲」という認識が強くなってきている曲ということか。
ジョンさんのあおりに合わせてワシもガソダム氏も会場の皆さんも「メーン!」と声を上げていた。
ここで小休止を兼ねてMC。いつもながらまっこもっこさんこと姫川友紀役の杜野まこさんの回しは手慣れた感があるなぁ。
少々涙ぐみながら自分の持参した旗をスタンドに置き、今日のこの日を待っていたと語るダチャーン、曲の終わりにマイクを外してなんて言っていたかを勝手に周りに推測されて全力で否定するしまゆきちゃん、ここが集大成だとばかりに今までのあおりパターンを全部乗せでやってみたと語るれいちゃま、練習中に「自然体でいいんです」とアナスタシアに言われた気がしたので、今回から髪を伸ばしてステージに立つことにしたとそんな大事なことをサラッと言ってのけるすみぺ、ツッコミ不在の3人組は物凄く仲良くこのステージに立てた喜びを我先に話す…と十人十色のパーソナリティにみんな笑ったり感心したり。あぁ、これが「シンデレラガールズ」のライブだと改めて実感。
「いやぁ、のっけからこんなに濃い面子が次々と出てくるなんてほんとに今日はすごいステージだよ!」と感慨深げにあおるまっこもっこさんに「いや、あんたも十分濃い面子だよ」とガソダム氏が突っ込んでいたのは内緒である。
いやぁ、これでもまた3分の1にも満たないんだよ。まだまだステージは続くがとりあえず今日はこの辺で。
次回予告:のっけから盛り上がったプロデューサー連中を待っていたのは、またしても盛り上がりだった。新ユニットとソロ2曲目、デレステのイベント曲と総選挙曲をコンクリートミキサーにかけてぶちまけたこのブロックは、SSA伝説の第2章。
次回、「Serendipity Parade」ライブビューイング観覧記第2回。この次も、ワシとヒマ話に付き合ってもらう(銀河万丈先生風に読んでいただけるとありがたい)。
暑い夏はもうすぐ終わる…のか?
今日は仕事が休みだったので、午前中はぼーっと過ごし、午後からは高校野球をテレビにて観戦。広陵高校の中村奨成くん、いやはや物凄い打者が出てきたものだ。
そして我が地元・埼玉県代表である花咲徳栄高校は、西東京代表の東海大菅生高校相手に9-6で勝利。9回に追いつかれて延長戦に入った時には負けを意識したが、ともあれ勝てて良かった。
明日はいよいよ決勝戦。両校とも悔いの残らぬよう全力でプレイしてほしいと切に願う。
さて、今年もやりますよぉ(棒番組のヒゲのディレクター風に)
【短期集中連載企画】「アイドルマスターシンデレラガールズ」5th Live「Serendipity Parade」さいたまスーパーアリーナ公演初日・ライブビューイング観覧記・第0回
~やっと参加できた「奇跡の大行進」その前哨戦~
8/12(土)、ワシと我が畏友・ガソダム氏はさいたま新都心駅のほど近くにいた。ここはワシらが愛してやまないコンテンツ「アイドルマスターシンデレラガールズ(以下「シンデレラガールズ」と表記)」の5周年記念ライブツアーの最終公演地・さいたまスーパーアリーナの最寄り駅である。
しかしながら、何かと忙しかった我々に現地観賞用のチケットが手に入れられるはずもなく、その賑わいを遠目に見つつワシらはさいたま新都心駅近くの商業施設「コクーン」に設置されている「アイドルマスター」関連のグッズショップを訪ね、ついでに会場の物販も見るという形で公演開始までの時間をつぶすことにしていた。
既に仙台・石川・幕張・静岡・大阪・福岡と6か所を回り、今回のさいたまスーパーアリーナが最終公演となるこのライブ、今更ながら思うが、無職で参加するわけにはいかなかった。昨年は已む無く無職だったが、二年続けてというのは…とワシも些か心に期するものがあった。高田渡の歌ではないが「浮浪者のままでは眠れない(高田渡「生活の柄」より。因みに作詞は沖縄出身の詩人・山之内獏である)」のである。
幸いにして6月から勤め始めた市内にある介護施設では清掃やシーツ交換などの地味な仕事をほぼ一手にワシがやることになっていて、今のところは大過なく無事に勤め上げていることもあって、そんな自分へのささやかなご褒美、そしてワシの長年の友であるガソダム氏への日ごろの感謝をこめて…という大義名分もある。人間生きるため死ぬためだけでなくとも大義名分は欲しいのである(「必殺必中仕事屋稼業」最終回のセリフを参照のこと)。
そして無事に買い物を終えて、これから向かう先はイオンシネマ大宮。JR川越線日進駅からかなーり歩いたところにあるイオン大宮店の4階にあるシネコンである。二年前のシンデレラガールズのライブ「シンデレラの舞踏会」初日公演で赴いて以来二年ぶりとなる。
何となく懐かしさの残る商店街(七夕祭りの時にはすごい数の飾り物で満たされるためか「七夕通り」と呼ばれている)を抜けて日進小学校の先を曲がると見えてくるのがイオン大宮店。そこの4階までエレベーターで上がる。
17:30開演のため17:00少し前から入場開始。恐らく今公開されているどの映画を見に来た人たちよりも多いであろうシンデレラガールズのプロデューサーさんたち(「アイドルマスター」シリーズのファンは一様にこう呼ばれる)が割とおとなしくスクリーン1へ入ってゆく。
ワシらの席はD列の12番と13番。しかしながらガソダム氏が座るはずの12番に何故か荷物が置いてある。何だろう?と思ったら、11番に座る人が間違えて置いてしまったらしいことが後で分かり、その後は共に今日は盛り上げてゆきましょう、と誓い合うことに。これこれ、こういう絆が「アイドルマスター」シリーズのプロデューサー諸氏をつないできたわけなんですよ。
そして開演15分くらい前にスクリーンの映像がスーパーアリーナ場内に切り替わる。もう、立錐の余地もないくらいの人、人、人…!幕間ではシンデレラガールズの楽曲が小さい音量で流され、それに合わせてコンサートライトを振るプロデューサーさんたちもかなり多い。もうすっかりおなじみの光景である。
やがて画面にはシンデレラガールズのアシスタント・千川ちひろさんのシルエットが浮かび上がる。しかしながら、今回は何だか画面の袖でしゃべっているような雰囲気もあり、会場からは「ホントはそこにいるんでしょー!?」とか「顔見せろー!」という声も上がっていた。
ややあって、これも恒例となった「協賛企業読み上げの儀」に続いて画面には突如今年の4月から6月まで放送されていたアニメ「シンデレラガールズ劇場」風のアニメが流れる。
Cute代表・「ちゃま」ことロリータお嬢様アイドル・櫻井桃華(CV:照井”ぱるにゃす”春佳)、Cool代表・未亡人風アイドル・三船美優(CV:原田”さやさや”彩楓)、そしてPassion代表・元婦警酔いどれアイドル・片桐早苗(CV:和氣”あじゅじゅ”あずみ)の3人が注意事項を読み上げるのだが、その際の画面転換の音楽及び演出がまんま「シンデレラガールズ劇場」だったので会場全体が暖かい笑いに包まれたことは言うまでもない。
そしていよいよ、「奇跡の大行進」初日の幕が開くことになる…!(続く)
次回予告:俺たちを待っていたのはそりゃぁもう、奇跡なんて言葉が陳腐になっちまうくらいのエキサイティングな光景の連続だった。最高に盛り上がって最高にほっこりして、最高に元気をもらえた初日の最初のブロック、一気に振り返ってゆくぜ!次回「Serendipity Parade」ライブビューイング観覧記第1回でまた会おう!(野沢那智さんっぽくよんでちょうだいね)
いよいよ明日は決戦だ!
と言っても、そんな物騒な話ではない。ワシがハマってやまない「アイドルマスターシンデレラガールズ(以下「シンデレラガールズ」と表記)」の5周年記念ライブツアー「Serendipity Parade」の最終公演・さいたまスーパーアリーナ公演がいよいよ明日に迫っているのである!
とは言うものの、4月から始まったこのツアー、ワシにとっては始まった当初は完全に蚊帳の外であった。何せ定職に就いているわけでもなく、バイト暮らしの日々をだらだらと過ごしていた当時の身の上ではチケットを得るどころの話ではなく、ただただ参加した人々の「感想戦」のようなコメントをネット上で拾うだけの空しい日々が続くだけであったのだ…少なくとも6月までは。
しかし!ワシも無事に就職が決まり、どうにかこの職場で働き続ける自信もついて、さあ後は趣味の充実だ!となった時にワシが真っ先に考えたのはこのさいたまスーパーアリーナ公演への参加であった。とっくに本公演のチケットは完売、ライブビューイングのチケットもあらかた売れてしまい…というタイミングであったが、キャンセルという事態がないわけではないのはどの公演も同じである。
そういうときのための強い味方・チケットキャンプにて、1日目のイオンシネマ大宮でのライブビューイングのチケットを二枚ゲットし、次いで2日目のライブブーイングのチケットを探したところ、イオンシネマ浦和美園が4枚という案内があったのでとりあえず二枚ゲット…したまでは良かったのだが、2日目は我が畏友・ガソダム氏が店の用事で行かれないとのこと。已む無くチケットは当日手渡しで誰かに譲るということに。まぁこれくらいは想定範囲内なので慌てない慌てない。
では、両日の出演者から傾向と対策(という名の妄想)を考えてみようではないか(以下「声優名の名字”ニックネーム”声優名の名前(役名)」で表記。因みに、演じるキャラの属性がキュートの場合はピンク、クールの場合はブルー、パッションの場合はオレンジで表記)。…と思ったけどそんなに時間もないので初日のみにしておこう。
一日目:
・五十嵐”ゆきんこさん”裕美(双葉杏役)
・上坂”すみぺ”すみれ(アナスタシア役)
・桜咲”ちょこたん”千依(白坂小梅役)
・大坪”社長”由佳(三村かな子役)
・嘉山”ジョン”未紗(脇山珠美役)
・木村”じゅりー”珠莉(相葉夕美役)
・黒沢”もよちー”ともよ(赤城みりあ役)
・佐藤”みーな姫”亜美菜(橘ありす役)
・下地”しのしー”紫野(中野有香役)
・洲崎”あやっぺ”綾(新田美波役)
・高田”ゆうゆう”憂希(依田芳乃役)
・高橋”かりりん”花林(森久保乃々役)
・高森”なつ姉”奈津美(前川みく役)
・田澤”ますみん”茉純(浜口あやめ役)
・立花”りっかさま”理香(小早川紗枝役)
・都丸”ちよちー”ちよ(椎名法子役)
・中島”しまゆき”由貴(乙倉悠貴役)
・新田”ひよりん”ひより(道明寺歌鈴役)
・のぐち”ちゃんゆり”ゆり(及川雫役)
・花守”ゆみりん”ゆみり(佐藤心役)
・原田”さやさや”彩楓(三船美優役)
・原田”ひとみさん”ひとみ(十時愛梨役)
・春瀬”なっぴー”なつみ(龍崎薫役)
・藤田"あかねる”茜(水本ゆかり役)
・牧野”まきのん”由依(佐久間まゆ役)
・松井”まつえり”恵理子(神谷奈緒役)
・松嵜”れいちゃま”麗(諸星きらり役)
・三宅”まりえってぃ”麻理恵(安部菜々役)
・杜野”まっこもっこさん”まこ(姫川友紀役)
・和氣”あじゅじゅ”あず未(片桐早苗役)
キュート・パッション11名ずつ、クール8名…しかしながら、クールでまだ本公演に出演していないキャストさんもかなりいるので或はサプライズもありうるかな?
個人的には、長らく「ゆかゆかのりこ」の名で親しまれてきたユニット「メローイエロー(昔そんな清涼飲料があったなぁ…)」のキャストさん3人が揃っているということで、その3人が歌っていたゲームアプリ「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(以下大変長いので「デレステ」と略表記)」内のイベントで登場した新曲「KAWAII Make My Day」はまず確定だろうから、フルで聞くとどんな感じなのかが非常に楽しみ。また、長らくその出演が待ち望まれていながらスケジュールの都合や不幸なアクシデントなどで出演できなかった原田ひとみさんの出演も楽しみ。歌唱力・表現力には定評のある人だそうだから、さぞかし盛り上がるんだろうなぁ。
さらに、正に個人的な感想で恐縮なのだが、美人度が高い…かな?すみぺは外せないし、まきのんさんも演じるキャラより美人度が高いし(個人的感想です)、もう何だか見てるだけで楽しくなってしまいそうである。
まぁ何はともあれ、存分に楽しんでまいります!
♪県営大宮球場では夏の県予選~、準決勝の熱気が~…何と戦っているんだろう?(謎)
のっけからいきなり長くて意味の分からないタイトルで失礼します(詫)。
早いもので、ワシが今の職場に勤めだしてもう一月が経過した。そして珍しく7月後半~八月前半のシフトは連休が組まれていることが多いシフトになっている。
そこで「そうだ、野球、行こう。」とJR東海だかどこだかの回し者みたいなことをつぶやきながら、ワシは県営大宮球場に足を運んだ。
照り付ける日差しにせせら笑われながらも、東武野田線(アーバンパークラインに非ず)を大宮公園駅で下車して、如何にもこれから野球観戦に行くぞと言わんばかりのおっさんたちや嘗ての高校球児であろうあんちゃんたちや家族連れなどについてゆくこと数分、ようやっと大宮公園内にある県営大宮公園野球場(以下、「県営大宮球場」と表記する)にたどり着いたのは試合開始10数分前。場内アナウンスで既に両チームの先発メンバーが発表されているその声を聴きながら、入場料500円(安い!)を払ってチケットを購入、入ったままの一塁側内野席に着く。
・浦和学院が2回に6番・秋山君(捕手)の本塁打で先制、5回にも秋山君の出塁(一塁手のエラー)からチャンスを広げ、9番・森川君(遊撃手)のスクイズで追加点を挙げ、試合を優位に進める。
春日部共栄は浦和学院の先発・清水君、6回から登板した2番手・渡邊君をなかなか捉えきれなかったが、7回に無死一、二塁から5番・谷島君(右翼手)の適時打とパスボールで同点に追いつくも3番手・佐野君に後続が抑えられ勝ち越せず。
9回裏、浦和学院は今大会注目のスラッガーとして名高い4番・蛭間君(右翼手)がヒットで出塁するとすかさず5番・山本君(中堅手)が送って一死二塁。続く秋山君はここまで好投を続けてきた春日部共栄の先発・大木君から交代した高橋君の前に三振に倒れるも、7番・本田君が二塁手の横を抜くサヨナラタイムリー!もつれにもつれた死闘に終止符を打った。浦和学院側の応援席からは「蛭間、足も速いんだな」と妙に感心した声が聞こえた。
4回にその回の先頭打者である二番・杉山君(一塁手)の打球を膝に受け応急処置を受けてなおマウンドに立ち続け力投した大木君、最後あと一歩のところで打球を捉えることができなかった二塁手・川端君両名の悔しそうな表情が印象的だった。
第2試合 山村学園 1 - 11 花咲徳栄 (7回コールド)
・花咲徳栄は1回、先頭の太刀岡君(中堅手)が死球で出塁するとすかさず盗塁とタッチアップで一死三塁のチャンス。3番・西川君(左翼手)の内野ゴロの間にホームイン、あっという間に1点を先制した。
1回・2回と花咲徳栄の先発・綱脇君の前に内野安打一本に抑えられていた山村学園は3回、遊撃手・岩瀬君のエラーで得たチャンスに1番・野邨君(右翼手)の右翼線を破る適時二塁打で同点に追いつくも、後続が抑えられ勝ち越しはならず。
その後は両軍ともチャンスにあと一本が出ない展開が続くが、6回、花咲徳栄は二死から8番に入っている綱脇君がヒットで出塁、先ほどエラーをした岩瀬君がセンターオーバーの適時二塁打で1点を勝ち越す。
その裏の山村学園の攻撃を三者凡退に抑えると、次の7回に目の覚めるような集中打を浴びせて先発・和田君及びその後続の投手陣を滅多打ち。制球に苦しむ山村学園のリリーフ陣を完全に呑んでかかって何とこの回だけで6安打3四球を絡めて得点を重ね、挙句の果てには西川君の満塁ランニングホームランという滅多に見られないビッグプレーまで飛び出して、何と何と一気に9得点を挙げ、試合を決定づけた。
この7回の攻撃だけで格の違いが明らかになったと言ってもいいわけなのだが…だったらなぜ最初から(泣)。
サヨナラゲームあり、コールド勝ちありとタイプの違う試合が見られて実に満足な準決勝であった。
というわけで、決勝は浦和学院vs花咲徳栄となったわけだが、…どっちが勝っても甲子園では一回戦で負ける気しかしないんだがダメかなぁ(泣)。
試合後は氷川神社の参道わきにある蕎麦屋で普通のそば・大根おろしにいくらが乗ったそば・とろろそばの三種のそばが食べられるセットを食す。そばが固めな以外は満足。
いやぁ、久々に休日を満喫した。暑かったけど、楽しい一日でした。
我が部屋にエアコンがつくことになり、とりあえず寝苦しい夜から解放されるのこと(「新・水滸伝」風に)。
ここの所、どういう訳か良いことが起こることが多い(悪いこともあるにはあるがこの際忘れることにする)。
母が某家電量販店の会員特別価格限定品であるところのエアコンを購入、ワシの部屋に取り付けてくれたのである(実際に取り付けたのは業者の方であるわけだが)。
ここ数日、寝苦しい夜が続いていた折も折、本当にありがたいことである。母とて今年は入院したり退院してもしばらく体調がすぐれなかったりと大変であるにもかかわらず、バカ息子たるこのワシにそこまで肩入れしてくれるだけでもありがたいのに…感激のあまり言葉が見当たらなくなりそうである。
それでは後半参りましょう、後半しゅっぱーつ(いかりや長介風に)。
またしても一か月近くご無沙汰してしまった。しかしながら、この一か月でワシを取り巻く状況は大きく変わった…と書くと何が起こったかと数少ない読者の皆さんは訝しがるかもしれない。
変わったのである…良い方向へ。
6月に入り、面接に明け暮れる日々が唐突に終了した…ということは即ち、ワシは仕事場を見つけた、ということになる。
辞める前までしていた介護の仕事を再びしてみようと思い立ち、市内にある介護施設の面接に応募したところ、そこの施設長がワシがはるか昔に卒業した大学の卒業生であることが分かり、まずは3日間の研修後、正式採用ということに。この、あまりにも意外過ぎる展開に驚いたのはワシばかりでなく母も、母からこのことを聞いた弟も大変驚いていたという。実に奇しきは人の縁か…。
そして3日間の件数を終え、6月16日、いよいよワシは介護職員(非常勤パート)としての生活をスタートさせた。
やることはかなり多く、体も頭も使うし気づかれもする。正直、どうしてそこまでやらにゃいかんの、と思うこともある。
でも、もう弱音は吐かない。後戻りもしたくない。やっと見つけた仕事だ、簡単に手放してたまるか。泥臭くてもいいからしがみついてゆくまでだ。
今のところは結構いいことの方が多いという、ワシの人生史上稀に見るほどの上出来具合である。
最初のイベントである紅白対抗運動会では障害物ジェスチャーで貴重な一勝を挙げる原動力となり、大会の締めに一曲歌う羽目になり…と何だかすっかり宴会要員と化している。
前述のとおり仕事の種類がかなり多いので最初のうちは閉口したが、時間帯によって大体やることそのものは決まっているので覚えてしまえば案外たやすいものである(とは言え仕事そのものは体力的にはかなりしんどいのだが)。
それにしても、前の職場でも思ったのだが、介護を要する高齢者と一口に言ってもその状態は様々で、まとめて一括りにするような対応はできるものではない。況して、入居者の方々を取り巻く状況は今日と明日では全く同じというわけにもいかない。
あれこれと対応に追われる介護職員を一人称で描き出す新作落語…あ、そんなのあったら面白そうかもしれないな、などと仕事中についそんなことを考えてしまったりもしている。
まぁそんなわけで、一時のどん底状態からはとりあえず脱却できた。根気よく頑張って、どうにか三月、三月もったら半年、半年もったら一年…と勤められるように努力していく所存である。