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ま、タイトル通り「あったってなくたって大してかわりゃしない(by古今亭志ん朝師匠)」blogであります(苦笑)。

やっと一仕事終わったか

今日は職場のクリスマス会の手伝いのためいつもと違う勤務体制に。昨年は完全に蚊帳の外だったわけだが、こうして手伝いだけとはいえ参加させていただいただけでも何だかありがたいと感じられるようになる。普段はあまり人同士の付き合い方に関して思いをいたすことのないワシなのだが、やはり人は一人では生きてゆけないわけだし、況してや仕事ならば尚更なのだなと思える。

前置きはこのくらいにして。

【短期集中連載…と言ったら短期集中連載なんだってば!】「アイドルマスターシンデレラガールズ」6thLive「Merry Go Roundome」ナゴヤドーム公演一日目ライブビューイング観覧記・第6回(最終回)

~次はUO標準装備だ!決意を新たにした最終ブロック終盤~

セクシーギルティの余韻も冷めやらぬ間に、パッションきっての個性派が牙をむく!

28:毒茸伝説(さっつん)
・うわぁ!マジでワシらを殺しに来ているぞ運営が!と急に動悸が激しくなったワシであった。
さっつんの悪そうな笑顔が実に印象的なヘヴィメタル調の楽曲で、これまた「アイドルマスター」シリーズ全体を見ても非常に珍しい一曲。
激烈そうな歌詞は意外にも「自分が育てている茸がすくすくと成長することを願う」という内容のものだが、使われている言葉が何だか不穏極まりないため伝わりにくいというきらいはあるものの、さっつんの迫力ある歌声とパフォーマンスでプロデューサー諸氏の心にしっかりと刻まれる一曲となり、披露されるたびに熱狂度が上がってゆく曲の一つに名を連ねることとなった。
欲を言えば今回は星輝子の2曲目「Pandemic Alone」が聞きたかったのだが…。まぁ、これはこれで良いから良しとしよう。

29:Trust Me(かみたん・飯屋・らなちゃ・まりえってぃ・まきのん・まいまい・せりぴ)
・惜しい!メットライフドームだったらことみんもいたし、後はM・A・Oさん(鷺沢文香役)がいてくれれば全員揃ったんだけど…という、先ごろ行われた第7回シンデレラガール総選挙でキュート・クール・パッション各属性のトップ3にランクインしたメンバーによる新曲。これまでの総選挙曲とは趣を変え、実に今風なミクスチャー・ロック(ゴリゴリとした質感のロック・サウンドにラップなどのヒップホップ要素などを混ぜ込んだロック。一般的にコアなロック・ファンからは敬遠される)という仕上がりに、多くのプロデューサーが度肝を抜かれた一曲。
既に先ごろ行われた「SS3A」では披露済みだが、ワシはフルで聞くのは初めて。いや、マジで歌うの難しくないか、これ?
とは言え、二人欠けてはいるものの、予想以上の圧の強い歌声はかなりのド迫力。「私を信じてついてきて」という、「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」にも通じるような力強さを感じさせるシンデレラガールズたちの新たな理想形が示されたように感じた。

30:∀nswer(さっつん・かりりん・あしゃいしゃん)
・うわぁ!おぉ!これは…「インディヴィジュアルズ」勢ぞろいだ!
「うちらインディヴィジュアルズが、このナゴヤドームを盛り上げるぞ!」というあしゃいしゃん…もとい、早坂美玲の宣言が、力強いイントロに乗ってナゴヤドーム一杯に響き渡る!バックステージからメインステージへ進んでゆくメリーゴーラウンドは一塁側にさっつん…もとい、星輝子、三塁側にかりりん…もとい、森久保乃々。そして残る早坂美玲はバックステージからセンターステージへ脇目も振らずに歌いながら歩を進めてゆく…頼もしささえ感じさせる、眼帯に覆われていない方の目に宿る強い意志!もうこの3人が揃った時点で無敵である。それくらいに強力な何かを見せつけたステージであった。

31:Trinity Field(ふーりん・まつえり・まいまい)
「トライアドプリムス」もか!何て恐ろしいステージなんだこのブロックは!

いやぁ、この曲は「デレステ」で初登場した曲で、ワシはその頃殆どプレイしていなかった時期なので(今もなかなかプレイする暇がない)、この曲についてはホントに不勉強だったのだが、こんなすごい曲だったのか…とただただ圧倒された。所々振付もゲームに合わせてきている箇所もあったようだし、そしてこの特殊な形のステージの再現…とはいかないまでも、曲の中盤から終盤に至る間際で天井からのカメラがとらえたステージには三角形の光に囲まれた3人の姿が…!もはやため息しか出なかった。
今回、UOを持っていなかったことをかなり公開したワシだが、この曲に関していえばUB(ウルトラブルー)を振るのもありだよな、と心から思った。

32:Stage Bye Stage(全員)
33(En1):Goin'!(全員)
34(En2):お願い!シンデレラ(全員)

終盤3曲はこれまでと同じなので特にない。
ただ、今回もたらされた情報に関しては、メットライフでの情報とは明らかにプロデューサー諸氏(ワシも含む)の歓声の上がり方が違っていた。
①デレマス(ブラウザゲームの方)にて「テイルズ オブ ザ レイズ」とのコラボレーション企画(今やっているツアー公演イベント)
②リアル脱出ゲーム開催(より具体的な情報だった)
③コミック「アイドルマスターシンデレラガールズU149」に外伝作品が登場!
デレステに新規楽曲追加(「Trust Me」など)
⑤久しぶりの「Cinderella M@ster」リリース決定!今回のメンバーは森久保乃々、佐藤心、そして…白菊ほたる!この時の歓声が一番大きかった!

…というわけで、ワシは帰り支度を始めたのだが、その時にふと、通路を隔てたワシの前の席がぽっかりと空いていたことに気づいた。
今年の1月に急逝した我が畏友・ガソダム氏が来ていたような気になり、しばらく呆然としていた。

開演予定時刻の16時を少し回った時点で始まり、終了は20時前。これから帰る人にも、しばらくどこかで食事をしながら余韻に浸りたい人にもちょうどいい時間だと思う。
ガソダム氏が健在であったらワシもそうしていたことだろう…今更行っても詮無いことではあるのだが、ユナイテッドシネマを出て駅へ向かう頃には少し冷たい風が吹いていた。
ワシは駅前のファミリーマートで単4の乾電池と、大宮のドンキホーテみたいな店でウルトラオレンジのケミカルライト10本セットを買い込み、明日の二日目に備えて帰宅の途に就いた。

翌日は泣いても笑ってもシンデレラガールズ年内最後のLive。気合を入れて臨むぞ!(次章に続く)

次回予告:亡き友の面影を胸に、ひっさつうへのは旅立つ。
4th・5thのライブビューイングを観覧した思い出の地、ユナイテッドシネマ浦和へ。
友よ、見ているか…一段と成長したキャスト一人ひとりの姿を。
友よ、聞こえているか…ナゴヤドームを埋め尽くした観衆の熱狂的な声が。
次回からの新章「Merry Go Roundome」ナゴヤドーム公演二日目ライブビューイング観覧記・第1回。
泣きが入りそうで怖い…。